【2026年度・最新受付状況】訪問介護等サービス提供体制確保支援事業補助金|自治体別の実施状況と活用法

介護施設の経営・運営改善

【2026年度・最新受付状況】訪問介護等サービス提供体制確保支援事業補助金|自治体別の実施状況と活用法

令和8年度(2026年度)も継続実施されている、訪問介護等サービス提供体制確保支援事業についての自治体別の補助金実施状況や、補助金の概要について解説します。

この補助金は、訪問介護事業所を運営する法人または個人事業主が対象で、都道府県または市町村(政令市・中核市等)が実施主体となります。まずは、運営地域の都道府県や市町村の介護保険担当課の公式サイトで最新の実施状況を確認することが重要です。

記事の後半では、訪問介護事業所の収益を改善するための補助金活用方法も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の筆者

  • 伊藤証

    伊藤証

    株式会社Giver Link 取締役 / スマート介護士Expert・宮城県公認介護テクノロジー導入活用アドバイザー

    「介護のコミミ」を運営する株式会社Giver Linkの取締役CTO。介護のコミミのコラム記事の執筆のみならず、YouTubeチャンネルにて100本以上の動画を通じての情報発信や、全国で行われる講演会などで講師も務める。

後でゆっくり読み返せるように保存しよう!

特定事業所加算の取得・維持って大変? より少ない負担とコストで対策する方法があります!

特定事業所加算の取得や維持のために要件を満たすにあたって、サ責や職員の業務負担が増えてしまいそうで不安ですよね。
そこで介護のコミミでは「コミミのチーム」というサービスを通じて、特定事業所加算の取得や維持のために必要な業務負担を劇的に軽減を実現します。
少ない負担やコストで特定事業所加算を算定できれば、事業所の収益改善やサービスの質向上に繋がるはずなので、ぜひ「コミミのチーム」を導入しましょう!

無料で資料請求もできます

コミミのチームについて詳しく知る
女性

都道府県・市町村別の補助金実施状況

令和8年度(2026年度)訪問介護補助金の自治体別実施状況一覧

以下は、令和8年度(2026年度)の訪問介護 補助金である「訪問介護等サービス提供体制確保支援事業」について、2026年6月19日時点で介護のコミミ編集部が各自治体の公式ページで確認できた実施状況です。受付状況は日々更新されるため、申請前に必ず各自治体の最新の公募情報をご確認ください。

都道府県 市町村 申請期限 受付状況 参照元リンク
北海道 函館市 未公表(当初予算で計上確認) 令和8年度当初予算に10,862千円を計上 函館市 定例会提出福祉関係資料(PDF)
岩手県 - 第二弾:令和8年5月16日~7月15日(第一弾は5月15日で終了) 第二弾の交付申請を受付中(5月26日更新)。予算上限に達し次第終了。以後、事業実施時期に応じて期限を区切る 岩手県公式サイト
秋田県 - 令和8年3月27日(終了済み) 事業計画の募集は終了 秋田県公式サイト
福島県 - 令和8年6月30日 令和8年5月8日~6月30日募集中 福島県公式サイト
埼玉県 - 未公表(当初予算で計上確認) 令和8年度当初予算で本事業費を計上 埼玉県 令和8年度当初予算(調書一括公開)
埼玉県 さいたま市 令和8年12月28日 4月1日~12月28日受付(補助対象期間:交付決定日~令和9年1月31日) さいたま市公式サイト
千葉県 - 令和8年5月31日必着(受付終了) 同行支援の交付申請・協働化の事前協議ともに5月31日必着で受付終了。追加募集の有無は県公式で要確認 千葉県公式サイト(令和8年度分)
神奈川県 - 通年(予算上限まで) 事前着手届受付中(4~6月着手予定分対象、予算超過時は終了) 神奈川県公式サイト
神奈川県 横浜市 令和8年12月28日 4月30日~12月28日受付中 横浜市公式サイト(令和8年度)
富山県 - 令和8年10月30日必着 受付中(10月30日必着) 富山県公式サイト
福井県 - 令和8年5月29日(募集期間終了) 募集期間(4月9日~5月29日)を終了。新規の交付申請受付は行っていない 福井県公式サイト
岐阜県 - 未公表(当初予算で計上確認) 令和8年度当初予算で本事業費を計上 岐阜県 令和8年度当初予算(財政課)
滋賀県 - 未公表(当初予算で計上確認) 令和8年度当初予算案で本事業を計上 滋賀県 令和8年度当初予算案の概要
大阪府 吹田市 事前:令和8年5月11日/交付:令和8年7月31日 事前交付申請は終了、交付申請は7月31日まで受付中 吹田市公式サイト
宮崎県 - 予算上限まで(要確認) 令和8年5月27日に令和8年度の公募を開始。人材確保・経営改善・カスタマーハラスメント対策等が対象。交付申請額が予算額に達した時点で受付停止 宮崎県公式サイト(令和8年度・公募)
鹿児島県 - 未公表(当初予算で計上確認) 令和8年度当初予算(案)に7百万円を計上 鹿児島県 令和8年度当初予算(案)説明資料(PDF)
山口県 - 令和8年6月12日必着(受付終了) 令和8年5月8日~6月12日の交付申請受付は終了。申請額が予算額を上回る場合は交付額を調整。次年度以降の実施は県公式で要確認 山口県公式サイト(令和8年度)
東京都 - 未公表(R8年度の交付要綱・申請期間は未定) 本事業のR8年度実施は継続。交付要綱等は詳細決定後に案内予定(R7年度申請受付は終了)。別途「地域を支える訪問介護応援事業」で採用経費支援等を実施 東京都福祉局(訪問介護等サービス提供体制確保支援事業)

