訪問リハビリテーション向け介護ソフトの選び方と業務改善のポイントとは？

「業務がまわらない」「請求業務が大変」と思っている訪問リハビリテーションの事業者もいるのではないでしょうか？

業務効率化を目指すなら介護ソフトの導入がおすすめですが、その選び方がわからないという方も多いと思います。

そこで、この記事では、訪問リハビリテーション対応のおすすめ介護ソフト10選や介護ソフトを選ぶポイントなどを詳しく紹介していきます。

運営や経営に悩んでいて、「良い介護ソフトを知りたい」という方は特に参考にしてみてください。

訪問リハビリテーションで大変なこと

 

訪問リハビリテーションは、利用者の生活の質維持・向上に関わる社会的需要が高いサービスの一つです。

しかし、その一方で訪問リハビリテーションの運営に悩む事業者も一定多数います。

そして、それを改善するために、まず把握しておきたいのは事業所の課題です。

業務効率化を目指すなら、まず訪問リハビリテーションの課題を整理しておきましょう。

ここからは、訪問リハビリテーションでよくある課題を解説していきます。

業務量が多い

訪問リハビリテーションは、需要が高いサービスであるぶん、スタッフ一人が抱える業務量が多く上手くまわらないということもあります。

また、記録が必要な書類も多いため、勤務内に終わらず残業になってしまうことも。

記録や計画書の作成がスムーズにできる環境が求められます。

スタッフ管理が難しい

訪問リハビリテーションは、基本的に1対1で提供するサービスです。

そのため、スタッフの急な欠勤などが発生すると配置変えに苦労することもあります。

スタッフの配置などが簡易的にできる環境が理想的であるともいえます。

スケジュール管理が難しい

毎日、さまざまな利用者のリハビリテーションを行うのが訪問リハビリテーションです。

そのため、スケジュールを確実に把握しておく必要があります。

簡単にスケジュールチェックや管理ができるツールがあると便利です。

実績や記録ぶつなど作成すべき書類が多い

訪問リハビリテーションは、記録すべき内容が多く大変であるという声もよく聞かれます。

記録が勤務時間内に終わらず、残業になってしまうことも。

多くの記録をいかに短時間でできるかが効率化に繋がります。

情報共有が難しい

訪問リハビリテーションは情報共有が大切です。

情報共有がうまくできないと利用者の不満に繋がったり、効果的にリハビリテーションを行うことができなくなったりしてしまいます。

忙しい中でも確実な情報共有ができる環境が望ましいです。

請求業務が多い

訪問リハビリテーションの請求業務が複雑で大変です。

大量の請求業務をこなすのに手一杯で月末に苦しむというスタッフもいます。

複雑な請求業務をスムーズに済ませられるような環境があれば理想的です。

訪問リハビリテーション業務効率化のために必要な介護ソフトの機能

 

