介護ロボット・センサーの選び方
介護ロボットって実際に役に立つの?デメリットは?どんな種類があるの?価格は?
このような疑問にお答えしていきます。
日本の介護ロボットは世界中から注目されています。
なぜなら日本が「超高齢社会」であり、介護ロボットの生産台数が世界一だからです。
しかし、そもそも介護ロボット市場は発展途上であるため、世界一とは言っても介護事業所への導入率は非常に低いです。
導入率が低い理由は、本記事で説明する「介護ロボットを導入するデメリット」に大きく影響していますが、本記事では多くの事業所が介護ロボットを前向きに検討できるように、介護ロボットのメリットも併せて解説していきます。
また、介護ロボットの種類や価格、そして選び方までを解説していくため、最後までお読みいただくことで介護ロボットの検討に必要な情報がすべて手に入るようになります。
さて、本記事の筆者は、「介護×ICT」の業界で10年以上携わっていますが、月間数万人の介護職員がアクセスするメディア「介護のコミミ」の運営者として、第三者機関の立場から「介護×ICT」に関する情報を発信し続けています。
ちなみに、介護ロボット専門資格の「スマート介護士EXPERT」も所持しているため、「なぜ介護ロボットが必要なのか」を数多くの客観的データや導入事例を元にお伝えできます。
5分程度で読める内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。
介護の現場の人材不足や負担軽減など様々なメリットがある介護ロボット!
しかし導入コストも高いためなかなか導入に踏み切れない方も多くいます。
介護のコミミの「介護ロボットの選び方」を参考にすれば失敗しない導入が可能です!
介護ロボットの選定方法や事例を紹介しているので、導入を検討されている方はまずは無料でダウンロードから!
ロボット選びで失敗しない!
介護ロボットの選び方を知る介護ロボットは大きく分けて6種類存在しますが、それぞれ共通する大きなメリットは介護者の負担を減らせることです。
その他にも、ケアの質を向上させたり、国からの報酬を増やすこともできます。
一方で無視できないデメリットもあるため、それぞれ3つずつ説明していきます。
介護ロボットを使えば、介護職員の身体的な負担を軽減することができます。
介護ロボットの種類で分類すると「移乗介助」「排泄介助」「見守り・コミュニケーション」「入浴支援」がこれにあたります。
それぞれ詳しく見ていきます。
移乗介助型の介護ロボットには2種類あります。
腰回りに装着する「装着型」と、ベッドへの移乗を助ける「非装着型」の2つに分類されます。
いずれも「移乗介助」に分類されますが、身体的負担(特に腰)を軽減してくれる効果があります。
移乗介助型の介護ロボットに関しては下の記事で詳しく解説しています。
排泄介助型の介護ロボットは3種類あります。
排泄のタイミングを自動通知してくれる「トイレ誘導」、移動可能なトイレ「排泄物の処理」、トイレ内で排泄に関わる動作をアシストしてくれる「動作支援」の3つに分類されます
いずれの介護ロボットも排泄関連の仕事を減らすことができるため、結果的に身体的な負担につなげることができます。
「見守り・コミュニケーション」型の介護ロボットは3種類あります。
介護施設内に設置するセンサー「施設」、高齢者宅に設置するセンサー「在宅」、高齢者とのコミュニケーションに特化した「生活支援」の3つに分類されます。
その中でも、特に職員負担を減らすことができるのが「施設」向けの見守りセンサーですが、ベッドからの起き上がり、離床、はみ出し等を検知することができるため、職員による無駄な夜間時の訪室を防ぐことができます。
「入浴支援」とは、高齢者が浴室から浴槽に移動する際や、湯船につかるまでの一連の動作を支援するための介護ロボットです。
介護者の負担を軽減するだけではなく、利用者にかかる負担を減らす効果もあります。
例えば、「移乗介助」の介護ロボットを使えば、二人がかりで行っていた仕事を一人で完結することもできるから、職員の人手不足対策にもつながるね!
