国保中央会の介護ソフトは使えない?オススメできない理由

介護ソフトの選び方

国保中央会の介護ソフトは使えない?オススメできない理由
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国保中央会の介護ソフトって実際どうなの?何ができて、何ができないの?民間介護ソフトのほうが良いのかな?

このような疑問にお答えします。

介護保険制度がスタートした2000年時点では、国保中央会の介護ソフトのシェアは凄まじいものでした。

殆どの介護・福祉事業所が使っていたといっても過言ではありません。

しかし、昨今においては「安くて機能も充実している」民間の介護ソフトが増えたため、そのシェアはどんどん下降しています。

さて、筆者は大手介護ソフトメーカー出身ですが、国保中央会の介護ソフトから民間介護ソフトへのリプレイスを何度も経験してきました。

最初は「えー国保中央会のソフトの方が安いんでしょ?」と介護ソフトの変更を渋る介護職員も、30分程度お話した後には「やっぱり民間ソフトにする」と意思を変えることは珍しくありませんでした。

そのような経験を元に、本記事では「なぜ筆者が国保中央会の介護ソフトをオススメしないのか」を説明していきたいと思います。

5分程度で読める内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

国保連合会の介護ソフトってどんなソフト?

国保中央会介護伝送ソフト

(画像は介護伝送ソフトVer9マニュアルより引用:https://www.kokuho.or.jp/kaigosoft/jigyosho_ver9/lib/210823_5128_kani_manual_sabun.pdf)

国保中央会の介護ソフトに関して説明してきます。

まず前提として、国保中央会の介護ソフトは「簡易入力ソフト」と「伝送通信ソフト」(障がい福祉の場合は取込送信ソフトという名称です)の2つに分類されます

まずはそれぞれについて解説していきます。

メリット・デメリットについても触れていきます。

簡易入力ソフトとは

簡易入力ソフトの役割は国保連へ提出するための請求データを作成することです。

提供したサービスの実績を、簡易入力ソフトに入力することで国保連へ提出するための請求データが完成します。

1点注意したいのが、利用者・家族に対する請求書の発行はできません。

つまり、利用者・家族に対する請求書はエクセル等で別途作成する必要があります。

事業所によっては負担割合(1割〜3割)は利用者毎に異なるので、エクセルへの手入力は非常に手間だと感じる人も大勢います。

また、簡易入力ソフトだけでは、請求データの統計分析、計画書作成、介護記録作成など大半のことはできません。

あくまで、国保連へ提出するための請求データ作成に特化しているソフトです。

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こみたろう

あとでちゃんと説明するけど、民間の介護ソフトの方が機能面でも圧倒的に優れているよ。民間の介護ソフトについて詳しく知りたい方は、まずは下の記事を読んでみてね!

伝送通信ソフト(取込送信ソフト)とは

伝送通信ソフトとは、国保連へ請求データを伝送するためのソフトです。

あらかじめ作成しておいた請求データを、インターネット回線を用いて国保連へ伝送します。

(伝送結果もソフト内で確認することができます。)

この伝送通信ソフトは伝送に特化したソフトですが、先程説明した「簡易入力ソフト」と必ずしもセットで使用する必要はありません。

つまり、請求データの作成は「民間の介護ソフト」で行い、国保連への伝送は「伝送通信ソフト」で行うことが可能です。

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こみすけ

この伝送通信ソフトも、民間サービスの方が優れていたりするよ。下の記事を参考にしてみよう!

料金に関して【たしかに安い!】

料金は「簡易入力ソフト」と「伝送通信ソフト」のセット料金です。

どちらか一方だけを使うとしても、料金は変わりません。

さて、下の表に簡単にまとめてみましたので、まずはそちらをご覧ください。

開発元 国保中央会
導入形態 インストール型
ソフトウェア ¥ 60,000(3年毎)
電子証明書 ¥ 13,200(3年毎)
料金試算(3年間&1事業所) ¥ 73,200 ※Ver9の場合

まず、基本的に3年毎にソフトを更新する必要があります。

国保中央会の介護ソフトは法改正のタイミングに合わせてバージョンアップをしますが、その度に料金が発生します。

料金の内訳は、ソフトウェア代と電子証明書代の2つです。

もしパソコン1台で使用する場合は、上記の金額に収まりますが、パソコン台数が増えれば「電子証明書代」が比例して増えることになります。

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こみたろう

介護ソフトとして考えればかなり安いね!ただ、実は民間介護ソフトの中には同レベルで安いソフトもあるよ!下の記事が参考になるから見てみてね!

