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スマート介護士のメリットをEXPERT合格者が解説(最短学習方法とは)

介護ロボット・センサーの選び方

スマート介護士のメリットをEXPERT合格者が解説(最短学習方法とは)

スマート介護士ってどんなメリットがあるの?料金や難易度は?どうやって勉強すればいいの?

このような疑問にお答えします。

スマート介護士は2019年3月に創設されたばかりの新しい資格です。

介護ロボットに関して、基礎知識から運用方法まで学べる資格として話題になっています。

ただ、この資格には賛否の声があります。

資格取得を目指して頑張る人もいる一方で、「取得しても意味がない」と考える人もいます。

そんな中、筆者はスマート介護士の取得にメリットを感じ、受験し、EXPERTを取得しました。

これが合格証書

スマート介護士合格証書(介護のコミミ)

試験の種類はBasic(ベーシック)とExpert(エキスパート)の二種類でした(2020年4月時点)。筆者は自称プロとしてExpertを取得してみました。

そこそこの勉強時間と費用はかかったものの、それ以上のリターンを得ることができたと思っています。

さて、本記事では取得するメリットを4つ説明した上で、スマート介護士合格までの最短学習方法もご紹介していきます。

5分程度で読める内容ですので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。

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スマート介護士とは(資格が生まれた背景と目的)

公式によると、スマート介護士は次のように定義されています。

スマート介護士とは 介護ロボット・センサー機器を効果的に活用して,介護の質の向上と介護業務の効率化できる,これからの時代をリードしていく介護士です。

介護ロボットに特化した資格とも言えますが、「スマート介護士」の資格が生まれた背景と狙いについてそれぞれ説明していきます。

背景は「深刻な人手不足への対策」

国内における人手不足は非常に深刻ですが、2060年には高齢化率は39.9%に達し、2.6人に1人が65歳以上になると言われています。

また、高齢者を支える介護職員の数は2035年時点で68万人も足りないと試算されています。

この深刻な需給ギャップに対し、国は外国人労働者の受入れや処遇改善などにより対策をしてきましたが、残念ながら問題解決には程遠い効果しか得られていません。

comitarocry.jpg
こみたろう

外国人労働者の受入れだけど、毎年1,000人以下の実績だね。ぜんぜん足りないね。

そこで注目されているのが、介護ロボットの活用です。

限られた人員で最大の効果を得るために、介護ロボットを活用していこうという流れがあります。

厚労省や経産省も積極的に補助金・助成金を出しています。

狙いは介護ロボットの普及

介護ロボットの普及率は非常に低いと言われています。

株式会社ウェルクスの独自調査によると、介護ロボットの普及率はたった5.8%でした。

なかなか普及しない理由として、介護ロボットに関する知識やスキルがないことが挙げられています。

その点において、スマート介護士を取得する過程で知識やスキルを身につけることができるため、結果的に普及率の向上につながると考えられています。

スマート介護士を取得するメリット4つ

スマート介護士の取得を目指した方がいい人もいれば、不要な人もいます。

これから紹介する4つのメリットのうち、どれか1つにでも当てはまれば、「取得を目指したほうが良い人」です。

さて、スマート介護士を取得するメリットは次の4つです。

・介護ロボットの知識が増える

・発言に信用性が増す

・施設によっては待遇が良くなる(転職も有利)

・条件を満たせばセミナーを開くことができる

それぞれ解説していきます。


[メリットその1]介護ロボットの知識が増える

やはり1番は介護ロボットに関する知識が身につくということです。

公式テキストに沿って学習することにより、効率的に幅広い知識を身につけることができます。

と、このように言うと次のように思う人もいるかと思います。

comisuke1.jpg
こみすけ

公式テキストなんかで学ばなくても、実際に介護ロボットに触れて学んだ方がいいんじゃない?そっちの方が覚えるだろうし

確かに、最初は筆者自身もそのように考えていました。

なぜなら、実践に勝る習得はないからです。

しかし、介護ロボットは13種類もあり、それぞれ運用方法や必要なスキルが異なるため、すべてに直接触れて学ぶには相当の時間と労力がかかります。

そのため、まずは公式テキストを使って座学し、ある程度の知識を得た上で必要な介護ロボットだけを選び、実践する方法が効率的です。

それでは公式テキストでは一体何が学べるのかを説明していきます。

公式テキストで学べること

スマート介護士の公式テキストでは次のようなことを学ぶことができます。

※各章に分けて記載していますが、実際のタイトルとは異なります。

第一章:介護ロボットとは何か(背景と課題)

