介護現場の声・悩み
レクリエーションのネタに困っている!?
脳トレしたいけど、どのクイズを採用したらいいのかわからないな
サービスを提供される際に、このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
高齢者に対して脳トレ・クイズを行えば、認知症予防やコミュニケーションの促進などの効果を期待できます。
脳トレ・クイズをスムーズに実施するには、高齢者のプライドや時間にも配慮することが大切です。
うまく実施できれば、高齢者の満足感も高められるでしょう。
この記事では、高齢者向けにおすすめの脳トレ・クイズを厳選して16個紹介します。
紹介した一部のレクコンテンツは当記事ですぐにダウンロード可能なので、是非最後までお読みいただければなと思います。
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高齢者に対して脳トレ・クイズ(レク)を行うと、以下の効果を期待できます。
脳トレ・クイズ(レク)では、頭を使って問題を解きます。
脳を活性化できるため、認知症の予防につなげることが可能です。
高齢者が楽しみながら取り組めるので、ストレス発散にもつながるでしょう。
脳トレ・クイズ(レク)を通してほかの仲間と触れあう機会も増え、コミュニケーションの促進も期待できます。
脳トレ・クイズ(レク)にはさまざまな種類がありますが、いずれも頭を使って考える必要があります。
特に、自分自身の采配によって勝ち負けが決まる脳トレ・クイズ(レク)であれば、より真剣に考えるため脳の働きがより活性化されるでしょう。
簡単な脳トレ・クイズ(レク)であっても脳に対して適度な刺激を与えられるので、認知症予防の効果を期待できます。
ゲームによる脳トレについての研究においても、「実行機能や処理速度など日常生活に密接に関わっている認知機能を向上させることができる」という結論が導き出されました。
「日常生活の中で実施することで、高齢期になっても認知機能の維持・向上することができる可能性がある」と考えられています。
定期的に脳トレ・クイズ(レク)を実践すれば、高齢者が楽しみながら認知症を予防できます。
高齢者はさまざまな理由によりストレスを抱えています。
たとえば、高齢になると体力が衰え、自室にこもりがちになる人も少なくありません。
運動したり他人と関わりをもったりする機会も少なくなるので、ストレスが溜まりやすくなります。
また、健康上の問題が増えて思うような行動や食事がとれなくなるケースもあるでしょう。
そのような状況でも、高齢者はストレスを多く抱えるようになります。
仕事を引退し、金銭面について漠然とした不安を感じている人もいます。
脳トレ・クイズ(レク)を行えば、そのようなストレスの発散も可能です。
楽しみながら脳トレ・クイズ(レク)に取り組むと、日常生活で感じているストレスを忘れてリフレッシュできます。
すでに触れたとおり、高齢になると他人との関わりが少なくなる人も多いです。
仕事を引退すればビジネス上の人間関係からも遠ざかるため、他人とのコミュニケーションが極端に減る可能性があります。
他人とのコミュニケーションは、精神的な安定を保つために必要不可欠です。
他人とのコミュニケーションがまったくなくなると、うつや引きこもりになる恐れもあります。
脳トレ・クイズ(レク)は、仲間と競ったり協力したりしながら行います。
そのため、脳トレ・クイズ(レク)に取り組めば、仲間とのコミュニケーションの促進が可能です。
仲間同士で楽しい時間を共有できるため、うつや引きこもりの回避につながるでしょう。
脳トレ・クイズ(レク)を実践するうえでは、注意したほうがいいこともあります。
具体的には、以下のとおりです。
脳トレ・クイズ(レク)は、高齢者が無理なく楽しめるようにすることが何よりも大切です。
脳トレ・クイズ(レク)によりストレスが溜まっては意味がありません。
高齢者に楽しんでもらうためには、これらの要素に気をつけて実施する必要があります。
高齢者のプライドが傷つくと、他人との揉め事に発展するリスクがあります。
脳トレ・クイズ(レク)が嫌になり、参加を拒むようになる可能性もあるでしょう。
たとえば、1対1の勝負を行うと、負けた高齢者のプライドが傷つく恐れがあります。
また、本人が乗り気でないにもかかわらず脳トレ・クイズ(レク)に参加させた場合、いい結果が出ないと高齢者のプライドを傷つけるリスクがあります。
万が一、プライドを傷つけてしまったときは、高齢者の気持ちにあわせた声掛けを行いましょう。
