ナースコールとは、病院や介護施設に設置されている設備で、患者または利用者が看護師・介護士を呼び出すための装置のことでです。 スマートフォンや見守りシステムと連動できるタイプのものもあります。
施設系
その他
居住支援系
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障がい児
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短期系
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そもそもナースコールを導入する理由は、サービス種別によってナースコールの設置基準が法律によって定められており、法律上必ず設置しなければならないからです。
ナースコールを設置しなければいけない施設は以下になりますので、該当施設はナースコールに関する法律を確認しておきましょう。
・特別養護老人ホーム
・指定介護老人福祉施設
・介護老人保健施設
・軽費老人ホーム
・有料老人ホーム
先述した介護施設にナースコールを導入するにあたって、法律の基準を満たす必要があります。
そのため、以下の4つのポイントを重視してナースコールを選んでいきましょう。
まずナースコールの基準を満たしているものの中から選びましょう。
ナースコールの基準ですが、インターホン工業会という一般社団法人が設定しているものがあります。
インターホン工業会では、2点の適合を推奨しています。
その2つのポイントとは「インターホン工業会の設定するナースコールシステムの安全を含む一般要求事項及び試験方法」、「ヘルスソフトウェア推進協議会のヘルスソフトウェア開発ガイドライン」です。
ちなみに前者のインターホン工業会の自主基準ですが、2021年9月からGRSN適合登録制度を始めました。
もし適合しているナースコールであれば、GRSNマークがついているはずです。
このマークがついている商品に絞り込んでください。
参照:JIIA 一般社団法人インターホン工業会「品質・安全性向上への取組み|インターホン工業会」
当然ながら多機能であれば多機能であるほど、ナースコールの価格は上がり予算が必要になってきます。
しかし予算は限られています。
まずは課題や目的を洗い出し、本当に必要な機能を見出すことで無駄な機能を減らし導入費用を抑えることができます。
ナースコールを導入する際には、実際に利用する人たちの意見も取り入れてみましょう。
せっかく導入しても、職員や入所者にとって扱いにくければ無用の長物になりかねないからです。
もし特定のナースコールシステムに興味を持ったら、業者にデモ使用や試験運用できないか掛け合ってみましょう。
そして使い心地を現場の人に聞いてみることで、ナースコール選びを失敗するリスクを減らすことができるでしょう。
これから新たにナースコールを導入するのであれば、Wi-Fi環境があるかどうかも重要なポイントです。
もしWi-Fi対応していないと回線工事や電話交換機の設置が必要になるわけで、余計な手間がかかってしまいます。
無線のナースコールの場合、Wi-Fi環境さえ整っていればそのまま導入できます。
価格もリーズナブルなものが多く、手間もかかりません。
あまり費用をかけることなく、手軽にサクサクと導入したければ無線ナースコールの導入を検討してみるといいでしょう。
ナースコールの料金は事業規模や居室数、システム構築に係る手数料などで異なるため基本的には公開されておらず、問い合わせが必要となっています。
先述した通り、事業規模にも異なりますが導入相場が数百万円から数千万円するため、じっくり比較するためにまずは資料請求と見積もりを行うと良いでしょう。