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【取っておいて損はない!】福祉住環境コーディネーターの合格率と勉強方法

現場・悩み

【取っておいて損はない!】福祉住環境コーディネーターの合格率と勉強方法
 
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福祉住環境コーディネーターって取得難易度はどれくらい?もし取得したとして、どのような仕事で活かせるの?

このような疑問にお答えしていきます。

介護・福祉業界に従事しているとジョブチェンジやキャリアアップ、ライフプランを考えて必要な資格」や「有利な資格」の取得を視野に入れる機会も出てくるのではないでしょうか。

しかし国家・民間合わせて多種多様な資格があるのがこの業界。

貴重なお金と時間を費やしてせっかく取得したのに「認知度が低い」「知識程度の価値しかない」などといった理由から、現場で活かしきれない資格が多数存在するのもまた現実です。

そこで今回は、そのようなリスクが少なく、知識としても実績としても幅広く役立てることができる資格の一つ「福祉住環境コーディネーター」とその合格率について、ご紹介します。

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福祉住環境コーディネーターとはどんな資格?

福祉住環境コーディネーター検定とは、東京商工会議所主催の「高齢者や障碍者にとって住みやすい住環境を提案するためのアドバイザー認定」試験です。

「基礎にあたる3級」「より実践的な知識を見極められる2級」「建築分野の専門知識を絶対必要とする1級」の3つに分かれているのが特徴で、民間の検定資格ではありますが、位置づけとしては「公的資格(国家資格と民間資格の中間)」にあたります。

国家資格のように法律で規定されたライセンスではないためこの資格単体で就職するのは難しいのが実情です。

しかし、公的資格は社会的信用度や知名度が高く、資格取得によって一定の能力を証明することができますから、初任者研修や実務者研修、介護福祉士などといった資格に付加価値をつけ、キャリアアップや転職・就職を有利に進めたいなら、持っていて損はないでしょう。

専門職との連携や、顧客のニーズをくみ上げるのが主な仕事になるため、医療・福祉・建築といった幅広い分野の知識が求められるわりに、受験条件に縛りがない数少ない資格なので、経験年数などにとらわれず挑戦しやすいという利点があります。

どんな人が受験しているのか

福祉住環境コーディネーターは1~3級がありますが、級によって受験者に特徴が見られます。

福祉住環境コーディネーター3級

福祉の基礎知識を問われる試験です。

ゆえに、学生(高校・短大・専門学校・大学等)の割合が実に6割近くを占めています。学生のうちに基礎を学び、今後の進路に役立てる人が多いようです。

他にも、建築士、介護・福祉関係職が自身のスキルアップや、会社からの資格取得推奨を理由に受験しています。

また、3級と2級は同じ日に受験することが可能なため、2級が落ちた時の備え、いわば「すべりどめ」として受けるケースも多く見受けられます。

福祉住環境コーディネーター2級

基礎力があることを前提に、より実践的な知識を問われる試験です。

介護支援、保健医療サービス、福祉サービスと出題範囲も多岐にわたりますが、その分「資格取得により信用を得やすくなる」「業務内容の幅が広がる」という利点から、建築関係(リフォーム会社や工務店)に従事している建築士、介護保険で福祉用具貸与や住宅改修などを手掛けている事業所の福祉用具専門員、その他福祉関係職の受験率が高くなっています。

福祉住環境コーディネーター1級

3級、2級とは一線を画すのがこの試験です

「福祉住環境コーディネーター2級取得」が絶対条件となっており、難易度も出題範囲もより専門性を求められるものになっています。ここまでくると、受験者は福祉関係職よりも建築関係の方が圧倒的に多いのが特徴です。

気になる!合格率は?

さて、福祉住環境コーディネーター1~3級、それぞれの合格率が気になるところですよね。

この資格が確立したのは、実は1999年。

試験は40回目を越えたあたりですからまだまだ歴史は浅いといえますが、3級は第一回から40%~60%の合格率で安定しています。 

いっぽう、振れ幅が大きいのが2級です。

初期は10%台と低い合格率でしたが、近年は難易度によって30%~70%とかなり幅広く、場合によっては3級よりも高い合格率になる時も多いようです。

反面、もっとも動きがないのが福祉住環境コーディネーター1級の合格率。

平均10%未満と、かなり難易度は高めです。

これは3級、2級にはない記述式試験があることや設計図の作成など建築分野の専門知識が必須となっているから。

建築の知識に乏しいとまず合格にはたどり着けないのが正直なところです。

いざ、資格をとるために

ここからは少しでも合格に近づけるように、効率よい勉強方法をご紹介していきます。

効率よい勉強方法で無駄を省こう

それぞれの級の難易度がだいたいつかめたところで、貴重な時間と費用を無駄にしないための、勉強のコツをお伝えします。(1級については後程記述します)

必要なもの

まず勉強に必要なモノは次の2つだけです。

福祉住環境コーディネーター検定試験公式テキスト自分の受ける級のものでよいです) 

・過去問題集(筆者はユーキャンを使いました)

数多くいろんな本が販売されていますが、実は、本当にこれだけで十分です。

ただし、大事なのは、次の勉強方法。

・公式テキストを、章ごとや○ページごと、などに)分割して読み込み重要な用語や年代、覚えておくべきと思った箇所にマーキングしていく。部屋の間口の寸法や手すりの高さなど、数字はほぼ必ず出るので、しっかり覚えておくとよい。

