介護現場の声・悩み
事業所で感染が広まってしまったらどうしよう…本当に今行っている対策で合っているのかどうかもわからない
多くの高齢者が入居している介護施設では、そのような不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの流行により、さらに徹底した感染症対策が介護事業所に求められています。
そこで今回は、高齢者がかかりやすい感染症にはどのようなものがあるのか、感染拡大予防には具体的にどのような対策を取ればよいのかについて厚生労働省が公表している情報等を元に、詳しく解説します。
・介護ソフトの候補を1社まで絞り込む方法
・パソコン音痴でも3ヶ月でICTマスターになる方法
・経費を年間240万円以上削減する方法
など、全50ページに渡って詳細に解説!
感染症は誰でもかかる可能性がありますが、とりわけ高齢者は注意しなければなりません。
なぜなら、高齢者は若者よりも感染症にかかりやすいからです。
その理由としてまず挙げられるのが、免疫機能の低下です。
60歳を超えると免疫を主導する白血球(T細胞)の生み出される数が減少し、その活動自体も衰えてしまうのです。
さらに、年齢を重ねるにつれて膵臓やリンパ節といったT細胞の成長を促す臓器の活動も鈍化します。
そうしたことから、高齢者は若い人よりもより感染症にかかりやすいというわけです。
それでは、高齢者はどのような感染症に気をつけるべきなのでしょうか。次からは高齢者がかかりやすい感染症について解説します。
インフルエンザウイルスに感染すると起こる気道感染症がインフルエンザです。
発熱や頭痛、関節痛、咳、鼻汁など風邪によく似た症状を引き起こしますが、一般的な風邪よりも症状が重篤化しやすいという特徴があります。
特に、高齢者は感染すると死亡や入院のリスクが高まるので注意が必要です。
インフルエンザウイルスは、日本では毎年11月の下旬頃から3月頃までのあいだに流行します。
また、インフルエンザウイルスは亜型ウイルスが出現して従来のウイルスに取って代わるという特徴があり、数十年ごとに世界的に大流行しています。
インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染や接触感染です。
手洗いや消毒を徹底しましょう。
ノロウイルス感染症は、ノロウイルスに感染することによって引き起こされる下痢や嘔吐、腹痛などのことです。
ノロウイルスの潜伏期間はおよそ12~48時間で、感染すると強い吐き気が突然訪れます。
人の小腸粘膜で増殖するこのウイルスの特徴は、空気感染・飛沫感染・接触感染により感染する可能性が高く、感染力がとても強いことです。
そのため、集団生活の場で感染爆発が起こることが多いです。
また、ノロウイルスに汚染された生牡蠣や貝類を十分に加熱しないで摂取した場合も感染するリスクがあり、食品の取り扱いにも注意が必要になります。
通常は発症後1、2日程度で回復しますが、高齢者は脱水症状を引き起こす危険があります。
ノロウイルスによる感染症胃腸炎は1年を通して発生しますが、特に冬の時期には注意が必要です。
吐物や便、食品から感染が広がるので、流行期には徹底した手洗いをすることが大切です。
尿の出口から細菌が侵入することにより起こるのが尿路感染症です。
尿路感染症には、上部尿路感染症と下部尿路感染症の2種類があります。
上部尿路感染症は腎盂腎炎(じんうじんえん)とも呼ばれ、腎臓に細菌が感染することで起こる感染症です。
38℃以上の発熱、腰痛、吐き気などの症状が発生します。
下部尿路感染症は、膀胱や尿道、前立腺などへの感染です。
下部尿路感染症になると排尿痛や頻尿、血尿といった症状が起こります。高齢者の場合、腎盂腎炎や膀胱炎が慢性化してしまっている人も多いです。
肺炎とは、肺の内部で細菌やウイルスが繁殖することで肺胞が炎症を起こしてしまう病気です。
肺炎の症状は風邪とよく似ていて、発熱や胸の痛み、咳、息切れ、呼吸時の喘鳴などが挙げられます。
細菌性肺炎の場合、黄色や緑色の痰が出ることも多いです。
肺炎は呼吸困難になったり入院しなければならなくなったりなど、重篤化するおそれもあるので注意が必要です。
肺炎の発生原因にはさまざまなものがあります。
なかでも多いのが、肺炎球菌によるものです。
そのほか、インフルエンザウイルスやクラミジアなどの微生物が原因で発生することもあります。
結核は、結核菌と呼ばれる細菌が肺に侵入することで起こる病気です。
咳や淡といった呼吸器関連症状や発熱、冷や汗、倦怠感などの症状も発生します。