介護現場には常に事故リスクが伴いますが、介護ロボットの導入で事故リスクの軽減ができたという声も少なくありません。
例えば、服薬支援の介護ロボットを導入することにより、薬の飲み過ぎや飲み忘れ、飲み間違いを予防することができます。
また、「見守りセンサー」を導入することで、夜間時でも利用者の起き上がりなどを検知することができるため、徘徊による事故リスクを大幅に軽減することができます。
導入事例によると、徘徊による事故が10分の1以下になったという報告もあります。(参考:日経メディカルhttps://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/clinic/nhc/yorinuki/201912/563692.html)
服薬支援や見守りセンサーに限らず、入浴支援や移乗介助など、介護ロボットが関わる部分においては全般的に事故リスクを減らす効果が期待できる!ちなみに、高齢者が歩行する際の転倒リスク軽減のためには「移動支援」の介護ロボットが便利だから詳しくは下の記事をチェックしてみてね
見守りセンサーを導入することにより、特養と短期入所支援を対象に、夜勤配置加算の要件が緩和されます。
平成30年度の法改正からスタートしましたが、従来は「最低基準より1人多くの職員を配置」しなければならないところを、見守りセンサーを入居者の15%以上設置していること条件に「最低基準より0.9人多くの配置」が適応可能になりました。
つまり、条件を満たせば0.1人の削減が可能ということになりますが、その0.1人分は夜勤職員の勤務時間を減らし、休憩時間の確保に充てることもできます。
一見するとあまり大きなインパクトはないように思えるかもしれませんが、例えば、求職者にとってはメリットしかないため、求人募集のPRポイントとして活用することもできます。
ICT化がしっかりできていれば、求職者へのPRになるよ。職員の負担軽減に務めることは「私達は職員を大切にしている」といったメッセージにもなるからね。
介護ロボットの導入コストが高いと感じる人は多いです。
例えば、見守りセンサーは1台30万円、水洗式のポータルトイレは1台40万、腰に装着する「移乗介護」のロボットは1台200万円など、価格は介護ロボットの種類によってピンキリですが、いずれも安くはありません。
また、介護のコミミチームが実施したアンケートによると、503法人中158法人(32%)が「購入資金が足りない」ことが最もICT化を阻んでいると回答しました。
しかし、次の章で説明する「補助金」を使えば金銭的負担を大幅に削減することができます。
介護ロボットの「費用対効果」は中々見えづらいよね。だけど補助金を使って導入すれば金銭的負担はかなりラクになるよ
介護ロボットは運用に乗せるまでが大変です。
介護ロボットの種類によって難易度は異なりますが、「職員のスキル不足」により介護ロボット導入を断念する事業所も多いです。
その裏付けとして、介護のコミミチームが503法人に対してアンケートを実施したところ、「職員のスキル不足」が原因でICT化ができないと回答したのは最多36.4%でした。
介護ロボットを運用に乗せるためには、職員全員で一致団結する必要があるよ!誰か1人だけ使いこなしても駄目で、みんなで使えるようにならないとね!
