介護報酬の加算・減算
夜間支援体制加算の算定要件ってなんだろう?
介護報酬改定で見直しされたのかな?
こう思っている方も多いのではないでしょうか。
2024年度の介護報酬改定では、夜間支援体制加算が見直しされました。
本記事では、夜間支援体制加算の算定要件や単位数などについて分かりやすく解説しています。
そこで、業界最大級のメディア「介護のコミミ」では、加算取得に役立つICTツール導入の無料サポートを提供していますので、ぜひお気軽にご利用ください ⇒ ICTツールの選定や加算取得の相談はこちら(無料)
夜間支援体制加算以外の加算に関しては、下の関連記事で確認することができるよ!
最短60秒入力!今すぐ無料相談!
夜間支援体制加算とは、質の高い介護サービスを提供している事業所を評価する加算のことです。
国が定める条件をクリアした上で、届け出を行うことにより算定が可能になります。
夜間支援体制加算は、入居者の安全確保を強化するため、人員基準に定められる配置人数より職員を多く配置することで算定されます。
人員配置基準を上回っていない場合は算定されません。
夜間支援体制加算の「単位数」と「平均月額収益」を解説します。
平均月額収益に関しては社会保障審議会の資料を基に算出していますが、未公開の情報に関しては「−」としています。
(月間)算定単位数合計 ÷ (月間)算定事業所数合計 ×(単価)10円
サービス | 区分 | 単位数 | 平均月額収益※ |
認知症グループホーム | Ⅰ | 1日につき50単位を加算(1ユニット) | 5,852,500円 |
Ⅱ | 1日につき25単位を加算(2ユニット以上) | 3,685,455円 | |
予防認知症グループホーム | Ⅰ | 1日につき50単位を加算(1ユニット) | – |
Ⅱ | 1日につき25単位を加算(2ユニット以上) | – |
※参考:「社会保障審議会 介護給付費分科会(第218回)令和5年6月28日資料4」に基づいて作成
※現時点で公開されているデータがない場合、「-」と記載しています。
夜間支援体制加算の算定要件を解説します。
区分 | 要件 |
Ⅰ | 夜勤を行う介護職員および宿直勤務の者が2以上 |
Ⅱ | 夜勤を行う介護職員および宿直勤務の者が、構成する共同生活住居の数に1を加えた数以上 |
夜間支援体制加算の算定率と算定事業所数は次の通りです。
以下の数値は社会保障審議会の資料を基に算出していますが、現時点で公開されている情報のみ記載します。
サービス | 区分 | 算定率 | 請求事業所数 |
認知症グループホーム | Ⅰ | 0.03% | 4 |
Ⅱ | 0.08% | 11 |
※参考:「社会保障審議会 介護給付費分科会(第218回)令和5年6月28日資料4」に基づいて作成
区分ⅠとⅡのどちらも算定率は高くないね
2024年度の介護報酬改定で、夜間支援体制加算の算定要件が一部見直しされました。
※変更点は赤文字で記載しています。
50単位/日(共同生活住居の数が1の場合)
25単位/日(共同生活住居の数が2の場合)
区分 | 要件 |
Ⅰ・Ⅱ |
①または②を満たす場合。 ①夜勤賞金の配置基準(1ユニット1人)に加え、事業所ごとに常勤換算で1人以上の夜勤職員または宿直職員を配置 |
Q.小規模多機能型居宅介護における夜間の宿直勤務にあたる職員は、必ずしも事業所内で宿直する必要はないものとされているが、認知症対応型共同生活介護における夜間支援体制支援加算の算定要件である宿直勤務の職員も同様の取扱いと考えてよいか。
A.事業所内での宿直が必要となる。なお、認知症対応型共同生活介護における夜間支援体制加算での宿直職員は、事業所内の利用者の安全確保を更に強化するために配置されているものである一方で、小規模多機能型居宅介護における夜間の宿直職員は、主として登録者からの連絡を受けての訪問サービスに対応するための配置であることから、その配置の考え方は異なるものである。
引用:「介護サービス関係 Q&A集」
夜間支援体制加算の取得に役立つICTツールは介護ソフトです。
複雑な算定要件や計算式だとしても、簡単な操作で請求データ作成やエラーチェックすることが可能です。
しかし、介護ソフトによって操作感(使いやすさ)や機能、価格は大きく異なるため、介護ソフトの比較検討はとても重要です。
すでに介護ソフトを導入されている場合でも、必要に応じて介護ソフトの再検討をしてみましょう。
※下のリンクから介護ソフトの一括資料請求ができますので、ぜひお気軽にご活用ください。
まずは資料で比較検討してみよう!気になったソフトがあればデモを見てみよう!
〜本音の口コミが失敗を防ぎます〜
当サイトの記事をお読み頂いても
疑問が解決しない場合には、
下のボタンから介護ソフトの口コミ比較と
一括資料請求をおすすめします。
複数の資料比較で「強み」がわかり、
本音の口コミ比較で「弱み」がわかります。
登録不要・完全無料ですので
お気軽にご利用ください。
多くの介護職員が
資料請求からスタートしています!
最短60秒!無料でかんたん検索
介護ソフトを一括資料請求する
介護のコミミとは、介護や障がい福祉の事業所における課題解決のパートナーになるべく立ち上がった業務改善プラットフォームです。
業界最大級の数を誇るICTツールの掲載とその口コミから、あなたの事業所の課題に最適な製品を比較・検討ができるだけでなく、報酬改定や加算・減算、補助金などの最新情報、現場で使えるレク素材や資料のテンプレートなど、業務に役立つ様々なコンテンツを無料でご利用いただけます。
また、ICT導入について何かお困りごとがあれば、専任アドバイザーへお電話や掲示板を通じての無料ご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
60秒でかんたん検索
資料を一括請求する