ケア樹ってどんなソフト?メリット・デメリットや価格、評判(クチコミ)を知りたい
このような疑問にお答えしていきます。
ケア樹は「業界初!月額無料の介護ソフト!」というコンセプトで介護業界の門を叩いたソフトです。
「介護ソフトを導入したいけど高くて手が出ない・・」といった層を次々と獲得し、今では高い知名度と信頼を得ています。
そんなケア樹に関して、本記事では第三者目線で徹底解説していきたいと思います。
ケア樹に限らず、どこの公式ホームページを見ても「良いこと」しか書かれていませんが、第三者だからこそ他社と比較した上で強み・弱みを浮き彫りにすることができます。
本記事を最後までお読みいただければ、ケア樹の特徴だけではなく、メリット・デメリットを知ることができます。
また、本サイト「介護のコミミ」に掲載されている本音の口コミもご紹介していきます。
5分程度で読むことができる内容なので、ぜひ最後までお付き合いください。
1-1. メーカーの基本情報
1-2.どんどん伸びるシェア率
1-3.対応サービスは介護福祉がメイン
1-4.料金体系は「事務手数料+月額無料+各種オプション」
1-5.充実した無料期間
1-6.画面イメージ
ケア樹は、令和3年度介護報酬改定で導入された新加算「科学的介護情報システム(LIFE)」にも対応可能になりました。
参考:ケア樹「「LIFE」対応について」
ケア樹の特徴を以下6つに分けてご紹介しています。
① メーカーの基本情報
② どんどん伸びるシェア率
③ 対応サービスは介護福祉がメイン
④ 料金体系は「事務手数料+月額費用+各種オプション」
⑤ 充実した無料期間
⑥ 画面イメージ
それでは、それぞれ見ていきましょう。
2005年1月、株式会社グッドツリーは宮城県仙台市で設立されました。
2005年時点ではすでに多くの介護ソフトメーカーが存在していましたが、独自のビジネスモデルで他社と差別化に成功しています。
また、2022年3月には「ケア樹」の提供開始10周年として、ケアプラン・提供票データ連携システム「ケアぽす」をリリースしました。
「ケアぽす」は標準仕様のケアプラン・提供票を、WEB 上のみで送受信可能にするクラウド型のサービスで、無料で利用することができます。
ケア樹が誕生するまでは「介護ソフトは高価なもの」だったけど、ケア樹のリリースを皮切りに介護ソフト業界は徐々に変わっていったよ
国内には80社以上の介護ソフトメーカーが存在しますが、ケア樹のシェア率はそこまで高いわけではありません。
ケア樹のホームページによると約3,000事業所に導入されていますが、国内の事業所数から考えると1%以下の数値になっています。(トップシェアでも約11%です)
しかし、それは他ソフトよりも後発のソフトであり、ターゲット層をある程度絞っているなど様々な理由があります。
また、「シェアが高い=素晴らしいソフト」とは限らないため、シェア以外のメリット・デメリットも知っておく必要があります。(後述します)
シェアに関する記事は下の記事が参考になりますので、興味がある方はぜひご覧ください。
ケア樹はASP型(クラウド)でソフトを提供しています。
また、次のようなサービス種別に対応しています。
介護福祉 | 障がい福祉 | ||
施設系 | ◯ | 居住支援 | |
短期系 | ◯ | 訪問系 | |
通所系 | ◯ | 日中活動系 | |
訪問系 | ◯ | 計画相談 | |
ケアマネ | ◯ | 障がい児 | |
その他 | ◯ | その他 |
介護福祉サービスに対応しています。
請求業務だけではなく、記録業務にも対応しているソフトです。
ケア樹のリリース当初はデイなどの在宅サービスに力を入れていましたが、徐々に対応領域を広げ、現在では入所系にもしっかり対応しています。
ケア樹はクラウドである強みを活かして、ビッグデータの活用にもチャレンジしているよ!