・テキストのページの横にあるポイントも見逃さない。だいたい区切りのページにちょっとした問題があるので、そこも忘れずに解くこと

・テキストと照らし合わせて過去問題を解いてみる。

・できなかったところや疑問に思ったところ、ぱっと出てこないところはすぐにテキストで調べなおす。

・先に進んだら、必ず前回やったところも問題を解きなおして、記憶が薄れていないか確認する。

最低でも3か月くらいは勉強時間に充てたいものです。

コツは一気にやろうとせず、少しずつを継続すること。

夜1.5~2時間で予習を行い、朝1時間で夜やった分を復習する。

このくらいの勉強量で2級までは一発合格も夢ではありません(あくまで一例ですし、もちろん個人差はあります)。

慌てないためにも試験形式を知っておこう

せっかく受ける福祉住環境コーディネーター試験、合格率を上げるにはリラックスが必要不可欠です。

当日慌てないためにも、試験形式と対策を抑えておきましょう。

「3級と2級はマークシート方式」

公式テキストを基本に出題され、4~5つ(9つくらいある問題もあります)の選択肢から正しいものか、間違っているものを1つないし複数選んでマーキングしていきます。

比較的長文で、そのなかの一部分だけが間違っていたり、数字が変わっていたり、順番を変えてあるという、いわゆる「ひっかけ」が多いので気をつけましょう。

慌てず、しっかりと設問を読み、細かい数字や流れまでよく見て解くことがポイントです。

「1級は午前・マークシート方式/午後・記述式試験」

午前のマークシートは、形式自体は3級、2級と変わりませんが、問題は午後の記述式試験。

図面から問題点を見つけて指摘する一文記述や部分的な作図、200~300文字程度の論述などがあり、これが合格率を著しく下げているといっても過言ではありません。

また、前半試験と後半試験、トータル4時間近くかかるため集中力の持続も難しいところ。

1日がかりとなる知識問題対策として

・テキストを読みこみ、過去問題を解く(ここは2級までと同じ勉強方法です)

・1級、2級のテキストの図面や過去問題を使って問題点の指摘や作図を演習する

・キーワードを見極め論点を簡潔に記述する練習をする

を怠らないようにしておきましょう。

合格点は全級100点満点中70点以上となっています。

試験は7月上旬と11月下旬の年2回。

同じ日の午前に3級、午後に2級の試験が実施される(1級は午前、午後に分かれています)ので、1日で両方を受験して、一度に2つの級を取得することも可能ですし、実際に両方取得を目指す人も多いです。

取得した資格の活かし方

資格を取得すれば堂々と名乗れる

資格を取得すれば堂々と名乗ることができます。

東京商工会議所はサイトでは「合格者への称号付与について」と題して

「福祉住環境コーディネーター検定試験合格者は、「福祉住環境コーディネーター」を名乗り活動することができます」

とうたっています。

また、名刺への記載に関しては次のようにうたっています。

※福祉住環境コーディネーターの前後どちらかに合格した級を記入するようにしてください。

※複数の級に合格している場合、「3級・2級」のように併記しても、上位級のみ記載しても、どちらでも構いません。

としていますので、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

なお、資格取得後の研修や研鑽に関しては、「「一般社団法人 全国福祉用具専門相談員協会(略称:ふくせん)」は

「FJC会員」枠を新設し、FJC協会の会員の皆様が継続して活動できる体制を整えております」

とありますので、進行形で資格を活かして働く場合は加入しておくと、知識や技術をブラッシュアップできるのではないでしょうか。

資格を活かせる具体的な職種と仕事内容

せっかく取得したなら活かさない手はありませんよね。福祉住環境コーディネーターは、こんな職種で役に立ちます。

建築関係:工務店、建築会社、リフォーム会社、設計事務所など

仕事内容:バリアフリー住宅改修や新築などの際に、依頼者のニーズにあったプランや、場合によってはローンの相談についても検討、提案します。

福祉関係:各福祉施設、訪問看護事務所、介護保険施設など

仕事内容:施設内の住環境整備についてアドバイスができます

また、リハビリテーションの過程でケアマネージャーや医師や看護師などと連携をとりながら住環境整備にあたったり、福祉用具導入の助言を行うこともあります。

介護ショップ:福祉機器メーカー、福祉用具専門店など

仕事内容:商品の企画、開発から住宅に関するアドバイス、福祉器具や介助用品の状況提供などを行います。メンテナンスも重要な仕事です。

住宅改修費支給の申請にかかわる理由書の作成

厚生労働省から認められている業務の中に「住宅改修費支給の申請に関わる利用書の作成」というものがあり、福祉住環境コーディネーター2級以上の資格取得者とケアマネージャー、作業療法士のみが認められています(報酬は1通ごとに2千円、自治体によっては福祉住環境コーディネーターの仕事と認められていないケースもあるので気をつけましょう)。 

【まとめ】

決して「誰でも楽にとれる」とは言えない福祉住環境コーディネーターですが、3級・2級までは授業や現場の知識にプラスαで勉強すれば、十分合格率50%圏内のうちに入ることができるでしょう。

いざ資格を取れば、専門業務に活かせるだけではなく、ケア業務のなかでもいろんな場面で役に立ちます。

利用者本人や家族のニーズもより拾いやすくなるため、ステップアップ、キャリアアップにはぴったりの資格です。

もっとよりよい援助をしたいという人から、自分自身の価値を高めたいという人まで、あなた自身のニーズに幅広く対応できるのも福祉住環境コーディネーターという資格の強みです。

 

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