第二章:介護の基本的な知識と考え方

第三章:現状の把握と課題抽出・改善案の立案に関して

第四章:介護ロボットの評価方法と考え方

第五章:介護ロボットの導入と運用に関して

第六章:介護業務支援システムの導入

おまけ:模擬問題

公式テキストは1〜6章で構成されていますが、ボリュームはA4サイズで合計100ページ程です。

他の民間資格と比べてもそこまでページ数は多くありませんが、内容は充実しています。

特に、多くの人に読んでほしいのは第五章の「介護ロボットの導入と運用に関して」です。

筆者の経験上の話ですが、多くの介護施設は「なんとなく」で介護ロボットや介護ソフトを導入していますが、その「なんとなく」は第五章を実践すれば改善すると考えています。

[メリットその2]発言に信用性が増す

資格保有者が発言すると「信用性」の面で有利に働くことがあります。

少し極端な例にはなりますが、弁護士とフリーターがそれぞれ法律の話する場合、「信用性」には雲泥の差がでます。

当然ながら「信用性」があるのは弁護士の方ですが、その弁護士の外見や性格がどうであれ「資格持ち」という点で信用性が生まれます。

そういった意味ではスマート介護士も信用性に関わると言えます。

例えば、介護ロボット導入に反対する勢力が多かったとしても、”きちんと勉強してきた”資格保有者だから話を聞いてもらえたと言うケースもあります。

もう少し分かりやすく例を出すと・・・

comitarosmile.jpg
スマート介護士

いろいろと学んできた結果、この施設にはベッドセンサーを導入すべきだと思います!この施設には夜間時の無駄な訪室が多いことが課題なので、◯◯を導入すれば30%改善見込みがあります!

エラい人

良し!それなら導入を検討してみよう!

このように、具体的な改善案を提示し、相手に受け入れてもらうためには、発言に知識と信用性が不可欠です。

大切なのはその人自身の知識や信用性ですが、スマート介護士は知識と信用性の「補助ツール」として役立つでしょう。

[メリットその3]施設によっては待遇が良くなる(転職も有利?)

法人によっては、スマート介護士を給与に反映しているケースもあります。

例えば、社会福祉法人善常会はスマート介護士を取得している介護職員に対し、資格手当を支給しています。

インタビュー記事によると、介護福祉士よりもスマート介護士Expertの方が資格手当を高くしているそうです。

善常会では介護福祉士よりも「スマート介護士Expert」のほうが、資格手当が高く設定されています。(ThinkLeopalaceより引用)

まだまだスマート介護士を資格手当に反映している法人は少ないものの、昇進や転職の際のPRポイントとして活用することもできそうですね。

[メリットその4]条件を満たせばセミナーを開くことができる。

スマート介護士Expert合格者が対象ですが、研修を受けることにより、自身でセミナー開催ができるようになります。

先日、筆者のもとに次のようなメールが届きました。

◇◆◇ スマート介護士ビギナー研修講師養成講座のご案内 ◇◆◇
新人介護職員や介護福祉士養成校の学生等に対して、
スマート介護士の考え方や視点を学んでいただく
「スマート介護士ビギナー」研修の講師を養成することになりました!
(中略)

【受講対象】
・介護施設職員経験5年以上かつ「スマート介護士EXPERT合格者」
・福祉用具企画開発経験5年以上かつ「スマート介護士EXPERT合格者」
 ※5年以下の方はご相談ください。

【受講料金】
・5万円(税別)
※開催場所までの交通費などはご自身でご負担ください。

修了者は「スマート介護士ビギナー研修講師」として認定いたします。
全国の専門学校等での研修講師として、スマート介護士BASIC/EXPERTの
受験対策講座の研修講師としてだけではなく、
御所属の介護施設や企業、学校等で「スマート介護士ビギナー研修」を開催することができます。

受講条件としては、介護施設またはベンダーで5年以上の経験がありExpert保持者であることです。

研修講師になるメリットがどれくらいあるかは現時点で不明ですが、人によっては収入や経験の面でリターンが大きくなるかもしれません。

(この研修講師に関しては筆者から事務局に問合せ中です!また動きがあれば共有します!)

こんな人は資格を取得しなくていい

単刀直入にいえば、先ほどご紹介したメリットに魅力を感じない人は資格取得の必要はありません。

資格概要については後ほど解説しますが、テキストや受験料もそこそこの値段がしますし、試験会場も全国ではないため、人によっては交通費も発生します。

また、資格自体に特別な効力があるわけではないので、資格を活かせるかどうかは人によります。

試験を受ける前に「自分にとってなぜスマート介護士が必要なのか」を考えた上で行動することをおすすめします。

資格概要と最短学習方法


現時点では、BASIC(ベーシック)とEXPERT(エキスパート)の2種類があります。

今後は、最も難易度が低いBEGINNER(ビギナー)と、最も難易度が高いProfessional(プロフェッショナル)が追加予定とのことですが、現時点で明らかになっているBASICとEXPERTのそれぞれを解説していきます。

