【加算ランキング】入浴介助加算とは?基礎から解説!

加算・減算

【加算ランキング】入浴介助加算とは?基礎から解説!
収益額ランキング
総合評価
第66位(66/355)全ての加算を見る ★★★★★(高い)
算定率(例:通所介護)
月間平均収益(計算式:算定単位数÷算定事業所数×単価10円)
94.50% ¥195,454
算定率の詳細はこちら
※令和3年度介護報酬改定前のデータになります。
単位数や収益額の詳細はこちら
対象事業所
通所介護/通所リハ/地域密着通所/認知症対応型通所/予防認知通所介護
算定要件の概要(例:通所介護)

入浴介助を適切に行うことができる人員・設備を有し、入浴中の利用者の観察を含む介助を行う

①(Ⅰ)を満たす

②医師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、ケアマネジャー等(以下「医師等」)が利用者宅を訪問し、浴室における利用者の動作および浴室の環境を評価。この際、浴室が利用者自身または家族等の介助による入浴が難しい環境にある場合は、訪問した医師等が、居宅介護支援事業所のケアマネジャーまたは福祉用具貸与事業所の福祉用具専門相談員と連携し、福祉用具貸与・購入・住宅改修等の浴室の環境整備に係る助言を行い

③通所介護の機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員等(以下「機能訓練指導員」)が共同して、利用者宅を訪問した医師等との連携の下、利用者の身体状況や訪問により把握した当該居宅の浴室の環境等を踏まえた個別の入浴計画を作成

④③の計画に基づき、個浴その他の利用者宅の状況に近い環境で入浴介助を行う

  算定要件の詳細はこちら
  加算の算定に役立つツール
  ツール詳細はこちら
※【出展】社保審-介護給付費分科会「第180回(R2.7.20)資料1」に基づいて作成

人気度・・・・・算定事業所数が多いほど高得点
取得必須度・・・収益額が多く、算定率も高いほど高得点
算定率・・・・・算定率が高いほど高得点
算定容易性・・・収益額が低く、算定率が高いほど高得点
月間収益額・・・比較的、収益額が大きいほど高得点

comitaro.jpg
こみたろう

本記事では、加算の算定要件やポイントなどを解説していきます!随時更新していきますので、情報を見逃したくない方はブックマークをおすすめします。

無料eBookダウンロード受付中!
コミミ式介護ソフト選定方法

・介護ソフトの候補を1社まで絞り込む方法
・パソコン音痴でも3ヶ月でICTマスターになる方法
・経費を年間240万円以上削減する方法
など、全50ページに渡って詳細に解説!


ダウンロードはコチラ

1.入浴介助加算とは

入浴介助加算とは、質の高い介護サービスを提供している事業所を評価する加算のことです。

国が定める条件をクリアした上で、届け出を行うことにより算定が可能になります。

入浴介助加算は入浴中の利用者の自立生活支援のための見守り的な援助を含む介助を行うことにより算定できます。

結果的に身体に直接触れなかった場合でも加算の対象になります。

※令和3年度介護報酬改定により、加算要件が変更されました。

 

comisuke1.jpg
こみすけ

入浴介助加算は収益額が大きく、加算の算定率はとても高い傾向にあります。加算の取得を優先的に検討することをおすすめします。

2.入浴介助加算の単位数

入浴介助加算の「単位数」と「平均月額収益」を解説します。

平均月額収益に関しては社会保障審議会の資料を基に算出していますが、未公開の情報に関しては「−」としています。

月額収益の計算方法


(月間)算定単位数合計 ÷ (月間)算定事業所数合計 ×(単価)10円

サービス 単位数 平均月額収益※
通所介護
1日につき40単位(50)を加算 94.50%
1日につき55単位を加算〈新設〉
通所リハビリ
1日につき40単位(50)を加算 75.20%
1日につき60単位を加算〈新設〉
地域密着通所
1日につき40単位(50)を加算 77.80%
1日につき55単位を加算〈新設〉
認知症対応型通所
1日につき40単位(50)を加算
1日につき55単位を加算〈新設〉
予防認知通所介護
1日につき40単位(50)を加算
1日につき55単位を加算〈新設〉

※【出展】社保審-介護給付費分科会「第180回(R2.7.20)資料1」に基づいて作成
※現時点で公開されているデータがない場合、「-」と記載しています。

3.入浴介助加算の算定要件

入浴介助加算の算定要件を解説します。

通所介護/通所リハ/(地)通所介護/認知症対応型通所/(予)認知通所介護

区分 要件
入浴介助を適切に行うことができる人員・設備を有し、入浴中の利用者の観察を含む介助を行う

①(Ⅰ)を満たす

②医師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、ケアマネジャー等(以下「医師等」)が利用者宅を訪問し、浴室における利用者の動作および浴室の環境を評価。この際、浴室が利用者自身または家族等の介助による入浴が難しい環境にある場合は、訪問した医師等が、居宅介護支援事業所のケアマネジャーまたは福祉用具貸与事業所の福祉用具専門相談員と連携し、福祉用具貸与・購入・住宅改修等の浴室の環境整備に係る助言を行い