介護ロボットはしっかりと比較検討する必要があります。
一度導入した後は、最低でも5年(大体の耐用年数)は使用することになります。
また、運用に乗った後の介護ロボットを変更すれば、職員の混乱や事故リスク上昇を招く可能性もあるため、そうそう変更するのは難しいのが現実的です。
そのためしっかりと比較検討する必要がありますが、介護ロボットの知識がそもそも乏しいために比較検討すら難しいと感じる事業所もいます。
介護ロボットはまだまだ導入実績数が少ないので、知識がない人はたくさんいる!製品の良し悪しを知るためには、ある程度の前知識は必要だね
介護ロボットの価格は種類ごとに全く異なりますが、金額を公開しているメーカーも多いため、ここからは種類ごとに相場価格を紹介していきます。
また、補助金を使うことで金銭的負担を大幅に軽減することができるため、補助金についても併せて解説していきます。
それでは見ていきましょう。
介護ロボットの種類別に相場価格をまとめました。
分類 | 種類 | 説明 | 価格相場 | 製品例 |
移乗介助 | 装着型 | 腰に装着し、人やモノを移乗するサポートをします | 50万〜220万 | HAL パワーアシストスーツ マッスルスーツ |
非装着型 | 備え付けて利用し、ベッド等への移乗につかいます | 90万〜120万 | リショーネPlus ロボヘルパSASUKE HugT1 |
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移動支援 ※1 | 装着型 | 高齢者が外出する際に装着し、歩行をアシストします | 5万〜50万 |
aLQ |
非装着型 | 電動カート等により歩行をアシストします | 20万〜30万 |
ロボットアシストウォーカー |
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排泄介助 | トイレ誘導 | 排尿が間近になるとアラート通知します | 5万円〜35万 |
Dfree |
排泄物の処理 | 移動可能な水洗トイレ等 | 50万〜70万 | ベッドサイド水洗トイレ 真空式水洗ポータブルトイレキューレット |
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動作支援 | トイレ内で排泄に関わる動作をアシストします | 未公開 | 排泄支援アシストロボット | |
見守り・コミュニケーション | 施設 | 施設内に設置する見守りセンサーです | 30万〜40万 |
シルエット見守りセンサ |
在宅 | 高齢者宅に設置する見守りセンサーです | 15万〜40万 | いまイルモ aams ネオスケア |
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生活支援 | 高齢者とのコミュニケーションに特化したロボットです | 15万〜35万 | PALRO Sota Chapit |
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入浴支援 | 浴室から浴槽、湯船に浸かるまでの一連の動作をアシストします | 35万〜180万 | バスリフト Wells 美浴シリーズ |
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介護業務支援 | 各介護ロボットからの情報を収集・分析するプラットフォームです | 非公開 | SCOP FTCare-i |
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その他 | 服薬支援 | 服薬の摂取漏れ等をアラートで通知します | 10万〜12万 | 服薬支援ロボ |
上の表から、介護ロボットの種類によって価格相場は大きく異なることがわかります。
また、同じ種類の介護ロボットだとしても、機能メリットによって価格は異なります。
介護ロボット導入には補助金の利用が可能です。
申請も通りやすい傾向にあるため、非常に多くの事業所が補助金を利用して介護ロボットを導入しています。
しかし、補助金の要件は都道府県・市区町村によって異なるため、A県では購入金額の1/2補助ということもあれば、B市では2/3補助など様々です。
詳しくは都道府県または市区町村ごとのホームページに記載がありますが、例として2つご紹介します。
事業名 | 令和2年度秋田県介護ロボット等導入推進支援事業費補助金の計画募集について |
事業の目的 | 本事業は,介護従事者の身体的負担の軽減や業務の効率化を目的とした介護ロボット・ICTの導入に要する経費を補助するものです。 |
補助金額 |
移乗介助・入浴支援:100万円 |
公式ページ | https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/43013 |
秋田県は1/2補助だね!
事業名 | 横浜市介護ロボット等導入支援事業費補助金 |
事業の目的 | 40歳以上の中高齢者、または外国人を雇用した法人に対して介護ロボット等の導入を支援します。 |
補助金額 |
介護ロボット等を導入する際の経費(対象経費の上限100万円、9/10補助)の一部を助成 |
公式ページ | https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/shigoto/kaigo/zinzaikakuho.html#robot |
上限は100万円だけど、9/10も補助してくれるのは凄いね!
必要最低限の費用で最大限の効果を得るために、介護ロボットの選び方を解説します。
手順は4つありますが、次のような流れになります。
【手順1】課題と望む結果を書き出す
【手順2】候補の介護ロボットを探す
【手順3】介護ロボットを比較(体験や見学をする)
【手順4】総合的に判断
手順1〜4を経て、最終的には1社まで絞り込みます。
それでは手順毎に説明していきます。
手順1〜手順4はできれば複数名で実施しよう!みんなで納得して導入することができれば、運用フェーズでもプラスに働くよ!