公式によると、想定している受検対象者や難易度は次の通りです。

BASIC(ベーシック)・・・・介護に関する基礎的な知識、及び介護ロボットに対する基礎的な知識を身につけたい方など。公式テキストで学習すれば、合格可能です。

EXPERT(エキスパート)・・・上記の知識を介護現場で実際に活かしていきたい方、導入やオペレーションに関係する実務に携わる方など。公式テキストの細部まで読み込んで学習すれば、合格可能です。

簡単に分類すると、「とりあえず介護ロボットの知識を得たい」という方はBASIC、「現場でも役立つくらいの知識がほしい」という方はEXPERTを受講するといいでしょう。

いずれにせよ、学習方法は公式テキストのみでOKなので、テキストをどこまで理解できているかが合否を決定します。

その他概要

合格基準はどちらも概ね70点以上の獲得で合格となります。選択式(4択)のマークシート形式で出題されます。受験料金はBASICで6,600円、EXPERTで8,800円です。併願することもできますが、その場合は13,860円でBASICとEXPERTのどちらも受験可能です。2020年の試験会場は札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5ヶ所です。

合格までの最短学習方法

人によって学習時間は異なりますが、1〜3ヶ月程度あれば余裕だと思います。

テキストは約100ページありますが、1日1〜2ページほど読めば3ヶ月後には全ページに目を通していることになります。

テキストを監修しているサンタフェ総合研究所の所長松村氏も、「難易度はBASICが簿記3級、EXPERTは簿記2級に届かないくらい。学習期間はEXPERTでも1〜2ヶ月程度」と話しています。(資格タイムズより引用)

筆者の場合は、1週間程度の学習で合格に至りました。

最も意識していたのは「無駄なことはやらない」ということです。

また、公式テキストを短時間で学習することをとことん追求していきました。

ここからは、その具体的な方法をご案内していきますので、是非参考にしてみてください。

学習方法は2つ

今回ご紹介するのは公式テキストを使った学習です。公式によるWEBセミナー(eラーニング)もありますが、6,000〜8,000円するので、どうしてもWEBセミナーが良いという人以外は、書籍学習でいいと思います。

学習ステップその1:公式テキストの模擬問題を解く!

公式テキストには模擬問題がついています。

模擬問題はBASIC向けとEXPERT向けのそれぞれ1つずつありますが、まずはBASICから解いてみましょう。

本番ではおおむね70点以上が合格とされていますので、模擬問題では21問以上正解を出せるかどうか試してみましょう。(模擬問題は全部で30問です)

模擬問題を終えた頃には、自分がどれくらい理解できているのかが見えてきます。

ここで大切なのは、学習範囲の全体像を把握することにあります。

もし模擬問題を解いてみて「全然ダメだ・・・」となった場合は3ヶ月程度の学習時間を想定し、「案外簡単!」となった場合は1ヶ月程度の学習期間でもいいかもしれません。

学習ステップその2:テキストをささーっと通して読む

公式テキストは大体100ページ程ですが、まずはささーっと全体を読むことをおすすめします。

1日10ページ読めば、10日で読み終えることになります。

多くの人は読み終えた時点で「介護ロボットのことをなんとなく理解」できているでしょう。

早い人であれば、この時点でBASICは合格できる可能性があります。

理解が多少遅い人でも、「ここあまりわからなかったな」という部分だけを再度読み込むでOKです。

ただ、EXPERTの場合は少々深い知識が求められるので、次のステップその3に取り組みましょう。

学習ステップその3:意識してテキストを読み込む

EXPERTの合否を分けるのは理解の深さです。

BASICは暗記程度でなんとかなる問題も多い印象でしたが、EXPERTは「暗記+理解」が重要になります。

そのため、テキストを読みながら「なぜそうなるのか」「なぜそれが必要なのか」などを理解しながら読んでいく学習方法が有効です。

かといって、ノートに書き起こす必要はありません。

テキスト内には聞き慣れない単語もありますが(例:SHEPARDやSCOP等)、数としてはそこまで多くないので、繰り返し読むことで頭に叩き込んでいきましょう。

僕はこういう風に資格を活かしていく

筆者がスマート介護士を取得した大きな理由は「知識の習得」と「信用性アップ」のためでした。

本サイトでは介護ソフトや介護ロボットの情報を掲載していますが、質の高い情報をお届けするためにも知識と信用性は大事だと考えたからです。

おそらく、スマート介護士を取得する多くの人は「現場で活かす」ことを念頭にしていると思いますが、筆者のように発信者側にいる人にとっても有効な資格だと思っています。

これからも積極的にICTツールについて発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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