最先端の介護ロボットを手軽に比較!人気の展示会5選

介護ロボット・センサーの選び方

最先端の介護ロボットを手軽に比較!人気の展示会5選
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こみたろう

介護ロボットの展示会に行くメリットは?
展示会はオンラインではやってないの?

このように思っている方はいるのではないでしょうか。

IT技術が急速に進化するなか介護に関わる業界では介護ロボットに注目が集まっています。

しかし、介護ロボットをすでに利用している施設はまだ多くなく、情報を十分に得られていない施設が多いのも実状です。

そのようななか導入の検討に向けた方法の一つとして展示会の活用があります。

ただし、施設担当者のなかには介護ロボットの展示会に行くメリットについて理解できていない人もいることでしょう。

また、展示会場が遠方にあるなどして会場に直接行くことが難しい場合にはオンラインでの開催事情も気になるポイントです。

そこで、この記事では人気のある介護ロボットの展示会や、オンライン開催事情などを紹介します。

さらに、厚生労働省の情報をもとに、介護ロボットの主な種類や役割、導入するメリットなどについても解説しているので、介護ロボットの導入検討時や参加する展示会を選ぶときの参考にしてください。

介護ロボット導入を失敗しない! 介護ロボットの選び方、教えます

介護の現場の人材不足や負担軽減など様々なメリットがある介護ロボット!
しかし導入コストも高いためなかなか導入に踏み切れない方も多くいます。
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ロボット選びで失敗しない!

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女性

介護ロボットとは

介護ロボットとは、介護を必要としている人ができる限り自分で生活できるようにするための支援を行ったり、介護を行う人の負担を軽減したりするために作られた機器をいいます。

ロボットは大きく分けて「産業用ロボット」と「サービスロボット」の2種類があり、介護ロボットが該当するのは「サービスロボット」です。

国は介護ロボットの利用における重点分野として移乗、移動、排せつ、見守り、入浴の各種業務における支援を挙げていて、それぞれの分野に応じたさまざまな種類の機器が開発されています。

移動を支援する「歩行アシストカート」や車いすからベッドやトイレなどへの移乗を支援する「装着型パワーアシスト」、排せつをサポートする「自動排せつ処理装置」はその一例です。

少子高齢化が進み介護業界でも人手不足が課題となるなか、介護ロボットは介護を受ける人にとっても介護を行う人にとっても大きな助けになる存在となっています。

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こみたろう
過去記事にて、介護ロボットに関して詳しく解説しています。そちらもどうぞよろしくお願い致します。

介護ロボットが実用的になる未来は近い

介護業界の慢性的な課題はさまざまで解決が難しいといわれてきました。

そんな状況を改善すべく、国を挙げて導入を進めているのが介護ロボットです。

介護ロボットを活用することにより、スタッフの負担軽減や業務効率化を図り、人手不足を解消しようという動きが進んでいます。

コミュニケーションロボットや介護支援型ロボット、自立支援型ロボットなど、さまざまな介護ロボットを導入することで、介護現場の業務が円滑に進むように効果が期待されています。