結核菌は、人から人へ感染します。
結核になっている人が咳をすると菌が空中を浮遊し、ほかの人がそれを吸い込むことで感染してしまうのです。
感染してしまっても、多くの場合は免疫力によって抑えることができます。
しかし、免疫力が低下している場合や、吸い込んだ菌が大量であった場合には結核症になってしまうので注意が必要です。
レジオネラ症は、河川や湖といった自然界に生息しているレジオネラ・ニューモフィラなどのレジオネラ属菌に感染することでかかる病気です。
症状は、重症化しやすいレジオネラ肺炎と、軽症のポンティアック熱が知られています。
レジオネラ肺炎は咳や高熱、呼吸困難などの症状があり、適切に治療が行われない場合は症状の進行度合いが早く、命の危険性が高まる病気です。
ポンティアック熱は、発熱や悪寒、筋肉痛といった症状が発生しますが、それらは一時的なもので自然に治癒します。
MRSAとは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の頭文字を取った略称です。
皮膚や髪の毛、鼻の粘膜などに付着する黄色ブドウ球菌は、弱毒性なので感染してしまっても多くの場合は重症化することはありません。
しかし、極端に抵抗力が低下している場合には肺炎や敗血症などの症状を引き起こします。
MRSAは、黄色ブドウ球菌のなかでも抗生物質が効きにくい耐性を持ったタイプのものです。
そのため、重症化しやすい状態でMRSAに感染すると治療が非常に困難になるおそれがあります。
緑膿菌は、水まわりなどの生活環境中に広く分布しています。
生野菜のなかにも付着していて、健康な人の腸内に保菌されることも多いです。
緑膿菌は、健常者であれば感染しても症状が発生することはない弱毒性の細菌です。
しかし、寝たきりの高齢者や抗がん剤を投与している人、重症の糖尿病患者などは免疫力が低下しているため感染症を発症することがあります。
その際には、ほかの病原菌と一緒に混合感染し、敗血症、肺炎、尿路感染症などを引き起こします。
腸管出血性大腸菌(O157)は大腸菌の一種で、毒力が強いペロ毒素を産生します。
このベロ毒素が脳症や溶血性尿毒症症候群の原因となるのです。
そのため、O157に感染してしまうと腹痛と下痢、血便などの症状があります。
また、感染力が非常に強いという特徴もあります。
O157による感染症が多く発生するのは、主に食中毒が多発する初夏から秋にかけてです。
とはいえ、気温が低くても発生する事例があるため気をつけましょう。
感染予防には衛生的な食材の取り扱いと加熱調理、手洗いや消毒の徹底が大切です。
疥癬(かいせん)は、ヒゼンダニが皮膚に寄生することで起こる皮膚の感染症です。
通常疥癬と角化型疥癬の2種類があります。
感染すると、腹部や胸部、大腿内側などに強いかゆみを引き起こします。
疥癬はあくまでも皮膚だけの疾患であり、臓器や骨に影響を及ぼすことはありません。
感染は人から人への直接感染のほか、衣服やベッド、布団などを介した間接感染があります。
かつては家族間や親しい男女間で感染が広まることの多い病気でしたが、高齢者施設や病院などでも流行が散発するようになっています。
肝炎は肝臓に炎症を起こす病気です。
肝炎の原因にはさまざまなものがありますが、なかでも多いのが肝炎ウイルスの感染によるものです。
ウイルス性肝炎にはA型、B型、C型、D型、E型の5種類があり、とりわけ日本ではB形とC型が多く見られます。
感染の原因は、血液の交換や性交渉などです。
感染により急性肝炎になると倦怠感や食欲低下などの症状が現れます。
B型肝炎は劇症化して命を落とすこともあるので注意が必要です。
感染が持続して慢性化すると、肝がんや肝硬変の原因になります。
HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスの略称です。
HIVは、免疫細胞に感染してこれを破壊します。
感染すると発熱やのどの痛みなど、インフルエンザに似た症状が発生するケースが多いです。
その後数年から10年程度無症状の期間が続き、AIDSと呼ばれる後天性免疫不全症候群を発症します。
AIDSの発症により、日和見感染症や悪性腫瘍、神経障害といったさまざまな病気になります。
HIVの感染経路は、血液や精液、母乳などです。
汗や涙、だ液、尿、便からの感染はありません。
※参考元:公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」
感染症を知れば、予防方法も導けるから事前に感染症基礎知識を身に着けた方がいいね!
