介護ソフトの選び方
福祉用具に対応している介護ソフト・システムって何があるの?選び方や基準なども知りたい!
このような疑問にお答えしていきます。
福祉用具貸与(レンタル)・販売に対応している介護ソフトはそこまで多くありません。
国内には100社以上の介護ソフトは存在しますが、福祉用具に対応しているソフトはおよそ20社程度です。
その中でも、在庫管理までしっかり行えるソフトもあれば、請求業務しかできないソフトもあるので、「一体何を基準に選べばいいの?」と疑問を持たれる方も少なくありません。
そこで、本記事では福祉用具ソフトの選び方と注意点だけではなく、それぞれ特徴が異なる5社の介護ソフトに厳選してご紹介したいと思います。
本記事の筆者は大手介護ソフトメーカー出身ということもあり、福祉用具ソフトに関しては熟知していると自負していますので、そのような経験からも分かりやすくお伝えしていければと思っています。
ちなみに、福祉用具ソフトの比較にお困りの際は、業界最大級のメディア「介護のコミミ」から各社のサービス資料を取り寄せて、福祉用具ソフトの選定を成功させましょう!⇒【特典比較表つき】福祉用具ソフトの資料一括請求はこちら(無料)
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介護ソフトを一括資料請求する福祉用具ソフトでできることは大きく分けて次の4つです。
① 情報の一元管理(保険証など)
② 請求業務
③ 計画書作成(ふくせん等)
④ 在庫管理
それぞれ見ていきましょう。
もし、福祉用具事業所だけではなく、他のサービス種別の介護ソフトも検討している際は、下の記事も参考になるよ!
1つのソフトで利用者情報や親族情報、家屋図、計画書など様々な情報を一元管理することができます。
一元管理の最大のメリットは、必要な情報を入手するまでの時間が圧倒的に短くなるということです。
例えば、出先で利用者の介護保険情報をチェックしたい場合、タブレットさえあれば介護保険の情報を瞬時に探し出せるだけではなく、計画書や請求情報まで紐づけてチェックすることができます。
もしこれが紙管理とエクセル管理を併用していた場合、それぞれを引っ張り出して確認する必要があるため、介護ソフトで一元管理をすることで検索スピードが飛躍的に向上します。
福祉用具に関する請求を行うことができます。
利用者やその家族に対して発行する「利用請求書」はもちろん、国保連に提出する「国保請求」分のデータを作成します。
介護ソフトの中には、あらかじめ入力しておいた入出庫情報から請求データを自動作成できるソフトもあります。
また、請求データのエラーチェック等も行うことができるため、請求業務において大幅な時間短縮と精度の向上につなげることができます。
介護ソフトを使えば計画書の作成を行うこともできます。
介護ソフトによって定型文があらかじめ登録されていたり、期間チェックのアラート機能がついていたり、在庫管理の情報と連携したりと様々な機能を有しています。
介護ソフトを使えば、在庫管理の状況を可視化(見える化)することが可能です。
また、製品ごとに割当てられているTAISコードと単価は紐づいているため、介護ソフト上で在庫管理を行うことで売上見込みを算出することができます。
また、ケアマネへ提出する「提供表」への自動記載や、仕入れ先へ提出する書類の自動作成が可能です。
この「在庫管理」に関しては、介護ソフトによって機能差が出やすい部分でもあります。
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福祉用具ソフトを選ぶ基準は次の5つです。
① 導入環境で選ぶ【出先で使いたいならクラウド】
② 機能で選ぶ【在庫管理の有無で求める機能も変わる】
③ 費用対効果(コスパ)で選ぶ
④ サポート体制で選ぶ
⑤ 口コミ評判で選ぶ
それぞれ見ていきましょう。
もっと詳細に知りたい!という人は、こちらから福祉用具ソフトの資料を取り寄せてみましょう!
導入環境とは、簡単に言えばオンプレミス(インストール型)とASP型(クラウド型)の2つです。
オンプレミスを選択する場合、基本的には事業所内でしか運用はできませんが、ASP型の場合、インターネットさえあればどこでもソフトを操作することが可能です。
「出先でも使いたい」という人にはASP型をお勧めしていますが、コストやセキュリティ面においてオンプレミスを選択する場合もあるので、自身の運用に合わせて決定しましょう。
もし「どっちにすればいいかよく分からない」という方はASP型を選んでおけば問題ありません。
福祉用具ソフトでできることは、大きく分けて「一元管理」「請求」「計画書作成」「在庫管理」の4つです。
そのうち、「在庫管理」においてはソフトによって大分機能が異なります。
例えば、バーコードリーダーを用いて在庫チェックできるソフトもあれば、そもそも在庫管理ができないソフトもあります。
当然ながら機能が充実していればしているほど、費用もそれなりに発生するため、「どこまでの機能が必要なのか」を予め整理しておくことが重要です。
「最低限必要な機能」と、「できれば欲しい機能」のそれぞれに分けて考えておきましょう。
コスパはとにかく重要です。
価格以上の価値を得られてはじめて「ソフト選びに成功」したことになります。
価格に関してはこちらから資料請求をすることで確認することが可能です。もしくは、メーカーに直接問合せを行い、確認する方法があります。
価値に関しては資料や口コミ、無料体験などでできる限り情報収集をして計りましょう。
いずれにしても、「安いから」という理由だけでソフトを決定するのではなく、しっかり価値を提供してくれるソフトかどうかも念頭に置いておきましょう。
ソフトを選ぶ上でサポート体制も重要な評価ポイントです。
法改正を重ねるたびに複雑化する業界だからこそ、しっかりと寄り添ったサポートが重要 になります。
さて、主なサポート体制は「操作説明」と「コールセンター」の2つです。
ソフトによっては操作説明がなかったり、コールセンターも無料ダイヤルではなく「有料」だったりと様々です。
