iBowってどんなソフト?メリット・デメリットや価格、評判(クチコミ)を知りたい
このような疑問にお答えしていきます。
iBow(アイボウ)は訪問看護に特化した電子カルテです。
他ソフトではなかなかマネできない尖った機能やコンセプトがあるため、多くの看護師から支持を受けています。
そんなiBowに関して、本記事では第三者目線で徹底解説していきたいと思います。
iBowに限らず、どこの公式ホームページを見ても「良いこと」しか書かれていませんが、第三者だからこそ他社と比較した上で強み・弱みを浮き彫りにすることができます。
本記事を最後までお読みいただければ、iBowの特徴だけではなく、メリット・デメリットを知ることができます。
また、本サイト「介護のコミミ」に掲載されている本音の口コミもご紹介していきます。
5分程度で読むことができる内容なので、ぜひ最後までお付き合いください。
1-1. メーカーの基本情報
1-2.訪問看護においては圧倒的なシェア率
1-3.対応サービスは訪問看護のみ
1-4.料金体系は「基本料金+訪問回数×100円」
1-5.評価が高い「無料勉強会」
1-6.画面イメージ
iBowの特徴を以下6つに分けてご紹介しています。
① メーカーの基本情報
② 訪問看護の中では圧倒的なシェア率
③ 対応サービスは訪問看護のみ
④ 料金体系は「基本料金+訪問回数×100円」
⑤ 評判が良い「無料勉強会」
⑥ 画面イメージ
それでは、それぞれ見ていきましょう。
2012年6月11、株式会社eWeLL(イーウェル)は大阪府大阪市で設立されました。
訪問看護に特化した電子カルテ「iBow」をリリースしましたが、いまや全国で使用されているソフトとなりました。
今までは「幅広い事業所に対応」をウリにしているメーカーは多かったけど、iBowのような「訪問看護のみ!」というスタンスは介護ソフト業界に新しい風だったよ
「訪問看護×タブレット運用」という組み合わせにおいては文句なしの実績とシェアです。
iBowの公式ホームページによると導入件数は2,000事業所を突破したとのことです。
2,000という数字だけ見ると少ないように感じるかもしれませんが、これは「訪問看護」のみの数字です。
そもそも訪問看護にはタブレット運用がまだまだ浸透していないという現状がありますが、それでも2,000事業所以上に導入されているのはすごいことです。
シェアに関する記事は下の記事が参考になりますので、興味がある方はぜひご覧ください。
iBowはASP型(クラウド)でソフトを提供しています。
また、次のようなサービス種別に対応しています。
介護福祉 | 障がい福祉 | ||
施設系 | 居住支援 | ||
短期系 | 訪問系 | ||
通所系 | 日中活動系 | ||
訪問系 | ◯ | 計画相談 | |
ケアマネ | 障がい児 | ||
その他 | その他 |
以前は、請求部分には対応していないため、他社の請求ソフトと連携して使用する必要がありましたが
2021年4月よりiBowレセプトがリリースされました事により請求業務含め全ての業務がiBowのみで行える事になりました。
訪問看護に特化している分かなり機能やサポートが充実しているよ
公式ページによると、基本料金の18,000円に加え、「訪問回数×100円」が発生するとのことです。
「訪問看護記録書Ⅱ」を提出した件数を「訪問回数」としてカウントする仕組みになっています。
ただ、事業所規模などにより料金変動があるため、詳細は問い合わせる必要があります。
訪問看護に特化した無料勉強会を積極的に開催しています。
さすが特化しているだけあり、勉強会のクオリティも高いと評判です。
例えば、次のような勉強会が開催されています。
・ 2020年度診療報酬改定 在宅部門の改定項目を確認しよう
・ はじめての精神科訪問看護セミナー
・ 訪問看護ステーション開業支援セミナー
他にも様々な勉強会を実施していますが、インターネット配信もしているので、気軽に参加できる点も高評価です。
訪問看護に特化しているからこそ、質の高い勉強会ができるってことだね
一部ではありますが、iBowの画面イメージをご紹介します。
公式ホームページより引用しているため、もっと見たいという方はこちらから確認してみてください。
素早く記録ができるように、音声入力や手書き入力にも対応しているよ
iBowは次のような事業所に特におすすめです。
iBowはタブレット1つさえあれば大体のことができます。
他社ソフトの場合、訪問記録はタブレット対応しているものの、計画書や報告書作成ができないケースがほとんどです。(閲覧は可能)
もし出先でも計画書や報告書の作成をしたいといった場合はiBowを選ぶメリットは大きいでしょう。
AI(人工知能)を用いて訪問看護計画書を作成することができます。
AIが利用者にマッチする目標や問題点、解決策を提案してくれる機能があります。
あくまでAIの役割としては「選択肢の提案」ではありますが、計画書作成に頭を悩ませていた職員にとっては救世主的な存在になるかもしれません。
記録における「観察項目」や「看護(処置)内容」をカスタマイズすることができます。
事業所の運営に合わせて、自身で選択肢を追加・修正することが可能です。
他社ソフトと比べてもカスタマイズの幅が広いのが特徴です。
iBowのサポート体制は充実しています。
さすが訪問看護に特化しているだけあり、専門知識を有しているサポートスタッフは多いです。
普段使用しているタブレットからそのままコールセンターに電話できるため、気軽に問い合わせることができます。
基本料金の¥18,000は等しく発生しますが、訪問件数に応じて課金されていく仕組みであるため、特に看護師や利用者が少ない事業所にとっては嬉しい料金体系です。
訪問件数と料金は比例して増えますが、それと同時に売上も増えていくことを考えれば損をしにくい料金体系とも言えます。
他社ソフトの中には「ライセンス1台あたり◯◯円」等としているケースが多いよ!iBowのような従量課金制はまだまだ珍しいね
当然ながら公式ホームページだけを見ても「良いこと」しか書かれていませんが、ここからは第三者のみが伝えられる「注意すべきこと(確認してほしいこと)」を取り上げていきます。
iBowは質の高いソフトですが、他メーカーと比較すると見えてくる”気になる点”があります。
それでは見ていきましょう。
以前までは請求業務に対応されていなく他社ソフトと組み合わせて使う必要があり、
その為、コールセンターの問い合わせ先も2か所になっていました。
ちなみに、iBow が連携可能なソフトは「ほのぼのNEXT」「ワイズマン」「ケアカルテ」「すこやかサン」そして「訪看鳥」の5つです。
2021年4月から”iBowレセプト”がリリースされ請求業務も対応可能になりました。
どちらに問合せていいか分からない場合、まずはiBow側に電話してみよう!「訪看鳥」のような連携実績が多い請求ソフトの場合、分かる範囲で教えてくれたっていう報告もあったよ!