補助金を活用して加算取得を実現

本補助金の「研修体制の構築の支援」を受給すれば、特定事業所加算や処遇改善加算の算定要件を満たす研修体制を整備できます。

特定事業所加算の運用負担を劇的に軽減「コミミのチーム」を見る

※本表のリンク先は、2026年6月19日時点で編集部がHTTPステータスおよび本文・PDFの記載内容を照合した一次情報です。金額・期限は改定される場合があるため、申請・手続の前に必ず各公式サイトの最新版をご確認ください。

※「当初予算で事業費を計上確認」とある自治体は、令和8年度に実施予定として予算化されていることを編集部が確認したもので、具体的な申請受付期間等は今後公開される可能性があります。最新情報は各自治体の公式サイトでご確認ください。

▶ 令和7年度の実施状況(参考)を表示

以下は、令和7年度に実施された訪問介護等サービス提供体制確保支援事業補助金の実施状況です。令和8年度の実施については上記の最新情報をご確認ください。

※掲載は一部の自治体に限られます。お住まいの地域で実施されているかどうかは、必ず所在地の都道府県または市町村の公式Webページでご確認ください。

都道府県 市町村 受付終了日 参照元リンク
北海道 函館市 ※期限明示なし:予算内で受付中 函館市市政ポータルサイト
北海道 札幌市 令和7年9月5日 札幌市公式サイト
青森県 - 令和7年9月30日 青森県公式ページ
岩手県 - 令和7年8月29日 岩手県公式サイト
宮城県 - 令和7年9月10日 宮城県公式サイト
埼玉県 - 令和7年9月30日 埼玉県公式サイト
埼玉県 さいたま市 受付期限設定なし(予算上限に達し次第終了) さいたま市公式ページ
埼玉県 川越市 令和7年10月31日 川越市公式サイト
神奈川県 川崎市 令和7年9月30日 川崎市公式サイト
神奈川県 横浜市 令和7年9月30日 横浜市公式サイト
神奈川県 横須賀市 令和7年8月29日 横須賀市 要綱PDF
神奈川県 相模原市 令和7年9月30日 相模原市公式サイト
富山県 - 令和7年12月19日 富山県公式ページ
山梨県 - 令和7年9月30日 山梨県公式ページ
岐阜県 - 令和7年9月30日 岐阜県公式サイト
愛知県 - 令和7年9月19日 愛知県公式サイト
京都府 - 令和7年9月5日 京都府公式サイト

※実施状況は随時変わるため、最新の情報は自治体のWebページによる掲載をご確認ください。受付期限が過去の日付となっている行は、令和7年度の情報として参考掲載しています。令和8年度の実施については各自治体の公式発表をお待ちください。

自分の地域で実施されているか確認するには

上記の表に掲載されていない地域にお住まいの方、または最新の実施状況を確認したい方は、以下の手順で確認できます。

  • 都道府県のサイトを確認:都道府県名と「訪問介護 補助金」または「訪問介護等サービス提供体制確保支援事業」で検索し、介護保険・高齢福祉担当部署のページを探す
  • 政令市・中核市の場合:市の介護保険担当課が独自に実施している場合があるため、市のサイトも併せて確認する
  • 直接問い合わせ:Webに情報がない場合は、所在地の都道府県または市町村の介護保険担当課に電話で問い合わせる

実施主体や対象種目は自治体ごとに異なるため、申請を検討する際は必ず公式の実施要綱や募集要項を確認しましょう。

訪問介護等サービス提供体制確保支援事業とは

厚生労働省が支援する、訪問介護サービスの人材確保と経営安定化を目的とした補助金です。

令和6年12月17日付で「訪問介護等サービス提供体制確保支援事業実施要綱」を制定し、令和7年度より各自治体が主体となって実施を開始しました。令和8年度も継続実施されており、各自治体が地域の実情に応じて種目を選択して補助を行っています。

