ケアマネ必見!提供表・計画書作成に役立つAIケアプランとは?

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ケアマネ必見!提供表・計画書作成に役立つAIケアプランとは?
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こみたろう

ケアプラン作成に手間がかかる…もっと業務が楽にならないかな?

このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ケアマネージャーが作成するケアプランは現在も多くの事業所で、紙媒体で作成されています。

デジタル化が進んでいる昨今、介護業界が取り残されている形となっているのです。

ケアが必要な利用者のケアプランの作成は、ケアマネージャーの仕事の一つではありますが、ケアマネージャーの仕事はそれだけではありません。

自らが作成したケアプランに基づき、ケア会議を開き、各介護事業所と調節を行います。

また、その事業所へ訪問しモニタリングを行い、経過記録を作成、必要であればケアプランを練り直すこともあります。

これだけの激務の中、ケアプランなどの書類の作成に多くの時間を取られています。

しかし、この時間を短縮できるツールがあるとしたらどうでしょう。

今回は、福祉業界で20年以上勤務してきた社会福祉士の著者が、ケアマネージャーの助けとなるAIケアプランについて解説します。

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AIケアプランとは

デジタル化が比較的遅い分野の一つとして挙げられているのが、介護の分野です。

厚生労働省は、2022年度までに介護の分野にもデジタル化を進めていこうとしてきました。

そして、新型コロナウイルスの爆発的な流行に伴い、この計画はさらに前倒しされます。

こういった背景の中、AIケアプランが研究され、開発が進められてきたのです。

AIケアプランは、膨大な介護の成功事例をAIの力で瞬時にまとめて、ケアマネージャーがケアプラン作成のときに大いに役立つシステムとなっています。

ケアプランを作成するには、ケアマネージャーが非常に多くの手間と時間をかけて取り組んでいるのが現状です。

そこで、パターン化されたケアプランの中から、必要な情報を簡単に集めることを可能にしたのがAIケアプランなのです。

そもそもケアプランとは?

ケアプランとは、介護に関して利用者が現状で直面している課題や、その課題に対する支援方法や介護保険サービスの内容などをまとめたケアマネージャーが作成する計画書のことです。

ケアプランを作成するには、はじめにケアマネージャーが新規の利用者の自宅などに訪問します。

訪問先では、利用者の課題を明確にするために、利用者と会話をしていき信頼関係を築いていくことになります。

世間話から受診している病院など、さまざまな話題の中から利用者が何を求めているのかを正しく知るための評価や査定である初回アセスメントを作成します。

得られたアセスメントを元に、どんな支援や介護サービスが利用者に必要かを考え、ケアプランを作成していくのです。

 関連記事 ケアプランとは?介護サービス計画書作成後の流れまで解説

AIケアプランの活用方法

ライフスタイル

AIケアプランは、ケアマネージャーが聞き取った利用者のアセスメントをAIが学習し、分析することが可能となっています。

分析されたデータをもとにAIから提案されるプランは、利用者の課題を改善できる可能性が高いサービスプランです。

ケアマネージャーが1人で作成する場合には経験や知識などが必要となりますが、さまざまなケアプランのデータが搭載されたAIであれば最適なプランをすぐに準備できます。

よって、ケアマネージャーのケアプラン作成時間を大幅に削減することが可能です。

ただ、AIがケアマネージャーに代わることはできません。

AIには、利用者に寄り添ってヒアリングを行うような機能はありません。

また、最適なプランの提案はAIがしてくれますが、それが本当に必要なケアプランとなっているのかを判断するのは、最終的にケアマネジャーです。

AIによって短縮されたケアプランの作成時間を他の業務に充てることができるので、より良いケアマネジメントにつながっていくことが期待できるということです。

AIケアプラン活用事例

ヒント

AIケアプランを実際に有効活用する場面は、ケアプランの作成に迷いが生じたときです。

AIケアプランがないと、ゼロから書類を作成することになります。

知識や経験が豊富なケアマネージャーなら時間をかければ作成できますが、若いケアマネージャーの場合は迷いが生じ、自分が考えたものが本当に最適なプランかどうか、判断できなくなってしまうことが考えられます。