最も大切なのは、課題解決ができる介護ロボットを導入することです。
「補助金が出るからとりあえず導入した」と課題が見えないまま介護ロボットを導入してしまえば、現場が混乱することになります。
結果的にはかえって業務悪化することも珍しくありません。
そのため、まずはしっかりと課題を明確にし、その上で介護ロボットを選定していくことが重要です。
課題を明確にするポイントは、普段の仕事内容を思い浮かべながら、「大変だと思ったこと」「改善の余地があると思ったこと」「違和感があったこと」などを思いつく限り書き出していくことです。
慣れないうちは「何が課題かわからない」といった状態になりがちですが、複数名でしっかりと意見を出し合うことにより、徐々に課題が見えてくるはずです。
それでも課題抽出が進まなければ、「KJ法」などがおすすめですので、気になる方は下のリンクから確認してみてください。(KJ法:https://swingroot.com/kj-method/)
また、課題抽出と同時に、課題を解決した後の「望む結果」もあわせて書き出していきましょう。
その「望む結果」こそが介護ロボットを導入した後に目指すゴールとなります。
課題抽出は、職種も年齢も違うスタッフ同士で話し合うと効果的だよ!意外とそれぞれ課題や悩みを抱えているものだよ
手順1で課題が明確になったら、次は候補の介護ロボットを探します。
インターネット検索で「介護ロボット 移乗介助」などで検索してもいいのですが、下のサイトには数々の介護ロボットが載っているため一覧で確認したいときに役立ちます。
介護ロボットポータルサイト(http://robotcare.jp/jp/home/index.php)
ここでは、「課題を解決できそう」くらいの考えで構いませんので、いくつか候補をあげてみましょう。
次の【手順3】では、候補のメーカーに問い合わせた上で、デモや体験会を受けることになります。
介護ロボットは資料やホームページだけでは良し悪しが判断できません。
そのため、デモンストレーションを受けるだけではなく、実際に体験することが大切です。
また、実際に体験する職員に関しても、機器操作を得意とするスタッフではなく、機器操作を苦手としている職員に体験してもらうことが大切です。
なぜなら、苦手な職員に操作してもらうことで、より導入後のイメージを具体的にもつことができるためです。
また、機器操作が苦手な職員ほど「私無理かも・・・」と苦手意識を強くもつ傾向があるため、実際に体験してもらうことで、導入後の抵抗感を和らげる効果も期待できます。
そして、できれば体験だけではなく、他施設への「見学」をさせてもらえれば導入後のイメージもよりはっきりしてくるのでお勧めです。
介護ロボットは全員で運用していくものだから、苦手な職員を巻き込むことは大切だね!不安感を払拭してあげることにもつながるよ
次は、候補に挙がっている製品の見積依頼を行います。
手元に見積書が届いたら「介護ロボット選定会議」を開催し、【手順1】で書き出した「課題」と「望む結果」に対して、候補の介護ロボットはどこまで解決できるかを整理します。
もし全ての課題を解決し、望む結果を与えてくれた上で、見積金額も想定より安いとなれば、すぐに契約の方向で進めて問題ありません。
しかし、現実的には製品ごとに一長一短あるため、職員同士の話し合いでじっくり吟味していくことになります。
意見が食い違うこともあるかと思いますが、できる限り全員(もしくは大半の職員)が納得した状態で1社に最終決定できるように、しっかり話し合いを行っていきましょう。
介護ロボットの選定には労力はかかりますが、苦労して選んだ介護ロボットを導入すれば間違いなく大きな業務改善が実現できるため、妥協せずしっかり【手順4】をやりきりましょう。
介護ロボットの選定は確かに大変!でも、ずっと使い続けるツールだからしっかりと後悔がないように選びたいよね!