参考:厚生労働省『訪問介護の提供体制の確保』および『訪問介護等サービス提供体制確保支援事業実施要綱』(PDF)

補助金の目的と背景

訪問介護や定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護といった在宅介護サービスは、高齢化社会において重要な役割を果たしている一方、これらのサービス分野では深刻な人材不足が課題となっており、サービス提供体制の維持・強化が求められています。

そのため補助金を通じて、人材確保体制の構築や事業所の経営改善を地域の特性や事業所規模に応じて支援し、必要な在宅介護サービスの提供体制を確保することを目的としています。

補助金の種目と具体的な支援内容・補助額

補助金は大きく「人材確保体制構築支援事業」と「経営改善支援事業」に分かれており、それぞれ種目ごとに支援内容や補助額が異なります。

区分 種目 支援内容 補助額
人材確保
体制構築
支援事業
研修体制の構築の支援 事業所が研修計画を作成し、介護職員の資質向上・定着促進を図る取組 1事業所当たり10万円
中山間地域等・離島等地域における採用活動の支援 中山間・離島地域の事業所が地域外求職者向け採用活動を行う際の費用 1事業所当たり30万円
経験年数が短いホームヘルパー等への同行支援 ベテランヘルパーが新人ヘルパーに訪問介護技術を指導する取組 中山間地域等
30分未満:3,500円/回
30分以上:5,000円/回

そのほか
30分未満:2,500円/回
30分以上:4,000円/回
その他人材確保体制構築に必要な支援 人材確保体制構築に資するその他の取組(実施主体が認めたもの) 自治体が必要と認める額
経営改善
支援事業
経営改善の支援 コンサルタントを契約し事業所の経営基盤強化・改善を支援 自治体派遣:30万円, 事業所実施:40万円
登録ヘルパー等の常勤化の促進の支援 登録ヘルパーの常勤化を促進するための賃金差額補助 常勤化するヘルパー1人につき10万円/月(3か月まで)
小規模法人等の協働化・大規模化の取組の支援 複数法人が協力し人材育成や経営改善を図る取組 要件(エ)含む:200万円, 含まない:150万円
介護人材・利用者確保のための広報活動に関する支援 介護人材や利用者確保のための広報活動(HP開設・改修等)。 1事業所当たり30万円
その他経営改善に必要な支援 経営安定化に資するその他の取組(実施主体が認めたもの) 自治体が必要と認める額

訪問介護補助金の種目と補助額の一覧(2026年度)

上記の種目について、主な補助基準額を以下にまとめます。

  • 研修体制の構築の支援: 1事業所当たり10万円
  • 経験年数が短いヘルパーへの同行支援: 30分未満2,500円/回、30分以上4,000円/回(中山間地域等は30分未満3,500円/回、30分以上5,000円/回)
  • 経営改善の支援: 自治体派遣型は1事業所当たり30万円、事業所実施型は1事業所当たり40万円
  • 登録ヘルパー等の常勤化の促進の支援: 常勤化する登録ヘルパー等1人につき1月当たり10万円(最大3か月)

なお、自治体ごとに採用している種目が異なり、必ずしもすべての種目が採用されているわけではない点に注意しましょう。

よくある質問

申請時期はいつですか

申請受付期間は自治体ごとに異なります。多くの自治体では年度前半(4月〜9月頃)に募集を行い、予算上限に達し次第終了となる場合があります。所在地の自治体公式サイトで最新のスケジュールを確認してください。

対象となる事業所の要件は

訪問介護事業所、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所、夜間対応型訪問介護事業所が基本的な対象です。自治体によっては事業所の規模や所在地(中山間地域等)による要件が設定されている場合があります。

他の補助金と併用できますか

同一の経費に対して国の他の補助金と重複して受給することは原則できません。ただし、異なる使途であれば併用可能な場合があります。詳細は実施主体である自治体の要綱や担当課にご確認ください。

収益を改善するための補助金の活用方法

補助金は臨時収入というわけではなく、あくまで目的が定められた支援金です。そのため、補助金を受給したからといって、それだけで事業所の収益が改善するというわけではありませんが、補助金をうまく活用することで経営を大きく改善できる可能性があるので、効果的な活用法を提案します。

eラーニングを導入して研修実施の負担を軽減する

訪問介護等サービス提供体制確保支援事業補助金の種目の1つである「研修体制の構築の支援」を受給し、研修体制の構築を実現できれば、要件を満たすことで新たな加算、もしくは上位の加算を取得できる可能性があります。