介護保険サービスの利用者は、65歳以上の高齢者と40歳以上の特定疾病がある方です。
こうした方は、感染症に対する抵抗力が弱いといわれています。
そのため、介護現場は特に感染症が集団発生しやすい場所だと言えるでしょう。
そこで、感染症対策として重要なのが、介護現場ではどのような感染症発生経路が考えられるのかをあらかじめ把握しておくことです。
想定される主な感染経路の特徴と対策方法について詳しく解説していきます。
接触感染は、感染者に直接接触したり、感染者が触れたもの(ドアノブや医療器具など)に第三者が触れたりすることで感染が広がっていく状態です。
媒介物感染とも呼ばれます。
感染症のなかでは、主に疥癬やノロウイルスなどが主に接触感染によって広がります。
接触感染を予防する際に重要なポイントとしてまず挙げられるのは、血圧計や聴診器、体温計のような医療器具をなるだけ個人の専用にすることです。
それが難しい場合には、使用する度に必ず器具を洗浄、消毒するようにしましょう。
また、感染者やその周辺環境に触れる必要がある際には、手袋やガウンを着用することも大切です。
そのほか、徹底した手洗いを行うことも接触感染予防の重要なポイントです。
飛沫感染とは、感染者が咳やくしゃみをすることで他者がウイルスや菌を含む飛沫を吸い込んだり、飛沫が目や鼻の粘膜に付着したりすることで広がる感染です。
飛沫感染によって広がる感染症は、インフルエンザや風疹、マイコプラズマ肺炎、百日咳などです。
飛沫感染の予防策としてまず挙げられるのは、サージカルマスクの着用です。職員や訪問客が飛沫感染予防の必要な利用者の部屋に入室する際には、必ずサージカルマスクを着用するよう心がけましょう。
また、レクリエーションや食事の場などでは、どうしても飛沫感染の危険性が高まります。
感染症を患っている方は、くしゃみや咳の頻度が多くなる傾向があるので、普段から高齢者の体調によく目を配っておくとよいでしょう。
細菌やウイルスのなかには、飛沫核が長時間空中を浮遊し、空気の流れによって広範囲に拡散するものがあります。
この飛沫核を他者が吸入してしまうことによって広がる感染が空気感染です。
空気感染するウイルスや細菌はとても小さいので、マスクを通過するだけでなく、ものや感染者に触れていなくても空気中を漂って感染を広げます。
そのため、密閉空間ではどうしても感染のリスクが高まってしまうのです。
そうした空気感染によって広がる感染症には、結核や麻疹などがあります。
空気感染対策として重要なのは、適切な喚気です。窓を開けて空気を入れ替えれば、ウイルスや細菌は外へと出て行きます。
事業所内や利用者の居室などが長時間締め切ったままの状態にならないよう気をつけましょう。
血液の中に含まれている感染源が血液を通して他者の体内に入ることによって感染が広がることを血液媒介感染といいます。
B型肝炎やC型肝炎、HIVウイルスなどが血液媒介感染によって広がります。
血液媒介感染の原因となるのは、主に輸血や注射針などです。
そのため、介護現場では、それほど発生頻度が高いわけではありません。
とはいうものの、介護の現場においても採血や血糖測定などが行われます。
そうした際には器具が正しく洗浄・消毒されているかを確認するようにしましょう。
出血を伴う傷の治療をする際には、できるだけ素手での接触を避けることも重要なポイントです。
また、B型肝炎やC型肝炎を患っている利用者がいる場合には、そのことを事業所がよく把握しておくことも大切です。
※参考元「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版」
事業所内の感染経路を事前に把握し対策をしておけば、もしもの時の対応がスムーズになるよ
厚生労働省では「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版(2019年3月)」を公表しています。
これは、平成25年に公表された感染対策を見直し、改訂したものです。
高齢者介護施設における感染対策の紹介のほか、感染症が発生した場合の対応方法、個別の感染症における感染対策についてまとめられています。
まずは、このマニュアルをしっかりと読み、感染症対策において把握しておきましょう。
よりわかりやすくまとめられたパンフレットもあります。
重要なことは、このマニュアルを参考にしてそれぞれの事業所がそれぞれの感染予防マニュアルや指針を作成し、感染症対応の研修や訓練をしておくことです。
実際に現場ではどのような危険性があるのか、どのような感染症が発生しやすいのかなどは、事業所によって異なります。
また、それぞれの事業所にはそれぞれの理念や考え方などがあるでしょう。
事業所の理念や考え方を盛り込んだうえで実際の現場で役立ち、活用されるようなマニュアルを作成しましょう。
マニュアルを準備して感染予防対策を強化しよう!
