LIFEの新システム移行とそのスケジュールを公開-ADL維持等加算の算定における注意点も

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厚生労働省は15日、介護報酬改定に伴う科学的介護情報システム(LIFE)のリリーススケジュールや利用に関する注意事項を発表した。

新LIFEシステムは、現行システムからの機能向上と利便性の改善を目的としており、4月22日より一部稼働が開始する。7月31日までは利用者情報及びADL維持等情報の登録のみ可能となっているが、8月1日からは令和6年度報酬改定対応の全機能が利用できるようになる。

4月11 日から4月21 日の期間は、現行 LIFE システム及び新 LIFE システムでは、ADL 様式情報の登録及び令和6年度ADL維持等加算算定機能の利用ができず、4月に ADL 維持等加算を算定予定の介護事業者においては、4月 10 日まで に現行LIFEシステムの令和6年度ADL維持等加算算定機能による評価対象者の利得計算を完了するよう呼びかけている。

新LIFEシステムの導入に伴い、電子請求受付システム(介護)のID・パスワードを用いた新規利用登録が必須となる。また、現行LIFEシステムと新LIFEシステムの移行期間には、様式情報の登録や編集が特定の条件下でのみ可能となる点に注意が必要である。

https://www.mhlw.go.jp/content/001227783.pdf