訪問介護の特定事業所加算や介護職員等処遇改善加算の算定要件には、それぞれ「研修体制の整備」が定められています。

特定事業所加算も介護職員等処遇改善加算も、上位の加算であれば訪問介護の場合、20%以上の加算率となっているため、補助金という一時的な支援金を継続的な加算収入に転換できる可能性があります。

なお、研修体制をこれから整備するのであればeラーニングの導入がおすすめです。

eラーニングの導入は、

  • 研修の準備の負担がなくなる
  • 職員の好きな時間に研修を受講できる
  • システムが自動的に研修の実施状況や進捗を管理してくれる

などといったメリットがあるため、忙しくて人手不足の事業所でも研修体制を構築しやすい環境を整えられます。

介護のコミミの以下の記事では、無料で始められるおすすめのeラーニングサービスを紹介しているので、ぜひ導入検討にお役立てください。

せっかくの補助金なので、これを機にeラーニングを導入し、業務負荷の軽減と加算の取得を同時に実現しましょう。

加算を算定するための要件整備に活用する

訪問介護の特定事業所加算は上位の区分であれば20%以上の加算率となっているため、補助金という一時的な支援金を継続的な加算収入に転換できる可能性があります。

特定事業加算といえば、体制要件を満たすための運用ハードルが高いと感じている方も多いかもしれませんが、この負担を劇的に軽減するサービス「コミミのチーム」を補助金活用して導入できる自治体もあるため、これを機に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

コミミのチームの詳細を見る

コンサルタントに経営改善の支援を依頼する

経営コンサルタントは報酬が高額なイメージがあり敷居が高く感じられるかもしれませんが、「経営改善の支援」種目を活用することで費用負担を軽減できます。

介護の経営に精通したコンサルタントに依頼することで、

  • 事業所の経営・業務上の課題が明確になる
  • 課題への対策が明確になる
  • 対策の実行が持続的になる

といった効果が期待でき、慢性的な人手不足や経営難の改善につながる可能性があります。

ちなみに、介護のコミミでも業務改善に関するご相談を無料で承っているので、いきなりコンサルタントに依頼するのはハードルが高い、という方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ無料

介護のコミミに相談する

まとめ

訪問介護等サービス提供体制確保支援事業は、人材確保と経営安定化を目的とした補助金制度です。自治体ごとに実施種目や申請期間が異なるため、必ずお住まいの地域の都道府県または市町村の公式サイトで最新情報をご確認ください。

補助金を活用して研修体制を構築し加算取得につなげる、またはコンサルタントによる経営改善支援を受けるなど、事業所の課題に応じた活用方法を検討しましょう。

パッケージ全体の枠組みや他の支援策との関係は、医療・介護等支援パッケージとは?(令和7年度補正で実施)の記事で整理しています。

訪問介護以外のサービスを含む全事業所向けには、パッケージの②サービス継続支援事業として、燃料費・光熱費・防災備蓄等に特化した補助金も実施されています。都道府県別の受付状況は、介護事業所等のサービス継続支援事業の記事で確認できます。

特定事業所加算の取得・維持って大変? より少ない負担とコストで対策する方法があります!

特定事業所加算の取得や維持のために要件を満たすにあたって、サ責や職員の業務負担が増えてしまいそうで不安ですよね。
そこで介護のコミミでは「コミミのチーム」というサービスを通じて、特定事業所加算の取得や維持のために必要な業務負担を劇的に軽減を実現します。
少ない負担やコストで特定事業所加算を算定できれば、事業所の収益改善やサービスの質向上に繋がるはずなので、ぜひ「コミミのチーム」を導入しましょう!

無料で資料請求もできます

コミミのチームについて詳しく知る
女性

介護のコミミとは

介護のコミミとは、介護や障がい福祉の事業所における課題解決のパートナーになるべく立ち上がった業務改善プラットフォームです。

業界最大級の数を誇るICTツールの掲載とその口コミから、あなたの事業所の課題に最適な製品を比較・検討ができるだけでなく、報酬改定や加算・減算、補助金などの最新情報、現場で使えるレク素材や資料のテンプレートなど、業務に役立つ様々なコンテンツを無料でご利用いただけます。

また、ICT導入について何かお困りごとがあれば、専任アドバイザーへお電話や掲示板を通じての無料ご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

介護のコミミについてもっと詳しく知る

特定事業所加算に必要な業務負担を軽減!

介護事業所を支援する企業・団体さま向け

介護のコミミでリード獲得や
事業開発を推進しませんか?

認知・リード獲得に加え、事業開発の仮説検証や講演・勉強会など、介護のコミミが築く専門的知見や業界ネットワークを活用し、御社を支援します。

介護のコミミを通じて実現できること