保育所等訪問支援の流れについてご紹介!請求業務を楽にしよう

介護施設の経営・運営改善

保育所等訪問支援の流れについてご紹介!請求業務を楽にしよう
comitaro_confue.jpg
こみたろう

保育所等訪問支援を始めたいけど、何からすればいいのかな。

専門知識を持つスタッフが、保育園や幼稚園、学校などへ訪問して、支援を必要とする子どもをサポートすることを保育所等訪問支援と呼びます。

集団の中で出てくる問題を見逃さず、子ども一人ひとりに適切な支援を提供することで発達・成長を促す注目の子ども支援の制度です。

保育所等訪問支援事業に興味を持ち、開業するために必要な知識を身に付けたい人も多くいるのではないでしょうか。

実際の支援の流れや、仕事内容、複雑な請求業務を簡単にするツールの紹介など分かりやすく解説するので、ぜひチェックしましょう。

口コミランキングから人気の介護ソフトをチェック 毎日更新!

介護ソフトを導入したいけど、どれがいいのかわからない、、、。
そんな方はまずは口コミランキングで人気の介護ソフトを見てみましょう!
掲載数100件、総口コミ数800件以上の口コミランキングで本当に人気の介護ソフトがわかります!
気になる製品あれば無料で資料請求も可能!

総口コミ件数800件以上!

口コミランキングを見る
女性

保育所等訪問支援の流れとは

歩く子供

保育所等訪問支援とは、集団生活に適応するために子ども自身に直接支援したり、園の先生や施設を通して間接的に支援したりする方法です。

重要なポイントは「集団の中」で出てくる問題を見過ごさず、普段の集団生活を送りながら発達・成長を促すこと。

実際に保育所等訪問支援を利用する流れは以下の通りです。

・保護者からの依頼
・受給者証の取得
・保育所等への連絡依頼・相談支援専門員(市町村)との連携
・アセスメント

一つずつ簡単に解説します。

(1)保護者からの依頼

保護者が以下のような「子どもの気になる様子や言動」に対して事業所に相談・依頼をすることで、サービス開始の準備が始まります。

・保育園や学校で過ごす様子から気になるところがある
・一人の時は大丈夫でも、集団の中に入るといつものようにできない
・園のスタッフや学校の先生から子どものことで報告・相談があった
・園や学校での支援が不足していると感じる

保護者が気になっていることを、子どもと接する保育士や先生も気になっているケースは少なくありません。

集団の場での過ごし方と家での過ごし方をしっかり共有することも必要でしょう。

(2)受給者証の取得

サービスの利用をしたい場合は受給者証の取得が必要です。保育所等訪問支援にかかる給付費支給申請は、お住まいの市町村で行います。

すでに児童発達支援事業や放課後デイサービスなどの通所支援を利用している場合でも、新たに申請しなければなりません。

ここで支給決定を受けると、実際の利用に移行していきます。

(3)保育所等への連絡依頼・相談支援専門員(市町村)との連携

保育所等訪問支援を利用する際は、訪問先である現在通っている園や学校の許可が必要です。

相談支援専門員がいる場合は、並行して保育所等訪問支援を利用したい旨を連絡しましょう。

保育所等訪問支援を利用するにあたり、園(学校)・相談支援専門員・保護者・訪問支援事業所で連携をとる必要があります。

(4)アセスメント

相談支援専門員や園・学校への連絡が済み、支援が行われることが決定するとアセスメントを実施します。

アセスメントを実施するにあたり、以下のメンバーで話し合いを行います。

・保護者
・訪問先の園・学校長
・訪問先の園・学校の担任
・相談支援専門員
・保育所等訪問支援事業所のスタッフ

子どもの状況やアセスメントをもとに、保育所等訪問支援に関する個別支援計画を作成することが大切です。

子どもに必要な対応を専門的な立場から提言していくことになります。

参考:厚生労働省「保育所等訪問支援の効果的な実施を図るための手引書

comitarosmile.jpg
こみたろう

やることがたくさんあるけど、介護ソフトを入れれば記録はラクにできそう。

訪問支援が基本

家族で料理

保育所等訪問支援は実際の集団生活の場へ『訪問』して、子どもへの『支援』または訪問先で働くスタッフへの『助言』を行います。

保育所等訪問支援の特徴は、特別な場所ではなく保育所や学校など一般教育の場で支援を受けるところです。

実際に集団生活を送るなかで、健やかに成長できるように手助けするのが、保育所等訪問支援サービスだからです。

一般の子どもたちがいる集団生活の場で支援を行うことが、他の通所サービスとの違いと言えるでしょう。

フィードバックも行う

保育所等訪問支援事業所のスタッフは、保護者や相談支援専門員・園や学校の職員に対しフィードバックを行うことが重要です。

実際に訪問支援を行うのは多くて月2回です。

対象の子どもに必要な関わりを、保護者や訪問先(園や学校)に対して提供しなければなりません。

家や園・学校での変化を共有し支援内容をブラッシュアップしていくことが、最も難しくまたやりがいを感じるところでしょう。

最短60秒!無料でかんたん検索

介護ソフトを一括資料請求する

保育所等訪問支援の仕事内容とは

保育士と赤ん坊

保育所等訪問支援の仕事内容を具体的にみてみましょう。

どんな職種が働く?