訪問リハビリテーションサービスの運営・経営改善を目指すなら業務効率化を図ることがカギとなります。

業務効率化のためには、事業所の課題に合った機能が搭載されている介護ソフトの導入がおすすめです。

ここからは、介護ソフトを選ぶ際に把握しておきたい介護ソフトに必要な機能と特徴を解説していきます。

記録管理機能

訪問リハビリテーションは、記録すべき内容が多いです。

記録をみたり、書いたりが簡単にできる機能が求められます。

また訪問先で記録が書けるとより効率的です。

スケジュール管理機能

利用者やスタッフのスケジュール管理ができる機能がついた介護ソフトもおすすめです。

訪問リハビリテーションのスケジュールは、その日に変更されることもあるため、簡単に対応できるような機能が求められるでしょう。

請求業務機能

訪問リハビリテーションの請求業務は複雑です。

簡単に請求業務をこなせる仕組みがあれば効率的に業務を進めることができます。

実績入力で請求データに自動反映されるなど、簡単に請求業務ができるような介護ソフトが理想的です。

訪問リハビリテーション報告書の作成機能

訪問リハビリテーションでは、報告書を作成してケアマネに報告する必要があります。

しかし、時間がないなどの理由で思ったように報告書が上手く進まないことも。

報告書が簡単につくれる機能が搭載された介護ソフトを検討してみるのもおすすめです。

情報管理機能

訪問リハビリテーションにおいて利用者の情報把握は必須です。

介護ソフトの中で個人情報の管理ができるような機能が求められます。

また、情報の漏洩がないよう安心のセキュリティ体制があると尚良いでしょう。

訪問リハビリテーションの介護ソフトを選ぶときのポイント

 

訪問リハビリテーションの業務効率化に介護ソフトの導入がおすすめであり、その選び方に迷ってしまうという事業者も少なくありません。

そこで、ここからは、訪問リハビリテーションの介護ソフトを選ぶポイントを解説していきます。

誰でも使いやすいか

訪問リハビリテーションのスタッフの中には、デジタルが苦手な人もときどきいます。

誰もが使いこなせないと、せっかく介護ソフトを導入しても業務効率化に繋がらなくなってしまうこともあります。

そのため、誰でも使える操作が簡単であるものがおすすめです。

どこでもすぐに使えるか

どこでも使えるクラウド型・デバイス連携できる介護ソフトが便利で、おすすめです。

スマホやタブレットで操作できると、事業所に帰って記録を行う必要がなく、訪問先で記録を完結させることができます。

また、出先で情報確認ができるのも大切なポイントです。

見やすいか

画面がみやすいかも重要なポイントです。

複雑なデザインの介護ソフトは、本当に必要な情報を見るまでに時間がかかってしまうこともあります。

逆に見やすい画面であれば、すぐに情報が確認できるため、早く確実な情報共有に繋がります。

シンプルで見やすいデザインの介護ソフトがおすすめです。

サポート体制は整っているか

万一の際に頼れるサポート体制が整っているかも重要なポイントです。

特にエラーが発生したり、操作がわからなくなってしまったりした場合は、解決できないと業務のロスに繋がってしまいます。

不測の事態に陥った際にも、すぐに頼れるようなサポート体制が用意されている安心して使い続けることができます。

コスパは良いか

介護ソフトの選択基準にはコストパフォーマンスも重要です。

価格は低いほど魅力的ですが、介護ソフトを選ぶ場合、製品のクオリティを含んだコストパフォーマンスを比較してみることが大切です。

いくら安くても介護ソフトのクオリティが低ければ使い続けるのが難しくなります。

クオリティと価格が合っているかも確認しながらの選択がおすすめです。

訪問リハビリテーション対応口コミおすすめ介護ソフト10選！

 

訪問リハビリテーションの業務効率化を目指すなら、それを叶えられるような介護ソフトを選ぶのが良いでしょう。

そこで、ここからは口コミでも評判の訪問リハビリテーション対応の口コミおすすめ介護ソフト10 選を紹介していきます。

良い介護ソフトを知りたいという方は、特に参考にしてみてください。

1・まもる君クラウド

まもる君クラウドのリハビリテーション介護ソフトは、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションに特化した介護ソフトです。