ケア樹の料金体系は「事務手数料+月額費用(0円)+各種オプション」で構成されています。
その中でも「月額費用」は0円なので、実質負担が必要なのは「事務手数料」と「各種オプション」の2つです。
「各種オプション」は任意で加入の有無を決定することができますが、事務手数料は必須になります。
詳しくは次の通りです。
事務手数料は一律9,800円(年毎)です。また、アカウント開設費(初回のみ)として10,000円(事業種別により異なる)が発生します。アカウント開設費においては事業所番号毎に必要となります。
インターネット伝送(月額1,000円)、電話サポート(月額5,000円)、記録サポート(月額1,000円)です。任意でオプションを選択することが可能です。
ケア樹には無料体験期間があります。
本番と同じ環境で2か月間の無料体験を行うことができます。。(公式ホームページより)
無料期間中でもコールセンターを使用することができるため、しっかりと試すことができます。
ソフトの善し悪しは体験して分かることもあるからね!
一部ではありますが、ケア樹の画面イメージをご紹介します。
公式ホームページより引用しているため、もっと見たいという方はこちらから確認してみてください。
ケア樹って名前だけあって、全体的に緑イメージの画面だね!目に優しいデザインが好評だよ
ケア樹は次のような事業所に特におすすめです。
介護ソフトのコストを抑えたい人にケア樹はおすすめです。
月額料金は基本0円となりますので、サポートなどのオプションを何もつけなければ月額費用は全くかかりません。
確実に発生するのは、年毎に発生する「事務手数料」と初回のみ発生する「アカウント開設費」のみです。
事業所数などにより合計金額は異なりますが、他ソフトと比べても格安の部類に入るレベルの価格帯です。
パソコン台数やiPad台数に料金が依存しないため、規模が大きくなればなるほど割安感がある料金体系になっています。
ケア樹ユーザーのほとんどはiPad中心の運用を展開しています。
もちろんWeb版(パソコン版)での使用も可能ですが、iPadには専用のアプリが入るため、使い勝手がいいと評判です。
そのため、パソコンよりもiPad運用に比重を置いている事業所に特におすすめできるソフトです。
iPad運用のメリットに関しては、下の記事で解説しているので合わせて読んでみてください。
介護ソフトである「ケア樹」はPepper(ペッパー)と連携が可能です。
デイサービスなどで実施されるレクリエーションをPepperに進行してもらうため、「ケア樹」から必要な情報をPepperへ連携させることができます。
ケア樹はサポート費用もオプション化しているため、もしサポートを必要としないのであれば料金をさらに抑えることが可能になります。
ライセンスフリーで使えるのは大きなメリット!他社ソフトだとパソコン1台あたり〇〇円としているところもあるよ
当然ながら公式ホームページだけを見ても「良いこと」しか書かれていませんが、ここからは第三者のみが伝えられる「注意すべきこと(確認してほしいこと)」を取り上げていきます。
ケア樹は良心的な価格のソフトですが、他メーカーと比較すると見えてくる”気になる点”があります。
それでは見ていきましょう。
在宅サービス(通所や訪問)のアカウント開設費は9,800円ですが、この情報はホームページ上で公開されています。
しかし、特養や老健といった入所系に関しては「価格はお問合せください」とされています。
「介護のコミミ」に寄せられた情報によれば、アカウント開設費は数倍~数十倍になるという話も聞きますので、入所系を運営されている人は必ず確認しておきましょう。
ケア樹はバイタル機器(体温計・血圧計・体重計)との連携が可能ですが、別途費用がかかります。
特養・老健に関しては初回設定費で10万円、月額2万円かかります。
一方で特養・老健以外の事業所は初回設定費で1万円、月額2,000円が発生します。
他社ソフトにおいては別途費用が掛からないケースが多いため、もしIoT連携を希望する人は必ず確認しておきたい内容です。
ケア樹はAndroid端末には対応していないため、iPadやiPad miniなどの端末を用意する必要があります。
できるだけ端末代を抑えたい事業所にとってiPadを用意する費用は高く感じることでしょう。
これはケア樹に限った話ではありませんが、「予定以上に費用がかかった・・・」とならないように端末代も想定してソフトを検討しましょう。
ケア樹の場合は、総合事業への対応に別途費用が発生します。
公式ホームページによると「サービスコード設定、更新費用」で5万円の費用が発生するとのことです。
他社ソフトは無償で行っているケースが多いので、総合事業を行っている方は注意が必要です。
別途費用がかかることに関しては注意が必要だけど、それでも他社ソフトと比べて安いから驚きだよね
ここからは、ケア樹のクチコミを紹介していきます。
本サイト「介護のコミミ」には介護ソフトのクチコミが毎日のように投稿されていますが、いずれも介護職員による「本音」です。
そのため、中には辛辣なクチコミもありますが、それも含めてソフト選びの参考になるかと思います。
ということで、良い評価のクチコミと、悪い評価のクチコミをそれぞれ1つずつ紹介していきます。
「iPadアプリが見やすくて操作しやすい」と好評だね!