共感を示し、高齢者が前向きな気持ちになれるように寄り添うことが大切です。
ただし、決して子ども扱いはせず、高齢者の尊厳に配慮した声掛けをする必要があります。
脳トレ・クイズ(レク)を実施する際は、なるべく時間にゆとりを持つことも大切です。
十分な時間を確保して取り組めば、高齢者自身が達成感や満足感を得やすくなります。
取り組む脳トレ・クイズ(レク)の種類によっても所要時間は異なるため、確保できる時間にあわせて問題を選ぶようにしてください。
どうしてもまとまった時間をとれないときは、短時間で取り組める問題を選ぶべきです。
高齢者が問題について考えている途中で終了すると、せっかくの脳トレ・クイズ(レク)を楽しめなくなります。
高齢者によっても問題を解くスピードは違うため、様子を見ながら十分な時間を確保できるよう配慮する必要があります。
高齢者は人によって、状態はそれぞれ異なります。
まだまだ元気な高齢者に簡単すぎる問題を出すと、プライドが傷つく原因にもなります。
すべての高齢者が楽しめるようにするには、レベル別の脳トレ・クイズ(レク)を用意するのがおすすめです。
初級者向け、中級者向け、上級者向けの脳トレ・クイズ(レク)をそれぞれ用意しましょう。
レベル別にさまざまな問題が用意されていれば、高齢者が脳トレ・クイズ(レク)に慣れてきたところでさらに難しい問題にもチャレンジできます。
高齢者が脳トレ・クイズ(レク)に飽きるのを防止する効果も期待できるでしょう。
たくさんの問題を用意し、高齢者がさまざまなことを考えながら脳トレ・クイズ(レク)に熱中できるようにしてください。
高齢者が取り組むのに適している脳トレ・クイズとしては、さまざまな種類があります。
いろいろなタイプの問題を用意し、高齢者が楽しく取り組めるようにしましょう。
脳トレ・クイズを準備する際は、あらかじめ目的別に分類しておくと管理しやすいです。
たとえば、以下の目的別に分類するといいでしょう。
ここでは、すぐに使えるおすすめの脳トレ・クイズを15個紹介します。
紹介している脳トレ・クイズは、いずれも当サイト「介護のコミミ」からダウンロードが可能です。
会員登録するとすぐに利用できるので、ぜひ活用してみてください。
初心者向けの三文字クロスワードです。
簡単な内容なので初めての脳トレやクイズとして取り組めます。
問題の「す〇か」ならば夏に食べる冷やすと美味しい果物などと、ヒントを出しながら3文字クロスワードに慣れていない人でも解き方のコツをつかみやすいです。
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単語の穴をひらがなで埋め、しりとりを成立させる問題です。
どんなひらがなを穴に入れれば単語になるのか、イメージし思い出す必要があるため、記憶力の向上になります。
しりとりに用いる単語を変えたり、単語の穴の数を増やすことで難易度も調整でき、問題を制作する手間も比較的かからないため、お手軽に出題できる問題といえます。
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中級者向けのクイズです。
先ほどのひらがなとは違い、漢字を思い思い出す必要があるため、記憶力の向上につながります。
原稿を見せた後に、早押しのクイズ大会を行ってもいいでしょう。
チーム戦にすると、わからない問題があっても仲間同士で協力して正解を目指せます。
上級者向けの漢字クイズで、多くの方が目にしたことがあるけれど「なんだっけな、、、」と頭を悩ませるようなクイズです。
5つ限定の問題となっていますので、一つのクイズにたくさん時間を使いすぎることもありません。
ただし上級者向けで難易度が高めなので、慣れていない場合は初心者向けや中級者向けから始めるのがおすすめです。
都道府県と名産物の結びつけクイズは、知識を立体的に結びつけて記憶力の定着に効果的です。
地理力テストは老若男女に人気のクイズであり、過去の楽しい記憶を思い出すこともできます。
もちろん記憶力の向上にも繋がります。
中級者向けの都道府県クイズです。詳しい人でも一瞬考えてしまうレベルの問題となります。
少し難しいな~くらいの問題を提出したいときにオススメです。
上級者向け一瞬の判断で回答することが難しく、一旦冷静に考えて選択する必要があるような内容となります。
冷静になると決して難しい問題ではありませんが、焦って答えを出そうとすると間違いやすい問題です。
答えの数字になるように、ボックスの中に数字や「+」「-」などの記号を入れる問題です。
割り算や掛け算などを組み合わせて出題すると、難易度もぐっと引き上がるため、計算力を鍛えるためにはもってこいです。
