【転職対策】介護職の志望動機と履歴書の書き方とコツ

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【転職対策】介護職の志望動機と履歴書の書き方とコツ
 
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介護の志望動機って何を書けばいいんだろう。例文がほしいな!

このような疑問にお答えします。

近年の高齢化社会に伴って、ますます需要が高まっているのが介護の仕事です。

介護職の求人数も年々増加しています。

また、介護職へ復職したり別業種からの転職した場合は国から助成金が貰えたり、福利厚生に力を入れている事業所も増えてきています。

ですので、介護職は無資格未経験の人でも応募できる求人も多く、これから介護の仕事をやってみようと思っている人もいるのではないでしょうか。

採用試験の第一関門となるのが、履歴書ですね。

求人数が多いからといって、特に履歴書の志望動機を適当に書いていては採用にはつながりません。

また、好待遇で人気が高い施設への就職を希望する場合は、志望動機をパーフェクトに仕上げておくことが求められるでしょう。

今回は介護の志望動機採用につながりやすいポイントと状況別の例文について紹介します。

参考:厚生労働省: 介護職として再就職をお考えの方、初めて働くことをお考えの方へ(再就職準備金、就職支援金のご案内)

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採用担当者の目に留まる!介護の志望動機のポイント5

まずは志望動機のポイントを5つチェックしていきましょう。

「結論」「理由」「必然性」の3つの構成を主軸にする

まず「結論」「理由」「必然性」の3つを構成の主軸とすることが大切です。

一般的な履歴書の志望動機欄は決して大きくはありません。

小さな欄にあなたの考えを採用者が理解しやすい記載するためには、きちんと構成を作って順序立てる必要があります。

結論とはなぜ、この施設を志望したかということ。

志望動機欄の結論なので、そのままですね。

最初に書くと、全体の文章がスッキリと引き締まります。

理由は志望動機へ至った過程を記載してください。

これまでにどのような経験があり、そこからなぜ介護の仕事を志望するに至ったのかを明確に書きましょう。

最後は必然性です。

必然性とは、志望する施設でなければいけない理由のことを指します。

志望動機は明確にする

志望動機が曖昧では、採用担当者の印象が下がります。

「別にウチでなくても良いのでは?」「本当に介護の仕事をやりたいのか分からない」と思われかねません。

「興味があります」「頑張ります」「一生懸命仕事に取り組みます」などだけではNGですよ。

志望動機を明確にするためには、これまであなたが行ってきた仕事や体験したこと、持っている強みなどを棚卸してみるのが有効です。

他の業種の仕事をしてきた人や、専業主婦などで仕事自体の経験がない人でも、棚卸をしてみることであなたの強みが分かってきますよ。

介護に関わる経験を織り交ぜる

介護に関わるような何かしらの経験を志望動機に入れましょう

実際に介護の仕事をすでに経験した人であれば、どのような仕事をしてきたのかも記載します。

介護や高齢者に関わる体験や出来事がないか思い返してみてください。

おじいちゃん子やおばあちゃん子で、昔から高齢者と関わるのが好きだった

「バイト先の喫茶店に高齢者がよく来て、コミュニケーションを取る機会がたくさんある」

近所のデイサービスセンターに通っている高齢者と会った時に良く話しをしているなど、小さなことでも良いので志望動機に書いてみましょう。

どのような介護をしたいのかを伝える

実際に採用されて仕事をスタートさせた時に、どのような介護をしたいのかも記載するとイメージがアップします。

採用担当者も「この人はしっかり介護のことを考えようとしてくれているな」と感じますよ。

身体だけでなく、心もケアできるような介護をしていきたい」

「一人ひとりの自立を支えられるように、本人と同じ立場に立った介護をしていきたい」など、あなたなりの理想の介護を考えてみましょう。

採用することでのメリットを伝える

あなたを採用することで、施設にとってどのようなメリットがあるのかも盛り込めるとパーフェクトな志望動機になります。

あなたにどのような能力や技術、知識があり、それらをどう仕事に生かすことができるのかを盛り込みましょう。

「認知症の家族のケアから学んだ対応方法を、貴施設の仕事に生かしたい」

「誰にでも明るく優しく接する性格で、施設の利用者を元気づけたい」などです。

介護の志望動機はこう書く!シーン別の例文集

最後に志望動機シーン別例文集を紹介します。

介護未経験で応募するケース

介護の仕事に興味を持って志望しました。

これまで接客の仕事に携わり、高齢者のお客様と接する機会が多く、もっと高齢者と関わりたい、生活に関わる仕事がしたいと思ったのがきっかけです。

持ち前の明るさで利用者を元気づけて、心のこもった仕事をしたいと思っています。

施設介護に興味があり、志望しました。

亡くなった祖父のケアを通して、介護の大切さ、そして仕事の重要さを理解し、私も介護の仕事をしてみたいと思うようになりました。

現在資格取得に向けて勉強中ですが、祖父の介護から学んだ技術や知識を貴施設での仕事に生かしていきたいと思っています。

 関連記事 介護職の無資格勤務にメリットデメリット?(介護の本音)

入所施設からデイサービスなどの通所施設に転職するケース

デイサービスの仕事に興味があり応募しました。

5年間特別養護老人ホームで仕事をしてきましたが、利用者の在宅支援に興味が湧いたことがきっかけです。

入所施設で利用者の夜間支援を行った経験を元に、自宅での様子をイメージしながらトータルで利用者のケアを考えられる仕事をしていきたいです。

パートから正職員へ応募するケース

これまで家庭の事情からパートで介護の仕事をしてきましたが、家庭生活が落ち着いてきたので貴施設の正職員を応募しました。

パートの介護職で学んだ技術や知識を生かし、正職員としてより一層責任感の高い仕事をしたいと思っています。

40代以上の人が応募するケース

在宅介護の仕事に興味があって志望しました。

介護は利用者の生活を支える仕事と知り、専業主婦として培った家事能力などを生かせるのではないかと思ったのがきっかけです。

介護の仕事は未経験ですが、掃除や洗濯、料理などは得意で、在宅介護のお役に立てればと思っています。

将来はケアマネとして働きたいケース

施設介護の経験を積みたいと思い志望しました。

訪問介護で働いていましたが、将来はケアマネを目標にしています。

生活の場でもある施設の介護職を経験したいと思ったのが、志望したきっかけです。

訪問介護で培ったスキルと自立支援の考えを施設介護にも生かして、数多くの学びをしていきたいと思っています。

まとめ

履歴書

介護の仕事で確実に採用されるためには志望動機の完成度を高める必要があります。

採用担当者の目に留まりやすい志望動機を書くことで、志望する施設、より待遇の良い施設で採用される可能性が高まりますよ。

今回紹介した記事を参考にして、採用につながる志望動機を書いてくださいね。

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この記事の筆者・監修者

  • Ahmad

    Ahmad

    社会福祉士と精神保健福祉士の資格を持つAhmadです。介護老人保健施設の支援相談員、知的障害者施設の支援員、障害者相談支援センターの相談員として約10年の経験があります。介護・福祉の現状や役立つ情報を、実際の経験と知識を元に紹介していきます。

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