一体的サービス提供加算(旧：選択的サービス複数実施加算)とは？基礎から解説！

一体的サービス提供加算の算定要件ってなんだろう？
選択的サービス複数実施加算とは違うのかな？

本記事では、一体的サービス提供加算の算定要件や単位数などについて分かりやすく解説しています。

ちなみに、2024年度の介護報酬改定では、ICTツールの導入が必須もしくは推奨されている加算が多数導入されました。

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選択的サービス複数実施加算以外の加算に関しては、下の関連記事で確認することができるよ！

1.選択的サービス複数実施加算とは

選択的サービス複数実施加算とは、質の高い介護サービスを提供している事業所を評価する加算のことです。

選択的サービス複数実施加算は、介護予防通所介護(総合事業通所型サービス)・通所リハビリテーション事業所を対象に、運動器機能・栄養・口腔機能を向上させる複数のサービスの実施頻度の向上を促すのが狙いの加算です。

しかし、令和6年度の介護報酬改定により、2024年6月以降「一体的サービス提供加算」へと変更されました。

厚生労働省は選択的サービス複数実施加算の見直しについて下記のように発表しています。

2.一体的サービス提供加算の対象事業所

一体的サービス提供加算の対象事業所は以下の通りです。

・予防通所リハビリテーション

・介護予防通所介護(総合事業通所型サービス)

3.一体的サービス提供加算の算定要件と算定単位数

前述したとおり、2024年6月から選択的サービス複数実施加算から、一体的サービス提供加算に変更されました。

それに伴い、算定要件も変更されます。

改定後と改定前の変更点は以下になります。

算定単位数

改定後（一体的サービス提供加算）の算定要件

①栄養改善サービスおよび口腔機能向上サービスを実施

②サービスの提供を受けた日に、当該利用さへ栄養改善サービスまたは口腔機能向上サービスのいずれかを行う費を月2回以上設けている

※栄養改善加算、口腔機能向上加算を算定している場合は算定しない

改定前（選択的サービス複数実施加算）の算定要件

選択的サービス複数実施加算の算定要件を解説します。

4.選択的サービス複数実施加算の取得に役立つツールは「介護ソフト」

選択的サービス複数実施加算の取得に役立つICTツールは介護ソフトです。

複雑な算定要件や計算式だとしても、簡単な操作で請求データ作成やエラーチェックすることが可能です。

しかし、介護ソフトによって操作感（使いやすさ）や機能、価格は大きく異なるため、介護ソフトの比較検討はとても重要です。

すでに介護ソフトを導入されている場合でも、必要に応じて介護ソフトの再検討をしてみましょう。

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まずは資料で比較検討してみよう！気になったソフトがあればデモを見てみよう！