保育所等訪問支援事業所は、管理者および児童発達支援管理責任者そして以下の資格を持つ訪問支援員が働いています。

・児童指導員
・保育士
・理学療法士・作業療法士
・心理担当職員

管理者および児童発達支援管理責任者は、主に事業所を管理する役割を担います。

一方、実際に現場を訪問し支援を行うのが訪問支援員です。

comitaro.jpg
こみたろう

多くの職種が協力しあって成り立つ事業なんだね。

訪問支援員の勤務時間フロー

訪問支援員の1日の仕事の流れから、具体的な仕事内容をみてみましょう。

8:15

職場である事業所へ出勤。

今日の業務スケジュールの確認や訪問の準備、必要な事務作業を行います。

9:00

対象の子どもが通う保育所(学校)へ訪問。

子どもとともに授業・行事に参加し、観察を行います。

その後、保育士や担任の先生と普段の状況について情報交換を行い、子どもに必要な支援やこれからの連携について話し合います。

10:30

次の要支援児童がいる保育所(学校)を訪問。同様に対応します。

12:00

事業所に戻り休憩をとります。

14:00

担当している子どもが通う保育所や学校へ連絡し、情報交換や今後の訪問スケジュール・支援内容を共有します。

15:00

担当している子どもの保護者へ連絡し、支援状況を伝えたり自宅での子どもの様子などをヒアリングしたりします。

これらの情報を元に、今後の個別支援計画を作成します。

16:00

事業所で本日の活動記録や報告、申し送りなど事務作業を行います。

17:30

事務作業が完了すると、1日の業務が終了となります。

保育所等訪問支援の仕事は、一人ひとりオーダーメイドで対応するため、日々の記録など事務作業も時間がかかることが多いです。

請求業務

保育所等訪問支援に限らず、介護や障がい者向けサービス事業において重要かつネックになるのが、日々の記録や請求業務です。

保育所等訪問支援事業はやりがいのある仕事ですが、他の通所サービスと比べ単独で動くことが多く高い支援能力が求められます。

保護者や他の施設との連携も必要となるため、時間調整も大変です。

そのため請求業務や日々の記録は、できるだけ負担のかからないツールを使用することが事業成功のコツでしょう。

保育所等訪問支援で算定する報酬の例は以下の通りです。

保育所等訪問支援給付費

1,035単位

専門支援員が支援を行う場合

679単位

児童発達支援管理責任者が基準に満たない場合

4月目まで:70%

5月目以降:50%

通所支援計画未作成減算

2月目まで:70%

3月目以降:50%

身体拘束廃止未実施減算

-5単位

一人の訪問支援員が複数の障害児に支援した場合

93%

特別地域加算

+15%

家庭連携加算(月2回を限度)

1時間未満:187単位

1時間以上:280単位

利用者負担上限額管理加算

150単位

福祉・介護職員処遇改善加算

(Ⅰ)8.1%

(Ⅱ)5.9%

(Ⅲ)3.3%

(Ⅳ)(Ⅲ)の90%

(Ⅴ)(Ⅲ)の80%

福祉・介護職員処遇改善特別加算

1.1%

福祉・介護職員等特定処遇改善加算

1.1%

※出典:かんたん請求ソフト

これらの報酬を漏れなく算定していくための有用なツールを紹介します。

保育所等訪問支援の記録に請求ツールを使おう!おすすめツール3選

親子

ここでは保育所等訪問支援の記録や請求業務に役立つおすすめのツール3選を紹介します。

・ほのぼのmore
・介舟ファミリー
・ワイズマンシステムSP

保育所等訪問支援を展開するにあたって必要な仕事内容を紹介してきましたが、事業成功のカギを握るのが漏れのない請求作業です。

請求業務がシンプルかつ簡単にできると負担が減り、より重要な支援業務の質も上がるでしょう。

ほのぼのmore

ほのぼのmore
ほのぼのmore 3.3 10件のカスタマーレビュー

リストに追加したツールをまとめて請求

資料請求リストに追加
ほのぼのmoreの詳細を見る

ほのぼのmoreは日々の記録業務から請求業務まで一気通貫でできる、障がい事業所向けのソフトです。

大手介護ソフトメーカーであるNDソフトウェア株式会社がリリースしている商品で、多くのサービス種別に対応しています。

保育所等訪問支援に必要な個別支援計画書も同ソフトで作成可能で、業務を一本化してくれるのが魅力。

たった60秒の入力で資料請求&無料相談もできるので、気になる方はぜひ一度チェックしてみましょう。

メーカー名 NDソフトウェア株式会社
対応サービス 居住支援系訪問系日中活動系計画相談障がい児便利ツールその他
機能 記録業務対応請求業務対応
費用 要問合せ介護ソフトの相場をシミュレーションする
無料体験 なし
導入形態 オンプレミス・クラウド(ASP)
製品・サービス詳細 詳細はこちら