「ソフトをケア樹に切り替えたけどできないことが多かった」といった口コミがありました。ソフトは一長一短があるので、しっかりデモを見た上で決定したいですね
メーカーが用意する公式ホームページには良いことしか書いていません。(当たり前ですが・・・)
しかし、”後悔しないソフト選び”で重要なのは「良いこと」よりも「悪いこと」です。
「悪いこと」を知らないまま契約し、後悔している事業所を筆者は嫌というほど見てきました。
そこで、本契約前に「悪いこと」を見極める方法を3つご紹介します。
できれば、すべて実行するのがベストです。
① 資料と口コミで比較検討する
② 実際に使ってみる(体験版の利用)
③ メーカー営業マンに「鋭い質問」をする
手前味噌ですが、本サイト介護のコミミは「失敗しない介護ソフト選び」を実現するために生まれたサイトということもあり、①〜③のお手伝いができます。
それぞれ説明していきます。
資料は情報の宝庫です。
メーカーは他社と差別化するために、PRしたい情報をここぞとばかりに資料に盛り込んでいます。
そのため、まずは資料を一括で取り寄せ、本サイトに掲載されている口コミと照らし合わせながら比較検討する方法が効率的です。
それじゃあ、ホームページ比較と資料比較は同じじゃないの?
確かに「強み」を載せているという意味では同様ですが、比較する上で「わかりやすさ」「見やすさ」は圧倒的に資料のほうが上です。
一見ホームページのほうがキレイなデザインかもしれませんが、欲しい情報を探すために何回もクリックしなければならず、時間も労力もかかってしまいます。
一方、資料であればパラパラとページをめくるだけでいいので、比較検討する上では非常に優れたツールだといえます。
資料の一括請求は下のボタンからできますので、よろしければお使いください。
介護ソフトの中には「無料体験」ができるソフトもあります。
数はそこまで多くありませんが、気になっているソフトが「無料体験」できるのであれば試してみることをオススメします。
もし「無料体験」が難しいソフトであった場合、体験会や展示会でソフトを触れる可能性があるため、詳しくはメーカーに問合せてみましょう。
「鋭い質問」というのは、営業がデモや提案で教えてくれない「悪いところ」を見つけるための質問です。
例えば、次のような「鋭い質問」をしたとします。
会議録の文字入力に字数制限ってありますか?クチコミを見たときに制限があるって書いてあったのですが・・・
そうですね・・・たしかに字数制限があるので、工夫して書いていただく必要があります。(い、痛いところを突かれた・・・)
これは「介護のコミミ」に投稿されていたクチコミを元に「鋭い質問」をした例となります。
このように、ある程度の知識や情報を入手しておくことにより、「鋭い質問」ができるようになります。
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最後までお読み頂きありがとうございました!これからも後悔しない介護ソフト選びをサポートしていきますので、今後ともよろしくお願いします♪
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