また、介護ロボットを導入する際の補助金など、介護現場にロボットが導入しやすいような環境が整っているため、今後ますます介護ロボットが普及する可能性は高いでしょう。

介護ロボット導入は厚生労働省が推進している

厚生労働省HP「介護ロボット開発・促進」 では、厚生労働省は、介護事業所への介護ロボット導入を積極的に推進しているという内容とその詳細を記載しています。

介護ロボットを介護事業所に導入することで、スタッフの負担軽減や介護ケアの質維持・向上することを目的としています。

また、介護ロボットの導入に関しては政府が全面的にバックアップを実施。

介護ロボットを介護事業所に導入することで補助金が出るシステムも用意しています。

費用面でも現実的に導入が可能な環境となっているため、介護ロボットの実用化が拡大しています。

介護ロボットがあまり普及しない理由

国が介護ロボットの導入を勧めている一方で、実際には普及しづらい現状もあります。

普及しない理由としては、

  • コストがかかる
  • 利用者が介護ロボットの使用を良いと思っていない
  • スタッフが介護ロボットに慣れていない

などが挙げられます。

また、介護現場にいる利用者やスタッフが、介護ロボットを導入するメリットを正しく理解できていないことも理由の一つに挙がるかもしれません。

いずれにせよ、現場のスタッフや利用者は、「新しいもの」に抵抗がある傾向にあります。

介護ロボットの導入を進めたいなら、まずは介護ロボットに対する正しい理解を広めることが大切であるといえます。

最新の介護ロボットを3種類紹介

介護ロボットは今までにもさまざまな商品が販売されてきましたが、最新の機能を搭載した新しい商品も次々に開発されています。

使いやすいように新しく開発されていることがおおいため、最新の介護ロボットはチェックしておくことをおすすめします。

そこで、ここからは、最新の介護ロボット3種類を紹介していきます。

ロボットアシストウォーカーRT1【RTワークス】

RTワークス株式会社が提供している移動支援ロボットであるロボットアシストウォーカーRT1は、利用者の歩行アシストだけでなく、GPSとヘルスケア機能も搭載し、見守り機能も備えている移動支援ロボットです。

また、転倒や衝突などRT.1が異常状態を検知すると自動的に関係者に緊急通知が送られます。

利用者だけでなく、周りの関係者にとっても安心できる機能を備えているのが特徴です。

メーカー名 RTワークス株式会社
対応サービス 施設系短期系通所系訪問系ケアマネその他居住支援系訪問系日中活動系計画相談障がい児その他
機能 アシストブレーキバッテリー駆動移動支援通信機能(データ共有、GPS通信)
費用 メーカー直販価格:¥228,000‐[税別]
無料体験 なし
導入形態 その他
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ハル【CYBERDYNE】

移乗介助のような介助動作において負担を低減することで 、腰痛を引き起こすリスクを減らしてくれる介護ロボットです。

使用することで、さまざまな介助を楽に行うことができます。

また、入浴介助の際にも利用でき、幅広い動作の負担を減らすことが可能です。

支える側と支えられる側、両者が安心した状態で介助を進めることができる点が大きなメリットであるといえます。

参照: HAL公式HP

Hug【FUJI】

FUJIのHugは、移乗サポート用の介護ロボットです。

介護現場の中でも身体負担の大きいベッドから車椅子からのお手伝いへの乗り移りといった移乗動作をサポートします。

Hugが身体をしっかりと支えるため、100㎏の方まで安心・安全に移乗することが可能です。

介護者の身体の負担を軽減したり、自然な立ち上がりを支援したりする効果が期待できます。

また、準備に時間がかからないのも魅力的なポイントです。

参照:FUJI公式HP

SOEL MX-Air【日本ケアリフトサービス株式会社】

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移乗介助をサポートしてくれるのがSOELMX‐Airです。

アシスト機能つきであるため、スタッフが大きな力を使わなくても移乗介助を行うことができます。

また、音声ガイダンス機能も搭載。

機械に慣れていないスタッフも安心して使用することが可能です。

参照:JCLS 公式サイト

介護ロボットを導入予定なら展示会に参加するべき!メリットを5つ紹介

介護ロボットは安いものではありません。

導入にはメリットがあると言われているとはいえ、実際に購入するまでには製品情報をしっかりと集めて十分に検討することが求められます。

また、すでに導入することを決めている場合でも、介護ロボットにはさまざまな種類があるため、実際の必要性に合った機器であるかをきちんと確認して正しく選ぶことが大切です。

