介護ソフトの選び方
介護ソフトを導入すればどんな効果があるんだろう?成功している事業所はどんな工夫をして、どんなツールを導入したんだろう?
このような疑問にお答えします。
介護ソフトを検討している際に、「本当に介護ソフトを使えば業務改善できるのか?」と疑問を抱く方は少なくありません。
実際、筆者は10年間で約500法人の介護事業所に携わってきましたが、介護職員から「他の事業所では介護ソフトを上手く運用できているの?」と質問をいただくことが多くありました。
そこで、本記事ではインターネット上に公開されている介護ソフトの導入事例をピックアップし、抱えていた課題を浮き彫りにした上で、導入効果を解説していきます。
また、「成功している事業所の共通点」についても解説していくので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
〜本音の口コミが失敗を防ぎます〜
当サイトの記事をお読み頂いても
疑問が解決しない場合には、
下のボタンから介護ソフトの口コミ比較と
一括資料請求をおすすめします。
複数の資料比較で「強み」がわかり、
本音の口コミ比較で「弱み」がわかります。
登録不要・完全無料ですので
お気軽にご利用ください。
多くの介護職員が
資料請求からスタートしています!
最短60秒!無料でかんたん検索
介護ソフトを一括資料請求する
「本当にこの介護ソフトを導入すべきなのか?」と悩んだ際に、介護ソフトの成功事例を知ることで、ゴール(目的地)を想像することができます。
具体的には、導入事例からは次の3つを読み解くことができます。
導入事例から、介護ソフトでどのような課題を解決できたかがわかります。
例えば、「高齢職員から介護ソフトの導入に反対されている」という悩みがあれば、その悩みに対して、他の事業所がどのように解決していったかがわかります。
必ずしもその情報が役立つとは限りませんが、一見の価値はあります。
導入事例を読んでいるうちに、まだ自分だけでは気が付いていない課題が見えるときがあります。
例えば、介護ソフトの選定基準を「記録のペーパーレスを目指せる介護ソフト」としていた場合でも、導入事例を読みながら「そういえば、未収金管理にも課題があったな・・・」と、気付くことがあります。
このように、導入事例は自分の視野を広げるきっかけにもなります。
導入事例の中には、「月1000時間の削減に成功しました」などと具体的な数値を提示しているケースもあります。
数値は事業所の規模や職員数によって異なりますが、業務改善をイメージする上では非常に役立ちます。
導入事例を参考に、目標設定をする際の目安にすることもできます。
インターネットで情報公開されている100以上の導入事例の中から「抱えていた悩み」「具体的な改善ポイント」が明確な導入事例をピックアップし、要点をまとめた上、筆者独自の視点から「なぜ成功したのか」を説明していきます。
それでは早速見ていきましょう。
ヘルパーのスケジュール管理をエクセルで行っていたみたい!しかも、訪問介護と居宅介護(障がい)をそれぞれ別々にエクセル管理していたので、かなり運用が大変だったみたいだね
対象事業 | 訪問介護(介護)・居宅介護(障がい) |
事業所名 | 中日エムエス |
導入ツール | ほのぼのシリーズ |
参考URL | https://www.ndsoft.jp/case/nursing/21418 |
新型コロナがきっかけでテレワークを実施したいと思ったみたい!でも、介護ソフトを導入する前は事務所で作業するしかなかったみたいだね。
スタッフが自宅でも仕事ができるようにクラウドタイプの介護ソフトを導入した事例です。
クラウドタイプの場合、インターネットさえあればどこでも使用できるため、テレワークの実現が可能になりました。
直行直帰が可能になったため、介護職員の負担軽減にもつながったようです。
本事例の成功ポイントは、テレワーク実現のためのツールとして介護ソフトを選択した点にあります。
テレワークの実現だけであれば、話題の「Zoom(ズーム)」や「チャットワーク」などの無料ツールも選択肢に入りますが、介護ソフトにおいては利用者管理機能だけではなく、記録業務や請求業務など、多岐にわたる作業が一元管理できるため、最もテレワーク実現に効果があると考えられます。
また、「介護=在宅勤務が難しい」といった固定観念を抱かなかった点においても素晴らしいですね。
対象事業 | 訪問介護・訪問看護 他多数 |
事業所名 | ナースケアグループ |
導入ツール | カナミック |
参考URL | https://www.kanamic.net/lp/telework/ |
複数のサービスを運営しているものの、元々導入していた介護ソフトでは機能が足りなかったとのこと。やむを得ないから、介護ソフトとは別で給与計算などをしていたみたいだよ
訪問系サービスの給与計算を介護ソフトで一元管理することによって、業務負担を大幅に改善できた事例です。
他の介護ソフトでは、介護タクシーや保険外サービスなどの複雑な給与体系に対応していないため、介護ソフト以外を使わざるを得ない状況だったそうです。
そこで、新たな介護ソフトを導入し、給与計算の一元管理を実現し、職員の労力の軽減できたとのことです。
本事例の成功ポイントは、必要な機能を網羅的に対応している介護ソフトの選定をしっかり行ったことです。
国内には数多くの介護ソフトが存在しますが、複雑な給与体系に対応していない介護ソフトも多いのが現状です。