現在は連携が不要な為、お問合せはiBowさん一択で大丈夫です。
もし訪問看護以外にもサービスを提供している場合、注意が必要です。
例えば、訪問看護だけではなく、訪問介護を運営していた場合、訪問看護は「iBow」を使い、訪問介護は「他社ソフト」を使用しなければなりません。
その場合のデメリットとしては、事業所間での連携ができないケースが多いということです。
但し一部連携可能な項目はございますので、利用者情報の二度入力は不要であったり、正しい統計分析も可能でございます。
複数のサービスを運営している場合でも、訪問看護だけ「iBow」を使用しているケースは珍しくないよ。今回紹介したデメリットは確かにあるけど、それでも使いたいっていうファンは多いね
ここからは、iBowのクチコミを紹介していきます。
本サイト「介護のコミミ」には介護ソフトのクチコミが毎日のように投稿されていますが、いずれも介護職員による「本音」です。
そのため、中には辛辣なクチコミもありますが、それも含めてソフト選びの参考になるかと思います。
ということで、良い評価のクチコミと、悪い評価のクチコミをそれぞれ1つずつ紹介していきます。
必要な機能まで揃えていてかつ使いやすいソフトだということがわかるね。
複数のソフトを使う必要があるので、それにストレスを感じる人もいるみたいだね。
※2021年4月より新機能「ibow レセプト」がリリースされ、請求にも対応可能になりました!
メーカーが用意する公式ホームページには良いことしか書いていません。(当たり前ですが・・・)
しかし、”後悔しないソフト選び”で重要なのは「良いこと」よりも「悪いこと」です。
「悪いこと」を知らないまま契約し、後悔している事業所を筆者は嫌というほど見てきました。
そこで、本契約前に「悪いこと」を見極める方法を3つご紹介します。
できれば、すべて実行するのがベストです。
① 資料と口コミで比較検討する
② 実際に使ってみる(体験版の利用)
③ メーカー営業マンに「鋭い質問」をする
手前味噌ですが、本サイト介護のコミミは「失敗しない介護ソフト選び」を実現するために生まれたサイトということもあり、①〜③のお手伝いができます。
それぞれ説明していきます。
資料は情報の宝庫です。
メーカーは他社と差別化するために、PRしたい情報をここぞとばかりに資料に盛り込んでいます。
そのため、まずは資料を一括で取り寄せ、本サイトに掲載されている口コミと照らし合わせながら比較検討する方法が効率的です。
それじゃあ、ホームページ比較と資料比較は同じじゃないの?
確かに「強み」を載せているという意味では同様ですが、比較する上で「わかりやすさ」「見やすさ」は圧倒的に資料のほうが上です。
一見ホームページのほうがキレイなデザインかもしれませんが、欲しい情報を探すために何回もクリックしなければならず、時間も労力もかかってしまいます。
一方、資料であればパラパラとページをめくるだけでいいので、比較検討する上では非常に優れたツールだといえます。
資料の一括請求は下のボタンからできますので、よろしければお使いください。
介護ソフトの中には「無料体験」ができるソフトもあります。
数はそこまで多くありませんが、気になっているソフトが「無料体験」できるのであれば試してみることをオススメします。
もし「無料体験」が難しいソフトであった場合、体験会や展示会でソフトを触れる可能性があるため、詳しくはメーカーに問合せてみましょう。
「鋭い質問」というのは、営業がデモや提案で教えてくれない「悪いところ」を見つけるための質問です。
例えば、次のような「鋭い質問」をしたとします。
会議録の文字入力に字数制限ってありますか?クチコミを見たときに制限があるって書いてあったのですが・・・
そうですね・・・たしかに字数制限があるので、工夫して書いていただく必要があります。(い、痛いところを突かれた・・・)
これは「介護のコミミ」に投稿されていたクチコミを元に「鋭い質問」をした例となります。
このように、ある程度の知識や情報を入手しておくことにより、「鋭い質問」ができるようになります。
下のボタンから一括資料請求をしていただければ、「鋭い質問」の方法がまとめてある「無料eBook」が自動でご指定のメールアドレスまで送られてきますので、よろしければお使いください。
最後までお読み頂きありがとうございました!これからも後悔しない介護ソフト選びをサポートしていきますので、今後ともよろしくお願いします♪
もっと詳しく知りたい方へ
このツールの資料を今すぐ請求するあなたに最適のツールをご案内
まずは無料で相談する