気になっている福祉用具ソフトがあれば、どんなサポート体制があるかはしっかりチェックしておきましょう。
実際に福祉用具ソフトを使用しているユーザーの声は非常に参考になります。
メーカー側は基本的に「営業トーク」としてメリットを強くPRはしますが、なかなかデメリットは見えてきません。
そこで、もしあなたの知人・友人に福祉用具ソフトを使用している事業所があれば、積極的に聞いてみることをおすすめします。
もしくは、当サイト(介護のコミミ)には口コミが多数掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
ここからは福祉用具ソフトを5つご紹介します。
もし気になるソフトがあれば、下のボタンから資料請求が可能ですので、ぜひお気軽にご利用ください。
福祉用具対応の介護ソフトを探してみる
介護ソフトを一括資料請求するメーカー名 | 株式会社エス・エム・エス |
---|---|
対応サービス | 通所系訪問系ケアマネ便利ツールその他訪問系障がい児便利ツール |
機能 | 請求業務対応記録業務対応 |
費用 | (例)居宅介護支援事業所:月額5,000円〜 デイサービス月額25,000円〜介護ソフトの相場をシミュレーションする |
無料体験 | あり |
導入形態 | クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
「カイポケ」は端末台数に縛られないライセンスフリーの介護ソフトです。
また、福祉用具に限らず、数多くのサービス種別に対応しています。
そのため、もし法人内でデイサービスや訪問介護などを運営している場合でも、1つのソフトで全事業所を管理することが可能です。
また、無料でタブレットを貸与してくれたり、無料体験があったり、ホームページを無料で作成できたりと多岐にわたるサービスを展開しています。
メーカー名 | 株式会社エースシステム |
---|---|
対応サービス | その他 |
機能 | TAISコード対応記録業務対応請求業務対応 |
費用 | 契約形態:年間契約プラン(1年・3年・5年契約)介護ソフトの相場をシミュレーションする |
無料体験 | なし |
導入形態 | クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
「SMARTれん太」は福祉用具に特化した介護ソフトです。
とにかく「見える化」にこだわった機能は外回りをする営業係にとって強力なツールとなっています。
例えば、出先でもタブレットを用いてメンバーのスケジュールを全体で共有し、空き状況のチェックが可能です。
また、メンバーごとの仕事量(タスク量)も見える化し、仕事の漏れやミスを防ぐことに役立てることができます。
他の介護ソフトで備えているような基本的な機能はもちろん、他にはなかなかない「スケジュール管理」や「タスク管理」が特徴のソフトです。
メーカー名 | 株式会社インタートラスト |
---|---|
対応サービス | 施設系短期系通所系訪問系ケアマネ便利ツールその他 |
機能 | 請求業務対応記録業務対応 |
費用 | 月額7,800円〜介護ソフトの相場をシミュレーションする |
無料体験 | あり |
導入形態 | クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
まもる君クラウドの福祉用具貸与ソフトは、福祉用具貸与の事業者に特化した介護ソフトです。
導入することで、国保連請求や利用者請求などの複雑な請求業務を簡単に行うことができます。
また、それだけでなく個人情報の管理や介護計画書の作成、介護記録にも対応。
売上管理まででき、経営もサポートしてくれます。
福祉用具貸与の複雑な業務をサポートしてくれる画期的なソフトです。
メーカー名 | 株式会社日本コンピュータコンサルタント |
---|---|
対応サービス | 通所系訪問系ケアマネ便利ツールその他訪問系日中活動系計画相談障がい児便利ツール |
機能 | 請求業務対応 |
費用 | 要問合せ介護ソフトの相場をシミュレーションする |
無料体験 | あり |
導入形態 | クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
介舟ファミリーは操作性(使いやすさ)が好評なクラウド型の介護ソフトです。
複数サービスの請求、入金管理、給与計算まで1つのソフトで運用できます。
また、ソフト連携により、記録・情報共有・請求を一気通貫で行うことも可能です。
機能面での評価だけではなく、サポート面でも高い評価を得ている介護ソフトです。
メーカー名 | 株式会社EMシステムズ |
---|---|
対応サービス | 施設系短期系通所系訪問系ケアマネ便利ツールその他 |
機能 | 介護ソフト連動見守りシステム連動記録業務対応請求業務対応 |
費用 | 要問合せ介護ソフトの相場をシミュレーションする |
無料体験 | あり |
導入形態 | オンプレミス・クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
すこやかサンは何といっても「介護保険の全事業種別に対応可能」というオールマイティさが評価されています。
さらに標準搭載されている機能の時点で記録から請求まで一気通貫で対応が可能なので、追加のオプションや費用などはほとんどかかりません。
本記事の内容はいかがでしたでしょうか。
本サイトでは今回のように介護ソフトに関する情報を頻繁に更新しています。
また、介護職員から寄せられた「本音の口コミ」も多数掲載されているので、ぜひ介護ソフト選びの参考にしてみてください。
「介護のコミミ」では、介護施設でよく使われるツールの資料を無料で請求できます。
人気ツールの内容を知ってからツール探しをすることで、効率的にあなたにあったツールが見つかりやすくなります。
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