そのため、運営にぴったり合致したソフトを選定できたことが成功ポイントだと考えられます。
対象事業 | 居宅介護支援・訪問介護 他多数 |
事業所名 | 有限会社 沖縄介護センター |
導入ツール | 介舟ファミリー |
参考URL | https://kaisyuf.jp/2020/02/12/case1/ |
介護ソフトの導入で成功している事業所には共通点があることがわかりました。
この共通点は、失敗しない介護ソフト選びのヒントにすることができます。
それでは一つずつ見ていきましょう。
介護ソフトの導入で上手くいっている事業所は、とにかく課題が明確です。
課題がはっきりしているため、解決までのプロセスと、目指すべきゴールも明確です。
例えば、「スケジュール管理でエクセルと介護ソフトを併用しているため、管理が非常に大変」という課題が見えていれば、スケジュール管理に強い介護ソフトを選べばいい、ということになります。
このように、課題が明確であれば次にすべき行動が見えてくる上、その課題をクリアできたかを後追いすることもできます。
介護ソフトの導入には労力がかかります。
操作を覚えることはもちろん、場合によってはデータ移行や設定作業で2か月以上も消費することになります。
しかし、ICT化に成功している事業所は、そのようなリスクは把握しつつも、「導入は大変だけど、なんとか介護ソフトを使いこなそう!」と前向きな姿勢で取り組んでいます。
そのように前向きな事業所は、介護ソフトをしっかり活用すれば莫大な時間が削減できることを知っています。
確かに一時的には大変かもしれませんが、長い目で見ればはるかに大きなリターンが得られることは間違いありません。
成功している事業所は介護ソフトをしっかり吟味して選んでいます。
営業マンに言われるがままに介護ソフトを選ぶのではなく、抱えている課題を最も解決できる介護ソフトを自力で探し出しています。
また、介護ソフトは必ず複数を比較検討した上で、しっかりとデモンストレーションを受け、価格や口コミを総合した上で1社に絞り込んでいます。
※介護ソフト選定方法については下の記事をお読みいただければと思います。
今回ご紹介した導入事例のように「成功」するための第一ステップは、課題を明確にすることです。
その上で介護ソフトを選定し、最適な1社を選ぶことになります。
とはいえ、介護ソフトは国内に100種類以上存在するので、その中から最適なソフトを自力で探すのは至難の業です。
そこで、本サイト「介護のコミミ」では介護ソフトのクチコミが多数掲載されているので、介護ソフト選びの役に立つかと思います。
また、気になるソフトがあればそのまま一括資料請求もできるので、ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
〜本音の口コミが失敗を防ぎます〜
当サイトの記事をお読み頂いても
疑問が解決しない場合には、
下のボタンから介護ソフトの口コミ比較と
一括資料請求をおすすめします。
複数の資料比較で「強み」がわかり、
本音の口コミ比較で「弱み」がわかります。
登録不要・完全無料ですので
お気軽にご利用ください。
多くの介護職員が
資料請求からスタートしています!
最短60秒!無料でかんたん検索
介護ソフトを一括資料請求する
なんと介護ソフトは100種類以上!基礎知識から選び方まで徹底解説!【まとめ】
介護の人事担当が選ぶおすすめ求人サイトランキング!転職を有利にするには?
無料で介護ソフトやシステムの課題解決や業務効率化をご支援させていただきます。
まずは資料請求かお問合せください。
60秒で介護ツールをかんたん比較!
資料・体験版を一括請求する
「福祉であふれる世界」をコンセプトに介護のコミミは生まれました。超少子高齢社会の日本において、介護・福祉業界の働き手不足は深刻な問題です。また、介護業界は3年に一度、福祉業界は毎年行われる法改正に対応するために事業所の運営を見直す必要があります。そのため、厚生労働省が推進しているように、介護ソフト・障がい福祉ソフト・介護ロボットのようなITサービス/システムを導入し介護福祉現場の「業務改善」がなされなければ、働き手不足、法改正などの課題解決は困難です。介護のコミミは介護福祉業界に特化したITサービス/システムを掲載しています。例えばソフト導入時に、100種類以上のソフトから比較検討し、貴社の課題を解決できるのかを確かめることができます。第三者機関として公正公平な立場だからこそ、様々なサービス/システムを選び、無料で、しかも一度に多くの資料を手に入れることができるのは介護のコミミの強みです。日々の業務がお忙しい、介護福祉業界の皆様のために最短で最高のITサービス/システムとのマッチングをサポートさせていただきます。
介護ソフトだけでも80社以上のメーカーが存在し、様々な課題解決ができる事実を知っている方は介護福祉業界では多くありません。コロナ禍で大きく飛躍したITサービス/システムは、きっと貴社の問題をクリアにすることができます。サービス/システムを選ぶ際は、介護のコミミの「本音の口コミ」をご活用ください。日本最大級の口コミ数は、実際の現場で働かれている職員さまからいただいているものです。その口コミをもとにサービス/システムの「ランキング」を作成しております。サービス/システムのミスマッチが起きないように、まずは情報収集のため人気のものを資料請求してみましょう。
60秒で介護ツールをかんたん比較!
資料・体験版を一括請求する