また、計算式次第で難易度調整も可能なため、テンプレートさえあれば問題作成の手間もかからないのが嬉しいところです。
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穴埋め計算問題クイズは、前頭前野と呼ばれる部分がつかさどります。
結果的に認知症に効果的となっており、さらに認知症の判断基準にも使われています。
複雑な問題よりも簡単な問題である方が、適度に脳に刺激を与えることもできます。
初級に比べると数字が多きくなっている中級編は、暗算での回答が難しくなってくるレベルです。
紙に計算式を書く必要性も出てきますので、手を動かすことが多くなりやすいです。
まずは整理することから始める必要も出てくるため、そうした能力も鍛えることが可能です。
上級編は中級編と大きくレベルが違うことはありませんが、中級よりも数字が大きくなっています。
脳トレには簡単な計算を解くことが重要なので、あまりに難しい問題よりも、少し考える必要があるくらいの問題を選んでいきましょう。
文字列の中から、縦横斜めの中から単語を見つけ出すゲームです。
隣接する文字の中から単語を見つけるために試行錯誤しながら探す必要があるため、判断力向上の期待ができます。
単語を思い出す必要もあるため、記憶力向上にも役立てることができるでしょう。
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中級編ではより単語が長くなっていたり、日常生活ではあまり耳にしない単語なども出てきます。
複数人でチャレンジすることで、相談などの会話が成り立ちやすくなるので、より脳が活性化しやすいです。
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上級は選択肢のひらがながたくさん出てくるので、非常に難しいです。
中級と上級では一気に難易度が増しますので、中級では物足りない高齢者向けのクイズとなります。
高齢者向け脳トレのクイズでは珍しい、大喜利クイズです。
四角の空欄に好きな大喜利を書き込むことは、判断力の向上にもなります。
好きなセリフを書き込んでもらいましょう。
同じく大喜利となりますが、動物と夫婦で大喜利内容も大きく変わることもあります。
人の方がリアリティがあり、大喜利が浮かびやすいという人もいます。
漢字の読みを答える問題になります。
漢字の読みを答えるためには、その漢字の意味や、漢字の成り立ち、漢字の音読みと訓読みなどの知識を組み合わせる必要があります。
そのため、問題を解く際には、さまざまな知識や情報を整理して、論理的に考え抜く必要があるため、思考力の向上や記憶力の向上が期待できます。
難読漢字クイズならば、漢字によって難易度も調整できることや、辞書さえあれば簡単にレクリエーションの準備ができるため、手間がかからないのが嬉しい点です。
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思考力とは、自分の知識や経験を基に考える力を鍛える必要があるため、単語探しはうってつけです。
単語探しゲームは、物事をよく見て「気づく力」を身につけることができます。
真ん中のマスに漢字を入れて熟語になる共通する漢字を当てるクイズになります。
このクイズは、さまざまな漢字の組み合わせを考える思考力だけでなく、熟語を思い出す思考力も必要になるクイズです。
人によっては知らない漢字、熟語があるため、総合的な難易度はやや高めの中級になるのではないでしょうか。
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上級編の穴埋も同じく、ひらがなの組み合わせを考える思考力だけでなく、熟語を思い出す思考力も必要になるクイズです。
空欄を埋める文字数が多いことから、難易度は非常に高くなります。
高齢者向けの脳トレ・クイズとしては、さまざまなものがあります。
レベル別に脳トレ・クイズを用意し、すべての高齢者が楽しめるように配慮しましょう。
脳トレ・クイズを実施すれば、認知症を予防する効果も期待できます。仲間と楽しい時間を共有できるため、コミュニケーションの促進やストレスの発散にもつながります。
高齢者向けの脳トレ・クイズを実施するときは、高齢者のプライドを傷つけないようにすることも大切です。
トラブルなく脳トレ・クイズを行えるようにしましょう。
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