感染成立の3要素として挙げられるのは、病原体、感染経路、宿主です。
この3要素が揃うと感染が成立してしまいます。
逆に言えば、これらの3要素が揃わないようにすることが感染対策なのです。
とはいうものの、病原体の侵入と宿主の抵抗力の向上に対して介護福祉施設としてできることは限られます。
そこで、感染経路をいかに遮断するかということが施設にとっては最も重要な対策となります。
感染経路を遮断するためのポイントは3つあります。
それは「病原体を持ち込まないこと」「病原体を持ち出さないこと」「病原体を拡げないこと」です。
実際、そうしたことに留意した対策が多くの介護施設で取り入れられています。
ここからは、感染経路の遮断対策として有効な方法をいくつか紹介します。
15秒間の手洗いにより残存ウイルスは約1%のおよそ1万個になります。
ハンドソープで10~30秒もみ洗いした後に、流水で15秒すすぐと数百個にまで減少します。
インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いので、温度20度以上、湿度50~60%を保つようにしましょう。
そうすることで6時間後のウイルス生存率が50%以上低下します。
排泄物や嘔吐物、血液などの体液に触れる際には、使い捨てマスクやビニールエプロン、使い捨てゴム手袋を用いて処理しましょう。
接触感染予防につながります。
接触感染は、手すりやドアノブといった手に触れる部分で多く発生します。
そうした場所を十分に消毒するよう心がけましょう。
感染源を施設内に持ち込まないため、日ごろから利用者や職員の健康状態に目を配りましょう。
咳や高熱のような症状がある場合には、早急な対処が大切です。
インフルエンザの場合、ワクチンを接種することで発病率がおよそ半数になるといわれています。
ただし、ワクチン接種後も予防対策を実施していくことが大切です。
万が一の場合、どのようなルートで感染したのかなど、職員が状況を十分に把握できていることが大切です。
ミーティングなどで情報共有をしっかり行いましょう。
多くの介護施設において、感染症について正しい知識を学ぶための研修が行われています。
厚生労働省のマニュアルでも年に2回の研修実施が推奨されています。
介護施設で感染症が発生する場合、その発生源が利用者や職員だとは限りません。
訪問客や関連会社の従業員などからウイルスや細菌が持ち込まれる可能性もあります。
そのため、施設では人の出入りがあるたびに除菌、手洗いやうがいを徹底するなどの対策が重要です。
そうした対策は、新型コロナウイルスの対策にも効力を発揮します。
また、その際にはトラブルにならないよう、利用者に対して十分に説明し、協力を仰ぐことが大切です。
※参考元:(津山市役所高齢介護課:新型コロナウイルスに関するQ&A等について(介護施設等))(高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版)
万が一感染症が発生してしまった場合、施設が行うべき対応は、まず症状の確認です。
それから、ほかの利用者などの発生状況を把握する必要があります。
そうして施設全体における発生状況を把握できたら、配置医師に報告しましょう。
また、感染症の疑いのある者が10名以上かもしくは利用者の半数以上の場合、保健所と市町村などの所轄部局にも報告する必要があります。
事態発生時に速やかに情報共有ができるよう、日ごろから訓練を行っておきましょう。
施設内で新型コロナウイルスの濃厚接触者が出た場合、保健所と相談のうえで14日間の健康状態観察が必要となります。
そのため、職員は自宅待機をし、職場復帰時期などについては保健所の指示に従いましょう。
利用者の場合、原則として個室に移動するか、個室が足りない場合には症状のない濃厚接触者と同室にします。
介助なども、ほかの利用者とは個別に行うことが大切です。
新型コロナウイルス感染症対応への特例的な評価として、2021年9月末までの間、各加算の基本報酬に0.1%加算されます。
介護施設は高齢者が多く集まっている場所です。
そのため、一度感染が発生してしまうと拡大のスピードも感染による被害も甚大なものになってしまいます。
介護施設の職員はそのことを胸にとどめ、施設内で感染が広がらないように徹底した対策をとる必要があります。
特に、正しい手洗いをすることは多くの感染症予防に効果的な方法です。
利用者に対してもどのように手洗いをするべきか、そのことで具体的にどのような効果があるのかを伝えることで、積極的に協力してもらえるようになるでしょう。
感染症対策においては現場の職員はもちろんのこと、利用者や訪問客とも正しい知識や情報を共有することが大切です。
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