③通所介護の機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員等(以下「機能訓練指導員」)が共同して、利用者宅を訪問した医師等との連携の下、利用者の身体状況や訪問により把握した当該居宅の浴室の環境等を踏まえた個別の入浴計画を作成

④③の計画に基づき、個浴その他の利用者宅の状況に近い環境で入浴介助を行う

(Ⅰ)と(Ⅱ)は併算定不可

4.入浴介助加算の算定率

入浴介助加算の算定率と算定事業所数は次の通りです。

以下の数値は社会保障審議会の資料を基に算出していますが、現時点で公開されている情報のみ記載します。

サービス 算定率 算定事業所数※
通所介護
94.50% ¥195,454
通所リハビリ 75.20%
地域密着通所
77.80% ¥72,493

※【出展】社保審-介護給付費分科会「第180回(R2.7.20)資料1」に基づいて作成

comitaro.jpg
こみたろう

サービス共通して算定率は高い傾向にあるね

5.入浴介助加算の取得に役立つツールは「介護ソフト」

入浴介助加算の取得に役立つICTツールは介護ソフトです。

複雑な算定要件や計算式だとしても、簡単な操作で請求データ作成エラーチェックすることが可能です。

しかし、介護ソフトによって操作感(使いやすさ)や機能、価格は大きく異なるため、介護ソフトの比較検討はとても重要です。

すでに介護ソフトを導入されている場合でも、必要に応じて介護ソフトの再検討をしてみましょう。

※下のリンクから介護ソフトの一括資料請求ができますので、ぜひお気軽にご活用ください。

 

\60秒で介護ソフトを口コミ比較/

【無料】介護ソフトの一括資料請求はコチラ

 

comitarosmile.jpg
こみたろう

まずは資料で比較検討してみよう!気になったソフトがあればデモを見てみよう!

6.その他加算一覧

サービス種別毎の加算は下のリンクからご確認ください。

加算まとめページはこちら

あ行

 

か行

 

さ行

 

た行

 

な行

 

は行

 

ま行

 

や行

 

ら行

 

令和3年度介護報酬改定により廃止

 

この記事の筆者

  • 介護のコミミ編集部

    介護のコミミのコンテンツである「コミミマガジン」の編集者。 介護現場から施設運営など、介護に関わる幅広い分野で月間5万人以上の介護職員に情報発信をしている。 記事は介護職員だけでなく、メーカーや行政からの関心も高まっているため、メーカーと介護現場を繋ぐ第三者目線を第一に、日々情報を提供している。

介護のコミミとは初めてご利用される方へ

介護のコミミは介護・福祉業界の介護ソフト・障がい福祉ソフト・介護ロボットのシステム/サービスを口コミ比較・資料請求ができるサイトです

「福祉であふれる世界」をコンセプトに介護のコミミは生まれました。超少子高齢社会の日本において、介護・福祉業界の働き手不足は深刻な問題です。また、介護業界は3年に一度、福祉業界は毎年行われる法改正に対応するために事業所の運営を見直す必要があります。そのため、厚生労働省が推進しているように、介護ソフト・障がい福祉ソフト・介護ロボットのようなITサービス/システムを導入し介護福祉現場の「業務改善」がなされなければ、働き手不足、法改正などの課題解決は困難です。介護のコミミは介護福祉業界に特化したITサービス/システムを掲載しています。例えばソフト導入時に、100種類以上のソフトから比較検討し、貴社の課題を解決できるのかを確かめることができます。第三者機関として公正公平な立場だからこそ、様々なサービス/システムを選び、無料で、しかも一度に多くの資料を手に入れることができるのは介護のコミミの強みです。日々の業務がお忙しい、介護福祉業界の皆様のために最短で最高のITサービス/システムとのマッチングをサポートさせていただきます。

本音の口コミとソフト/システムランキングがITサービスの価値を「見える化」させます

介護ソフトだけでも80社以上のメーカーが存在し、様々な課題解決ができる事実を知っている方は介護福祉業界では多くありません。コロナ禍で大きく飛躍したITサービス/システムは、きっと貴社の問題をクリアにすることができます。サービス/システムを選ぶ際は、介護のコミミの「本音の口コミ」をご活用ください。日本最大級の口コミ数は、実際の現場で働かれている職員さまからいただいているものです。その口コミをもとにサービス/システムの「ランキング」を作成しております。サービス/システムのミスマッチが起きないように、まずは情報収集のため人気のものを資料請求してみましょう。

60秒で介護ツールをかんたん比較!

資料・体験版を一括請求する

資料・体験版を一括請求するツールを
お選びください