【介護ソフト】眠りスキャンと連携!リスクを減らす分析とは

介護ソフトの選び方

【介護ソフト】眠りスキャンと連携!リスクを減らす分析とは
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眠りスキャンと介護ソフトと連携するメリットってなに?何の介護ソフトが連携するの?

このような疑問にお答えします。

パラマウントベッド社の眠りスキャンと介護ソフトが連携することにより、記録の質と量が大きく変わります。

眠りスキャンで測定した睡眠・覚醒、呼吸、心拍のデータを元に、介護ソフト側で記録の自動作成をしてくれるため、大幅な時間削減に繋がるだけではなく、利用者状態の分析をすることができます。

この記事を書いているボクは大手介護ソフトメーカーに勤めていましたが、ある介護施設に訪問した時に眠りスキャンと介護ソフトの連携を実際に見せてもらったことがあります。

そのような経験から連携のメリットをご紹介していきたいとおもいます。

※眠りスキャンと連携している介護ソフトは他にもありますが、ケアカルテを例に挙げてご紹介します

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眠りスキャンに連携対応しているソフト「CAREKARTE(ケアカルテ)」

富士データシステム社がリリースしている「CAREKARTE(ケアカルテ)」は「眠りスキャン」と連携しています。

ケアカルテは直感的に記録入力ができるソフトですが、使い勝手の良さから多くのユーザーに支持されています。(導入実績は6,000事業所以上)

また、長く使えば使うほど金額面でもお得感がでるため、ソフトの契約更新率は驚異的数字の97%以上です。

「眠りスキャン」とは

「眠りスキャン」はベッドのマットレスの下に敷いたセンサーが体動を検知し、睡眠状態を把握するシステムです。

利用者が寝ているのか、起きているのか、ベッドにいないのか、を全て手に取るように把握することが出来ます。

また、生活リズムや体調の変化をシステムが教えてくれるため、より個人に合わせたサービスを提供することが可能になります。

「眠りスキャン」は利用者の状態を常に監視しているため、職員の負担軽減にも繋がるシステムとなっています。

「CAREKARTE(ケアカルテ)」に連携する最大のメリットは「分析」

「眠りスキャン」のようなベッドセンサーと介護ソフトが連携する最大のメリットは「分析」にあります。

あくまで「眠りスキャン」で感知したデータは睡眠・呼吸・心拍など端的な情報に過ぎませんが、「CAREKARTE」と連携することにより、過去の記録から原因を把握することに繋がります。

例えば、「眠りスキャン」で測定した結果で「Aさんは全然眠ることができなかった」と判明した場合、「CAREKARTE」でケース記録を確認してみましょう。

もしかしたらケース記録に「睡眠ができない」要因が記載されているかもしれません。

さて、図にすると次のようになります。

まずは「眠りスキャン」側で利用者の睡眠状態を把握します。

 

※青が睡眠時、オレンジが覚醒時です。

次に「CAREKARTE」を見てみます。

「眠りスキャン」から情報が取り込まれているため、一覧で分析をすることができます。

上の図のように、「眠りスキャン」で利用者の異常を検知し、その異常の原因を「CAREKARTE」の記録から分析することができます。

もし原因が特定できた場合、対策を立てることができます。

もし原因が特定できなかった場合でも、より注意して利用者のことを見るようになります。

分析した上で対策(警戒)することはリスクを減らすことに繋がります

おわりに

「眠りスキャン」のようなベッドセンサーと「CAREKARTE」のような介護ソフトとの連携は記録を有効活用する上で非常に有効です。

現状では「ただ記録を作成している」事業所は多いと思いますが、記録を有効活用することにより、利用者にとっても職員にとっても安心できる環境を作ることができます。

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この記事の筆者・監修者

  • 【著者】早坂祐哉

    【著者】早坂祐哉

    大学卒業後、大手介護ソフトベンダーに7年間勤務。年間約50法人に介護ソフトを新規販売し、最年少で営業成績1位を獲得。課題抽出から業務改善に関するコンサルティング経験も多数。後に、「介護のテクノロジーを最適化する」という理念のもと(株)GiverLinkを設立し、同メディア「介護のコミミ」を通じ、月間3万人の介護職員に情報発信をしている。

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