介護ソフトの選び方
国保連請求ってよく聞くけどどういうもの?請求で使いやすいソフトってあるの?そんな疑問について調べてみたよ!
介護業界で働くとどうしても耳にする言葉の中に国保連請求というものがあります。
しかし、国保連請求や国保連とはそもそも何のことかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、国保連請求がどういうものか解説していき、あわせて国保連請求をするのに便利なお勧めのソフトを3つ紹介していきます。
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初めに、国保連請求というものがどういうものなのか解説していきます。
国保連とは国民健康保険団体連合会の略語です。
これは国民健康法の第83条に基づいて設立された団体で、公法人です。
具体的な目的は国保事業の目的を達成するために必要な事業を行うための団体で、都道府県ごとに47の連合会があります。
構成員は、国民健康保険の保険者の各自治体(都道府県、市町村)および国民健康保険組合で、その区域内で3分の2以上の保険者が加入すると、区域内すべての保険者が会員の扱いになります。
具体的には以下の15の業務を担当します。
この中で国保連請求とは、介護報酬を国保連に請求する事を意味します。
介護事業所が施設利用者に提供したサービスの対価のうち、利用者に1割から3割を請求し、残りの7割から9割に対しては国保連に対して請求を行うことです。
参考:公益社団法人 国民健康保険中央会「国保中央会のご紹介」
国保連請求には期限があるので注意しましょう。
請求できる期限はサービスを提供した月の翌月の1日から10日まで、つまり10日間しか期限がありません。
もし11日以降に請求しても介護報酬が支払われません。
なお国保連に請求する際に必要な書類は、介護給付費明細書と介護給付費請求書を作成して請求し、審査が行われたのち、請求の翌月の月末に支払われます。
ただしサービス提供月から起算して翌々々月の1日から起算した2年間は請求が可能です。
この2年を過ぎると時効となり、以降は請求しても報酬は支払われないので注意しましょう。
国保連請求には保留と返戻という状況になる場合があります。
まず保留ですが、翌月の10日までに書類をそろえて請求を行った場合でも、その内容に問題があると、保留と扱いとなり入金が行われない場合があります。
保留が行われる原因としては、給付管理票の未提出、事業所番号の入力ミスということが考えられます。
これは提出書類の不備が原因で起こってしまうことなので、提出前にしっかり確認すれば防げます。
また保留原因がわからないと時間がかかる場合があります。
次に返戻という状況ですが、これは保留には期間があり、それまでに給付管理票と支援明細書を提出すれば問題ありません。
しかし期間を過ぎると返戻扱いになり、上記ふたつの書類に加えてサービス明細書の再請求が必要となります。
参考:愛知県国民健康保険団体連合会 「返戻事由コード(「返戻」「保留」)の解説」
国保連請求には過誤請求という言葉があります。
これは請求後に請求支払額が確定した後に発生する事案で、請求内容が誤りと判明した際に行う処理のことです。
つまり確定した請求が間違っているという理由で取り下げを行うための手続きです。
過誤には2種類あり、ひとつは通常過誤と呼ばれるもので、過誤が判明して処理した月の翌月の支払いで調整します。
もうひとつは同月過誤で、この場合は判明した同じ月の支払いで調整するものです。
過誤を行う際には、請求の一部ではなく請求実績が取り下げられます。
保険者に申し出るときには通常か同月かの確認が必要で、あるいは一部同月過誤が不可能な保険者がいるので注意しましょう。
さらに同月過誤の場合はその月に再請求をする必要があります。
国保連請求の取り下げとは、いったん請求した内容を訂正したい場合に行う手続きです。
過誤調整をする場合もいったん取り下げを行う必要があります。
取り下げには請求受付からのタイミングにより内容が異なります。
インターネットを使った請求の場合請求受付期間内の10日までに取り下げを行う場合は、伝送データの取り消し、再送付をすることにより訂正できます。
10日までの取り下げの場合は、明細書ごとではなく全体のファイルの差し替えとなるので注意しましょう。
請求受付期限が過ぎたのち、請求月の20日までに取り下げを行う場合は、希望返戻という対応になります。
ファイルの差し替えができないので、国保連合会への依頼をする必要があります。
その際には翌月の月初に返戻に関する一覧表が届くのでそれを確認しましょう。
それ以降は過誤調整の扱いとなります。
参考:大阪府国民健康保険団体連合会 「再審査・取下げ請求について」
国保連請求の問い合わせについては、国保連の各都道府県団体に問い合わせましょう。
請求書の受付はインターネットの場合は24時間対応のところが多いですが、CDなどの媒体で提出、あるいは帳票で窓口へ提出する場合は、日中(9時から17時30分)という時間が限られているので注意しましょう。
また土日についてはインターネットの場合は受付可能です。
窓口は土日、祝日は通常開いていませんが、締切日である10日は開いている場合があります。
なお郵送の場合は10日必着です。
インターネットが最も便利なので活用したいところですが、介護保険主治医意見書作成料請求(明細)書の場合は原則帳票のみの請求なので注意しましょう。
国保連請求には電子証明書というものがあります。
これはインターネット請求を行う際に、起こりえるハッキングやなりすましといった不正を防止するために用意されている機能です。
利用するパソコンに証明書を登録し、正当なユーザーからの請求であるかどうかを認証局側で確認するために行われる証明書です。
インターネットで請求をする場合には必要なので覚えておきましょう。