もっと詳しく知りたい方へ

このツールの資料を今すぐ請求する

口コミで実際の使った声が聞ける

ツールの詳細はこちら

介舟ファミリー

介舟ファミリー
介舟ファミリー 4.0 32件のカスタマーレビュー

リストに追加したツールをまとめて請求

資料請求リストに追加
介舟ファミリーの詳細を見る

介舟ファミリーは介護保険・障害者福祉に対応した、計画・記録・請求ができるクラウド型のソフトです。

事業所独自の帳票にカスタマイズでき、使いやすさが追求されています。

月額料金をなるべく安く済ませたい場合は、請求業務だけサポートするプランもあり、柔軟に対応できるのが特徴です。

他にもスタッフのスケジュール管理、給与計算も対応可能な優れものです。

シンプルな画面と分かりやすい操作性、導入時の親身な対応が人気の介舟ファミリーで記録・請求業務の効率化を図りましょう。

メーカー名 株式会社日本コンピュータコンサルタント
対応サービス 通所系訪問系ケアマネ便利ツールその他訪問系日中活動系計画相談障がい児便利ツール
機能 請求業務対応
費用 要問合せ介護ソフトの相場をシミュレーションする
無料体験 あり
導入形態 クラウド(ASP)
製品・サービス詳細 詳細はこちら

もっと詳しく知りたい方へ

このツールの資料を今すぐ請求する

口コミで実際の使った声が聞ける

ツールの詳細はこちら

ワイズマンシステムSP

ワイズマンシステムSP
ワイズマンシステムSP 3.5 67件のカスタマーレビュー

リストに追加したツールをまとめて請求

資料請求リストに追加
ワイズマンシステムSPの詳細を見る

ワイズマンシステムSPは導入実績No.1の福祉・介護事業所向けのソフトです。

業務効率化に力を入れており、自動反映システムでスピードアップとミスの軽減がはかられています。

データは専用のデータセンター施設で厳重に管理されており、災害や盗難などの被害があっても安心です。

ソフトを利用中に分からない点やトラブルが生じたら、支店の担当スタッフがかけつけて丁寧に対応します。

多くのシェアを誇るワイズマンシステムSPが気になるなら、まずは資料請求してみましょう!

メーカー名 株式会社ワイズマン
対応サービス 施設系短期系通所系訪問系ケアマネ便利ツールその他居住支援系訪問系日中活動系計画相談障がい児
機能 請求業務対応記録業務対応
費用 要問合せ介護ソフトの相場をシミュレーションする
無料体験 なし
導入形態 クラウド(ASP)
製品・サービス詳細 詳細はこちら

もっと詳しく知りたい方へ

このツールの資料を今すぐ請求する

口コミで実際の使った声が聞ける

ツールの詳細はこちら

保育所等訪問支援の記録はソフトにお任せ

保育士

保育所等訪問支援を利用する際の流れや仕事内容、さらには業務効率化のためのツールを紹介してきました。

保育所等訪問支援は今の時代に求められているサービスであり、今後も発展していくものだからこそ、始めるなら今がチャンスです。

紹介したツールを用いて日々の記録や請求業務をよりシンプルにすることで、本当に必要な部分に時間をかけることができます。

真のサービス向上のために、あなたの事業所に合ったサービスを選択しましょう。

口コミランキングから人気の介護ソフトをチェック 毎日更新!

介護ソフトを導入したいけど、どれがいいのかわからない、、、。
そんな方はまずは口コミランキングで人気の介護ソフトを見てみましょう!
掲載数100件、総口コミ数800件以上の口コミランキングで本当に人気の介護ソフトがわかります!
気になる製品あれば無料で資料請求も可能!

総口コミ件数800件以上!

口コミランキングを見る
女性

この記事の筆者・監修者

  • 介護のコミミ編集部

    介護のコミミ編集部

    介護のコミミのコンテンツである「コミミマガジン」の編集者。 介護現場から施設運営など、介護に関わる幅広い分野で月間5万人以上の介護職員に情報発信をしている。 記事は介護職員だけでなく、メーカーや行政からの関心も高まっているため、メーカーと介護現場を繋ぐ第三者目線を第一に、日々情報を提供している。

介護のコミミとは

介護のコミミとは、介護や障がい福祉の事業所における課題解決のパートナーになるべく立ち上がった業務改善プラットフォームです。

業界最大級の数を誇るICTツールの掲載とその口コミから、あなたの事業所の課題に最適な製品を比較・検討ができるだけでなく、報酬改定や加算・減算、補助金などの最新情報、現場で使えるレク素材や資料のテンプレートなど、業務に役立つ様々なコンテンツを無料でご利用いただけます。

また、ICT導入について何かお困りごとがあれば、専任アドバイザーへお電話や掲示板を通じての無料ご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

介護のコミミについてもっと詳しく知る

60秒でかんたん検索

資料を一括請求する

製品のカテゴリを
お選びください

口コミランキングから人気の介護ソフトをチェック