介護ソフト導入におけるクラウド型とオンプレミス型の比較と選び方について教えて欲しい

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  • 匿名

    介護ソフト導入におけるクラウド型とオンプレミス型の比較と選び方について教えて欲しい

    訪問介護事業所を運営しており、介護ソフトの比較をしてからの導入を検討しています。

    しかしながらクラウド型とそうでないソフトの違いやメリット、デメリットがわからないので

    どのソフトを導入した方がよいのか教えてください。

    専門家からの回答

    先ず、クラウド型かオンプレ型かという概念上の二択であれば、クラウド型の方が優れているというのが私の考えです。しかしながら、ソフトウェアが持っている機能やコンセプト自体が同じような介護ソフトであっても結構違う部分もありますので、クラウド型を選んだ結果、機能面がニーズを満たしていなかった、ということは避けなければいけません。ですので、選定の基準、考え方としては「基本はクラウド型を選定するのが良い。
    但し、機能面でニーズを満たしているかを考慮する」というのが私の回答となります。

    <クラウド型のメリット>
    ①ログイン情報を把握さえしていれば、あらゆる環境から作業をすることができる
    場所に縛られないので、別事業所の職員が情報を参照することや在宅で仕事をしたいといった状況に対応しやすいです。
    ②環境構築が楽である
    一つ目のメリットと似たような話しですが、ログイン情報の把握だけで良いので、
    いわゆる「PC側の設定」が不要です。オンプレだとそのための設定工賃が発生したり、
    環境をつくるためのセキュリティ機器の購入等、コストがかさむ印象です。また、PCが故障した場合も、代わりの別の機器でログインすれば良いので、PCの故障リスクを気にしなくて良くなります。

    <オンプレ型のメリット>
    ①処理が速い、インターネット環境がなくても動く、セキュリティがしっかりしている(と言われている)一般論としてはその通りです。しかし、処理についてはPCやサーバーの性能やエンジニアの設計スキルによっても変わりますし、今の時代だとインターネット環境が無いことの方が珍しいですし、セキュリティについても暗号化通信等もあるので、必ずしもオンプレ型が勝るわけではありません。一般的な傾向としては言えると思いますが、現実論としてはケースバイケースと思ってください。
    ②介護業界においてはソフトの選択肢が多い
    世間一般のソフトウェアはクラウド型が主流となりつつありますが、介護業界のソフトウェアは未だオンプレ型が多いです。やはり、選択肢が多いとより事業所に合ったソフトの選定をできる可能性も高まりますので、そういったメリットが存在します。

吾輩わがはいは猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当けんとうがつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。