介護ロボットの普及率は非常に低く、「介護のコミミ」チームの調査では、全サービス種別においては1割程度ということがわかりました。
ただ、特養やショートなどの入所系に絞らずに調査した結果ですので、もし入所系に絞った場合は、職員数の割合から考えると2割〜3割程度になると予想しています。
そこで、ここからは普及率が低い理由と介護ロボットの課題、そして今後の未来について解説していきます。
介護におけるICT化といえば「介護ソフト」が最もメジャーです。
介護ソフトの歴史をたどれば、介護保険制度がスタートした2000年当初はフロッピーディスクに介護請求データを書き込んだ後、国保連に郵送をしていました。
その後、徐々にフロッピーディスクがなくなり、次はISDN回線を用いたデータ伝送が主流になりました。
そしてその後、ISDN回線での伝送はNGとなり、いまやインターネット伝送が主流になりました。
このように、請求業務だけでも20年間で大きく変化しています。
大きく変化した背景には、「変化せざるを得ない状況だった(報酬がもらえなくなる)」という点と、事業所側が「変化のメリットを簡単に理解できた」ことが影響しています。
介護業界には「変化を望む人」よりも、「変化を嫌う人」の方が多いため、「変化せざるを得ない」環境になったことで、介護職員はようやく重い腰を上げました。
また、変化することで得られるメリット(この場合、費用圧縮できて楽になる)が理解しやすかったことも1つの要因です。
一方で、介護ロボットに関してはまだまだ歴史が浅く、介護ロボットの必要性にすら気がついていない層が非常に多いと筆者は考えています。
言い換えれば、ほとんどの事業所は「変化せざるを得ない」環境だと感じていない上、「メリットをそこまで感じていない」ために、介護ロボットの普及は進んでいないのではないでしょうか。
※「介護ロボットの導入事例」に関してまとめた記事のリンクから確認できます。
国は外国人労働者の受け入れや、特定処遇改善など数々の施策を打ってきましたが、介護職員の数はまだまだ足りていません。
データからも明らかですが、2025年には34万人もの介護職員が足りないと試算されています。
そのため、限られた人員で最大の効果を得るために、国は「生産性向上」「業務改善」というキーワードを掲げて「介護×ICT」の分野に大量の補助金を出しています。
しかし、介護事業所の多くは、「職員のスキル不足」や「資金が足りない」といった課題を抱えているため、国が理想とする「生産性向上」や「業務改善」を実現する土台すら整っていないのが現実です。(503法人へのアンケート結果より)
ICTツールの導入が進んでいる事業所は、そうではない事業所に比べ16%も「離職率は低いと思う」と回答したことが同アンケート調査で明らかになっています。
介護ロボット活用で「業務改善」することによって職場環境が改善し、その上で離職率が下がったと想像できます。
まだまだ国が理想とする姿と、「スキル不足」や「資金がない」と悩む介護職員側にはギャップがあるものの、介護職員側が介護ロボットの必要性を感じ、「やらざるを得ない」状況になれば、普及率は徐々に高まると筆者は考えています。
介護ロボットに関するよくある質問をまとめました。
(質問1)介護ロボットは何と連携できるの?
(回答)介護ロボットにも様々ありますが、例えばベッドセンサーと介護ソフトはいま時点で連携が実現しています。ベッドセンサー側では「寝ている時の記録」を作成し、介護ソフト側では「起きている時の記録」を作成しますが、それらを1つの画面上で表示し、24時間軸で利用者の状態を確認することができます。このように連携することで分析がしやすくなり、利用者の状態の変化に気付きやすくなるといったメリットがあります。
(質問2)介護ロボットの耐用年数は?
(回答)介護ロボットの種類にもよりますが、大体3年〜5年が多いです。
(質問3)介護ロボット以外に必要な整備は?
(回答)これも介護ロボットの種類にはよりますが、見守りセンサーなどは施設内で無線LAN環境が整っている必要があります。意外と盲点な部分なので、必ず確認するようにしましょう。
(質問4)運用開始までどれくらいかかるの?
(回答)職員のスキルや導入する介護ロボットによっても異なりますが、3ヶ月から半年は最低でも見ておいたほうが無難です。(1年以上かけて導入する施設も珍しくありません)
(質問5)介護ロボットのおすすめ勉強法をおしえて
(回答)本サイト「介護のコミミ」には介護ロボットに関する記事を続々投稿していきますが、もし書籍で勉強する場合は「スマート介護士」の公式テキストがおすすめです。基礎知識から運用立ち上げまでが詳細に記載されています。
以上です!ありがとうございました!
【介護ソフト】シェア比較ランキング10選!大手分析、比較検討
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しかし導入コストも高いためなかなか導入に踏み切れない方も多くいます。
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