介護ロボットについての詳細はメーカーへの資料請求やインターネット上に出ている情報から得られる内容もあります。

効率的な方法として、介護ロボットの展示会に参加すれば、より多くの情報を集めることが可能です。

この項目では、展示会に参加するメリットについて紹介します。

メリット①最新情報を得られる

展示会に参加することで販売する会社の担当者との会話やセミナーを受けることができます。

そこで、直接コミュニケーションがとれるため、ネット上では知り得ないような最新の情報を得ることができます。

わからないことがあれば直接、担当者に聞ける点も大きなメリットであるといえます。

メリット②より詳しい情報を得られる

展示会では、介護ロボットを販売する会社の担当者が説明してくれるため、介護ロボットについての詳しい情報を担当者から直接聞けます。

メリット③製品に直接触れられる

ロボットの実物が展示されている場合には直接触れて製品確認もでき、不明点などがあればその場で質問して確認することも可能です。

メリット④実演してくれる

介護ロボットを使用した介護の実演を見せてくれる企業もあります。

メリット⑤複数企業の介護ロボットを比較検討できる

展示会には介護ロボットを扱う企業が多く出展しているので、複数の介護ロボットの情報を効率的に集めることもできます。

メリット⑥即断即決ができる

介護ロボットの展示会は介護ロボットの展示や情報提供を行うだけの場所ではありません。

商談や売買を行う場所でもあるため、関心の高い製品があった場合には、すぐに交渉を始めて効率的に購入まで話を進めることもできます。

介護ロボット展示会5選!

展示会場

介護業務の効率化や介護するスタッフの負担軽減につながる介護ロボットを直接見たり触ったりできる介護関連の展示会は全国で開催されています。

ここからは定期的に開催されている人気の展示会を具体的に5つ紹介するので、参加を検討中の担当者は参考にしてください。

さらに、さまざまな事情から展示会に行けない場合にはオンラインで開催されている展示会も多くあり、状況に応じて利用するのも良いでしょう。

オンラインで開催されている展示会なら、会場が遠方でも、また、行き来する時間を十分に取れない場合でも、気軽に参加できます。

Care TEX(ケアテックス)

Care TEXは、介護や医療に関わるM&Aや展示会事業などを行っているブティックス株式会社主催の商談型展示会です。

2015年3月に行われた東京ビッグサイトでの初開催以降、年々地域を広げながら主要都市各地で展示会を行っています。

これまで開催されたのは、東京以外では、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、福岡などです。

Care TEXの展示会では介護用品や設備備品などさまざまな製品が扱われていますが、商品ジャンル特化型の展示会として「CareTEX One」も開催しています。

これは高齢者施設で活用できる「システム」「見守り」「ロボット」に関連した商品やサービスに特化した展示会で、最先端の介護ロボットも見ることが可能です。

気になる出展者ブースへの訪問を事前に予約できるうえ、入場できるのは業界関係者だけであるため、効率的にじっくりと気になる製品を確認できます。

HOSPEX Japan(ホスペックスジャパン)

ホスペックスジャパンは、医療や福祉に直接関わる内容だけではなくその施設や設備に関する情報発信などを行っている日本医療福祉設備学会の併設展示会です。

医療や福祉に特化した総合展示会で、医療福祉分野において最先端となる設備や機器が多種展示されています。

学会が主催している展示会で学術の振興を目的に行われていることから、開発段階で未承認の医療機器や設備も出展されているのが特徴です。

介護ロボットも各種出展されていて、過去には、介護が必要な人の立ち座りや歩行のトレーニングを支援するロボットや、転倒リスクの高い利用者のベッド上での動きをセンサーで察知する見守りロボットなども展示されました。

また、この展示会は病院食や介護食関連のものを展示する「病院・福祉給食展」や、感染対策に関わる機器や設備が展示がされている「感染対策ゾーン」など、複数に分けて構成されています。

そのため、検討している製品が展示されているブースをピンポイントに訪れて効率的に見て回ることも可能です。

メディカルジャパン

メディカルジャパンは、1986年の設立以来、毎年さまざまな業界やジャンルの見本市を開催し続けているリード エグジビション ジャパン主催の総合展示会です。

「医療と介護の総合展」と題し、医療や介護関連のさまざまな設備や機器、システム、製品を展示しています。

アジアや欧米など海外から出展している企業もあり、国内製品のみならず、海外製品とも比較しながら導入機器を検討できる点が魅力です。

東京展、大阪展、オンライン展と年3回開催されていて、展示会では「病院EXPO」「感染対策EXPO」「次世代薬局EXPO」などのようにジャンルごとに展示されています。