なぜ国保連合会の介護ソフトをオススメしないのか

本記事のタイトルから分かるように、筆者自身は国保連の介護ソフトよりも民間介護ソフトを推しています。

その理由をこれからいくつかご説明していきます。

国保連の介護ソフトはできることが少なすぎる

国保連の介護ソフトでできることは次の2つです。

・国保連向けの請求データ作成

・国保連へ請求データ伝送

以上、これだけです。

一方で、介護ソフトでできることはその10倍以上あります。

例えば、介護計画書の作成、アセスメント・モニタリングの作成、介護記録の作成、タブレット入力、音声入力・・・他にも多々あります。

ここで言いたいのは、請求業務以外でも業務改善したいと考えるのであれば国保連の介護ソフトは選択しないほうが良いということです。

下の記事に介護ソフトの機能に関してまとめていますので、ぜひそちらも読んでみてください。

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こみたろう

介護ソフトでは「請求はできて当たり前」の時代になったね。これからは記録をいかに効率化できるか、というところに焦点が当てられているよ!

記録と請求の連動ができない

国保連のソフトでは、記録データと請求データの連動ができません。

一方で、民間の介護ソフトの中には、日々の介護記録を元に請求データを作成してくれるソフトがあります。

例えば、「欠食」や「外泊」と記録すれば、適切な料金とサービスコードを請求データに自動反映させることができます。

このように、請求も介護記録も1つの介護ソフトで行うことを「一気通貫」などと言ったりしますが、昨今においてはそのニーズが高まりつつあります。

こみすけ

厚労省も「生産性を高めるためにICTツールの積極的活用」を推奨しているね。ただ、国保連のソフトだけでは生産性向上はなかなか難しいよ。

民間介護ソフトの方が安いことも

実は、そこまで数は多くありませんが、民間介護ソフトの方が安いケースもあります。

例えば、デイサービス1拠点だけであれば、民間ソフトのソフトを選んだ方が安く収まります。

詳しくは介護ソフトの口コミサイト「介護のコミミ」をご覧いただければと思いますが、月額2,000円以下で使用できる介護ソフトもあります。

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こみたろう

民間介護ソフトの場合は事業規模によって料金が異なるから、まずは「介護のコミミ」でチェックしてみよう!

それでも国保連の介護ソフトを使い続ける理由とは

実は、やむを得ず国保連の介護ソフトを使用しているケースもあるので、ここからはその理由を説明していきます。

民間の介護ソフトが対応していないサービス種別がある

国保連の介護ソフトの最大の強みはほとんどすべてのサービス種別に対応しているということです。

一方で、民間介護ソフトの中には、一部のサービス種別に対応していないこともあります。

これは介護ソフトにもよりますが、例えば「総合事業」に対応していなかったり、「移動支援」に対応していなかったりと様々です。

国保連の介護ソフトが最安値になることも

国保連の介護ソフトが最安値となるケースがあります。

事業規模やサービス種別によって料金は異なるものの、ほとんどの民間介護ソフトの料金は国保連のソフトを上回ります。

とりあえず国保連の介護ソフトを導入

なにげに多いのが、なんとなく国保連の介護ソフトを導入したというケースです。

特に事業開始したばかりの頃は、どんな介護ソフトを使えばいいかわからず、結局、国保連のソフトを選ぶ人もいます。

(そのままずっと国保連のソフトを使い続ける人もいます。)

まずは民間の介護ソフトを一括で資料請求しましょう

国内には100種類以上の介護ソフトが存在しますが、その中から最適なソフトを選ぶのは大変です。

そのため、まずは介護ソフトを一覧比較した上で、一括資料請求することをオススメします。

その後、手元に届いた資料を机の上で見比べた上で、気になったソフトメーカーに対してデモ依頼をしましょう。

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こみたろう

下のボタンから無料で一括資料請求することができますので、ぜひ試してみてください。

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この記事の筆者

  • 早坂祐哉

    大学卒業後、大手介護ソフトベンダーに7年間勤務。年間約50法人に介護ソフトを新規販売し、最年少で営業成績1位を獲得。課題抽出から業務改善に関するコンサルティング経験も多数。後に、「介護のテクノロジーを最適化する」という理念のもと(株)GiverLinkを設立し、同メディア「介護のコミミ」を通じ、月間3万人の介護職員に情報発信をしている。

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