介護ソフトを導入すると介護請求や個人情報管理、リハビリテーション計画書・アセスメントの作成を簡単に行うことができます。

また、売上管理や記録管理までリハビリテーションの業務の多くをサポートしてくれます。

2・ほのぼのNEXT

ほのぼのNEXTの訪問リハビリテーション事業所向けシステムは、わかりやすい仕様で複雑な請求業務を簡単にしてくれる介護ソフトです。

確実・スムーズな請求業務で効率UPを目指すことが可能です。

月遅れや返戻処理、月途中の保険者変更なども簡単にできます。

実績の登録やケアマネ確認、領収書の作成もOK。

業務効率化を図りたいなら、ほのぼのNEXTがおすすめです。

3・ナーシングネットプラスワン

ナーシングネットプラスワンはインターネット請求に完全対応。

シンプルな操作で国保連請求まで行うことができます。

• ・利用者の情報登録
• ・サービス利用票の作成
• ・給付管理
• ・介護給付費請求書作成
• ・訪問リハビリテーション計画書作成
• ・モニタリング表作成

など、幅広い訪問リハビリテーション業務が介護ソフト一つで可能。

その他、チャットやメモ機能を活用することもできる、便利な介護ソフトです。

4・ワイズマンシステムSP

通所・訪問リハビリ管理システムSPは、請求業務や事務作業をワンパッケージでサポートするシステムです。

予定作成や稼働状況の確認、記録作業をスムーズに行うことが可能です。

予定を実績に反映することができ、実績管理は予定と異なる場合のみ修正すれば記録ＯＫ。

実績から事業所情報を集約して出力でき、介護サービス事業所調査への回答など、情報の抽出・集計作業にかける時間を短縮できます。

5・カイポケ

新規導入実績No.1を誇るカイポケは、訪問リハビリテーションの業務効率化も手助けしてくれます。

請求データの作成から請求書・領収書の作成まで一気通貫で可能。

わかりやすくシンプルな操作で誰でも簡単につかいこなすことができます。

また、予定や実績、利用者の経過記録の管理などもでき、トータルサポートしてくれる介護ソフトです。

6・カナミッククラウドサービス

記録から請求業務まで書類のやり取りをペーパーレス化してくれるのがカナミッククラウドサービスです。

タブレット対応の記録システムの活用や集計による統計・経営分析が可能です。

クラウド型のサービスであるため、いつでもどこでも記録や確認を完結させることができます。

また、利用者ごとのスケジュール管理や実績から反映される国保連請求データ・利用者請求データの作成OK。

その他、介護予防サービスの日割り計算にも対応しています。

7・介舟ファミリー

介舟ファミリーは、既に利用している介護ソフトがある場合でもデータ移行に対応しているためスムーズに切り替えることができる介護ソフトです。

初期の操作説明や初めての請求を丁寧にサポート。

安心して使い始めることができます。

また、見やすい画面やシンプルな操作で誰でも簡単に使用ＯＫ。

パソコンが苦手なスタッフも巻き込んでの情報共有が可能です。

8・楽々ケアクラウド

楽々ケアクラウドは、見やすさ・使いやすさを追求して開発された介護ソフトです。

事務作業軽減に重点を置き、国保連請求データを画面から直接送信できるなど、便利な機能を搭載しています。

導入することで、忙しい事業所業務の負担軽減が図れます。

9・咲くSaku

提供票の予定に職員を割り当てていくだけの簡単操作で素早くシフト票を作成することが可能です。

スタッフ候補がわかりやすく表示されるため、スタッフ配置に時間をかけることはありません。

また、データはクラウドデータセンターのみが保存。

パソコンやスマホなどの機器にはデータを保持しない仕組みとなっているため情報漏洩を防ぐことができます。

セキュリティ体制も整った安心の介護ソフトです。

10・楽すけ

サービス実績の作成や国保連請求業務まで訪問リハビリテーション業務をサポートしてくれる介護ソフトです。

国保連請求はインターネット伝送で可能。

ペーパーレスにて請求業務を完結させることができます。

また、フェイスシートや日誌などの作成もOK。

大変な記録や請求業務を簡単に行うことができる画期的なシステムです。

まとめ

訪問リハビリテーション業務の効率化を目指すなら、事業所に合った介護ソフトを選ぶことが大切です。

まずは、事業所の課題を分析することで、より相性の良い介護ソフトを選択することができます。

記事を参考に、気になる介護ソフトをチェックしてみましょう。

そして、記事内だけでは選び方がわからないという場合には、無料相談を受け付けていますのでぜひ介護のコミミに一度お問い合わせください。