電子請求書の申し込み締め切りは利用する月の前月20日が締め切りです。
また電子証明書には3年間の有効期限があり、切れる前にその旨連絡があります。
無事に電子証明書が手に入ると、手続きが楽なインターネット請求を行えますが、その際に問題があればさまざまなエラーコードが戻ってくる場合があります。エラーコードの一覧を確認した上で適切な処理を行いましょう。
国保連請求は本来事業所が自ら行うものですが、どうしてもその手続きが繁忙でできない場合は国保連請求代行業者を利用する方法があります。
これは請求業務を丸々外部委託することにより、煩わしい国保連請求手続きを円滑に行うためのものです。
各種請求書類、明細書や一覧表の作成をはじめ、返戻・過誤申し立てに関する手続きも代行してもらえます。
利用料金は介護人数により異なり別途料金がかかりますが、請求業務を円滑に行ってくれるため、請求業務以外の日常業務に集中できるでしょう。
請求業務の負担を減らしたい場合は、介護ソフトの附帯サービスとして国保連請求代行サービスを無料で利用することが可能な介護ソフトがあるため、介護ソフトの見直し、あるいは導入を検討してみると良いかもしれません。
ここまで国保連請求に関する言葉やその内容について紹介してきました。
最後に紹介した国保連請求代行業者を使うと任せられるので大変便利です。
この中にはソフトの利用を申し込むことで便利な機能がついているだけでなく、国保連請求の代行を行ってくれるところもあります。
ここではいくつかある中で特におすすめの国保連請求機能のあるソフトを3種類ほど紹介しましょう。
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(株)日本コンピュータコンサルタントの介舟(かいしゅう)ファミリーは国保連請求でお勧めの障がい者福祉ソフトのひとつです。
使いやすさや画面の見やすさが好評のクラウド型のソフトで、これまで全国で6000もの事業所に導入実績があり、すでに販売から25年以上が経過しています。
対応サービスは介護保険サービスとして以下があります。
介護保険サービス |
居宅介護支援 |
訪問介護 |
通所介護 |
医療を含めた訪問介護 |
また障がい者福祉サービスとしては以下のとおりで、多岐にわたっています。
障がい者福祉サービス |
計画相談支援 |
障がい者居宅 |
訓練/就労系 |
グループホーム |
障がい児通所サービス |
移動支援 |
介舟ファミリーの主な特徴としては他社ソフトの連携が充実しているために、記録や情報共有だけでなく、請求も一気にできる点が魅力的です。
さらに使用端末にに影響を及ぼさない料金体系もありがたいところです。
もちろんサポート面についてもサポートセンターでの対応があり、困った時にはすぐに電話で対応してくれます。
またデータの移行や帳票のカスタマイズといったサポートが無料で行われ、エクセルでの出力ができるため修正も容易です。
そして国保連請求については代行申請をしてくれます。
さらにオンラインセミナーもあるので、わからないことがあっても安心、おすすめのソフトです。
(株)LITLAICOのかんたん介護ソフトは国保連請求でお勧めの介護ソフトのひとつです。
最大の特徴は利用料金の安さで、利用料金は毎月9800円で保守やバージョンアップに費用はかかりません。
またサービスの種類の数に関係なくパソコン3台まで追加可能で、国保連合会への伝送代行も行っており、国保連請求代行も追加料金が不要です。
対応サービスは
介護保険法関係 |
訪問介護 |
通所介護 |
福祉用具貸与 |
居宅介護支援 |
介護予防訪問介護 |
介護予防通所介護 |
介護予防福祉用具貸与 |
介護予防支援 |
認知症対応型通所介護 |
小希望多機能型委託介護 |
短期以外の認知症対応型共同生活介護 |
と多岐にわたっております。
障がい者総合支援法では、
障がい者総合支援法 |
居宅介護 |
重度訪問介護 |
行動援護 |
同行援護 |
などがあります。
そのほか移動支援、総合事業のサービスがあります。
エクセルベースの介護ソフトで、スケジュール管理や単位管理がわかりやすいので利用しやすいでしょう。
コールセンターについても平日20時30分までと業界では珍しいので、急に困ったことがあっても安心です。
もちろんそれまで使っているソフトのデータ移行は原則無料ですが、初回のみ契約事務手数料込みで18,000円かかるので注意しましょう。
ニップクケアサービス(株)の楽すけは国保連請求でお勧めの介護ソフトのひとつです。
大きな特徴として請求業務に特化しているソフトで、買取版です。
これは導入初年度に初期費用を支払い、翌年からは年間保守費用を支払って運用するものです。
もちろん他社の介護ソフトの連携もしているので安心して請求から記録までの対応ができるでしょう。
対応しているのは介護保険法に基づく19種類39サービスに対応しており、介護予防サービスにも対応しています。
それに加えて、2015(平成27)年4月から順次開催している介護予防・日常生活支援総合事業に関する請求に対しても即座に対応しています。
楽すけには対応するソフトが数種類あり、介護保険版の楽すけ、介護予防・日常生活支援総合事業対応の楽すけ、障がい者総合支援版の楽すけがあります。
楽すけはパソコンが得意ではない人でも簡単に操作できるだけでなく、スムーズに情報が管理できるため作業効率の大幅アップにつながります。
国保連請求とはどのようなものか解説していきました。
日ごろの業務に加えて10日までに請求しなければならない国保連請求をいちいち行うのは大変手間がかかるだけでなく、エラーになって再請求の手続きなど煩わしいのも事実です。
ソフトの利用で国保連請求代行をしてくれるところもあるので、今回の情報で国保連請求をする際の手助けになれば幸いです。
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