経験の少ないケアマネージャーが、医療や介護の知識、地域の介護施設のデータなどを加味しながらケアプランを作成するには、AIの力が必要となるのです。

AIケアプラン対応介護ソフト

ICT

AIケアプランは開発が進められたり、実証実験が行われたりと、多くの企業が取り組んでいる介護システムの業務効率化のためのツールです。

残念ながら、現状においては修正すべき点や課題が多く、まだまだ発展途上の段階と言わざるを得ないツールとなっています。

しかし、現状を打破するために利便性の高いAIケアプランを実装した介護ソフトも、少なからず登場し始めました。

ここからは、その中でもおすすめの介護ソフトとAIケアプランソフトを紹介をしていきます。

ほのぼのNEXTとSOINの連携

繋がる手

NDソフトウェア株式会社は、福祉業務を支援するシステム「ほのぼのNEXT」を提供しています。

また、株式会社CDIが提供しているのは、人口知能を用いたケアマネジメント支援サービスである「SOIN(そわん)」です。

2020年12月にこの2つのサービスの連携が可能となり、ケアプラン作成業務のさらなる効率化が期待されています。

ほのぼのNEXT(NDソフトウェア)

ほのぼのNEXTSS

介護保険対応版ほのぼのNEXTは、多くの介護福祉事務所で導入されている介護・福祉業務支援ソフトウェアです。

クラウドにも対応しており、インターネット経由で利用者の情報を確認することができます。

そのため、大きな地震や水害、停電やPCウイルスなどから利用者の大切なデータを守ることが可能です。

SOINと連携したほのぼのNEXTには、居宅介護支援事業所向けのシステムとして「在宅ケアマネジメント基本システム(AI)」があります。

介護保険の認定調査に用いられる認定調査票、利用者の1年後の状態について改善の可能性が高いサービスプランを提案する居宅サービス計画ガイドラインが備わっています。

また、ケアマネージャーが作成したサービス利用票やサービス提供票を入力することで、1年後にどうなるかをAIが予測することが可能です。

SOIN(CDI)

ソワンビジュアル画面

SOINとはフランス語で、「介護」「ケア」「気配り」などの意味を持っています。

高齢化が進み介護が必要としている人が増えていく中、自分に見合ったケアを受けることができるようになってほしいという思いが込められて名付けられました。

多くのケアマネージャーが悩んでいるケアプランの作成に、はっきりとした根拠を与え、どういった効果が期待できるのかを明確にできるようなシステムがSOINには備わっており、経験が浅いケアマネジャーでもデータに基づいた提供表が作成できる上、経験に左右されない提供表が作成できます。

そして、業界トップシェアのほのぼのNEXTにシステムを提供することで、多くの人がAIケアプランを利用できるようになったのです。

ミルモぷらん(ウェルモ)

みるもぷらん

「ミルモぷらん」は、介護福祉プラットフォームサービスを提供する株式会社ウェルモのケアプラン作成支援AIのことです。

ケアマネージャーを悩ませるケアプランの作成をAIが一緒に考えてくれます。

利用者やその家族から聞き取ったアセスメント情報から、利用者の目標やニーズを導き出してくれるので、ケアプラン作成時間を減らすことが可能です。

また、ミルモぷらんを使うことで、必要に応じて医療に関する情報を手にいれることができます。

疾患情報を調べる手間が省けるので、非常に便利な機能です。

さらに、地域ケア情報データベース「ミルモネット」と連携することで、適切な事業所を提案してくれます。

地域資源であるケアサービスを余すことなく利用することにつながり、利便性が高いです。

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こみたろう

AIについて詳しく触れている過去記事がありますので、そちらもよろしくお願いします!

 関連記事 AIで膨らむ期待!ケアマネジャーの業務は一体どうなる?デメリットは

まとめ

介護士と利用者

今回は、AIケアプランについて紹介しました。

優秀なAIを使った介護ソフトを利用することで、ケアマネージャーの業務は格段に改善されるようになるでしょう。

ケアプランの原案を作成する負担を軽減し、業務が効率化されるので、非常に重宝されているのです。

若手のケアマネージャーは、ゼロベースからのケアプランの作成に苦労せずに済む可能性が高くなります。

また、ベテランのケアマネージャーは、AIが算出するプランによって自分が経験したことのない新たな気付きに出会うことにつながるのです。

つまり、AIプランによって、ケアマネージャー自身が成長することが期待できるのです。

今後の介護の分野を進化させるためにも、AIケアプランの導入をおすすめします。

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この記事の筆者

  • 介護のコミミ編集部

    介護のコミミ編集部

    介護のコミミのコンテンツである「コミミマガジン」の編集者。 介護現場から施設運営など、介護に関わる幅広い分野で月間5万人以上の介護職員に情報発信をしている。 記事は介護職員だけでなく、メーカーや行政からの関心も高まっているため、メーカーと介護現場を繋ぐ第三者目線を第一に、日々情報を提供している。

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