そのなかで、自立や排せつ、見守りの支援機器などの介護ロボットが展示されているのは、通称「ナーシングケア」呼ばれている「介護&看護EXPO」の展示エリアです。

Care Show Japan(ケアショー・ジャパン)

Care Show Japanは健康と栄養、美容など8分野の市場で国際的な企業間取引を行っているインフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社が主催している専門展示会です。

医療や介護に関わる最新の製品やサービスなどが展示されています。

Care Show Japanの特徴は展示会が専門性を持った7つのテーマに分けて構成されている点です。

たとえば、介護食や高齢者食に関わる企業による「メディケアフーズ展」、介護保険外サービスをテーマにした「保険外サービス展」、病院や診療所、歯科クリニックを対象とした「病院・クリニック支援展」などがあります。

ちなみに、介護ロボットが多く見られるのは、介護用品や設備、サービスを展示対象としている「介護産業展」と、最先端のITを活用したソリューションやサービスが出展される「ヘルスケアIT展」です。

国際ロボット展

国際ロボット展は、介護の分野に限らず、国内外のさまざまな業界のロボットやロボットに関わる機器を展示するイベントです。

製造業の動向などの情報を提供している日刊工業新聞社と、ロボットやロボットのシステム製品に関する研究開発や技術利用の普及を進めるための活動を行っている一般社団法人日本ロボット工業会が主催しています。

人とロボットの共存また協働できる社会の実現を目標に毎回ロボットに関わるテーマを掲げながら、1974年に初めて開催して以来、2年に一度、定期的に開催しています。

展示品は、介護ロボットを含むサービスロボットだけではなく、産業用ロボットも対象です。

出展者数や国内外からの来場者数も多く、「世界最大規模のロボット専門展」ともいわれています。

メーカーが介護ロボットの展示会を実施する場合もある

ここまで紹介してきたように介護ロボットの展示会は、イベント開催会社などが主催し、さまざまな販売会社や製造企業が集まり行われるものも多くありますが、介護ロボットメーカーが独自に開催する展示会もあります。

そのため、すでに気になっている製品があり、その製品についてピンポイントに詳細を知りたい場合には、メーカー独自で開催している展示会に参加したほうが効率的です。

各介護ロボットメーカーの展示会情報は定期的にウェブサイトをチェックすることで入手できます。

また、それぞれのメーカーに直接問い合わせれば、より確実に情報を得ることが可能です。

展示会に参加して介護ロボットの最新情報を入手しよう

医療業界においても福祉業界においても、介護業務に関しては人手に頼りロボットやIT技術の活用が遅れている現場は少なくありません。

しかし、今後もさらに進むといわれている少子高齢化に対応するためには、ロボットやIT技術の活用を積極的に検討する必要があります。

医療や福祉業界で活躍が期待される介護ロボットを導入するにあたり、施設に必要とされるロボットを効率的かつ適切に選ぶには、介護ロボットの展示会を上手に利用することがポイントです。

介護ロボットの展示会は全国で開催されているほか、オンラインで行われているものもあります。

さらに、複数の出展企業が集まる展示会だけではなく、メーカーが独自に行う展示会もあります。

介護の現場でも重要となるロボットによる自動化やIT化に遅れを取らないためにも、介護ロボットの展示会情報はしっかりとチェックし、積極的に参加するとよいでしょう。

介護ロボット導入を失敗しない! 介護ロボットの選び方、教えます

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しかし導入コストも高いためなかなか導入に踏み切れない方も多くいます。
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この記事の筆者・監修者

  • 介護のコミミ編集部

    介護のコミミ編集部

    介護のコミミのコンテンツである「コミミマガジン」の編集者。 介護現場から施設運営など、介護に関わる幅広い分野で月間5万人以上の介護職員に情報発信をしている。 記事は介護職員だけでなく、メーカーや行政からの関心も高まっているため、メーカーと介護現場を繋ぐ第三者目線を第一に、日々情報を提供している。

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