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厚生労働省は28日、ケアプランデータ連携システムの機能更新や利用更新方法について通知した。同システムは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間のデータ連携を安全かつ効果的に行うために国民健康保険中央会により構築され、令和5年4月より稼働している。
今回の機能更新は、事業所からの要望に基づいて実施されたもので、2024年2月28日にクライアントアプリがVer.1.1.2へと更新された。主な更新内容は下記の通りである。
・一括送信時のメッセージが一括で登録可能に
・ログイン画面を集約し、事業所ログインまでの入力手順を改善
・利用中のアプリのバージョンがウィンドウ上部で確認可能に
・お知らせが連携クライアントアプリから確認可能に
・受信一覧に遷移するだけで最新の受信一覧に更新可能に
・システムのエラーメッセージがわかりやすく
・システム利用の有効期限がアプリから確認可能に
・電子証明書の状態がアプリから確認可能に
また、システムの利用更新については、ライセンス期間が1年間であるため、継続して利用する場合は再申請が必要となる。令和5年4月に申請した介護事業所は、更新案内の郵送を受け取る予定であり、同封されている専用申込フォームURLもしくはQRコードから利用更新の専用申請フォームにアクセスすることができる。(受付期間は2024年3月4日〜2024年4月9日)5月以降に申請した事業所は、有効期限の1か月前に手続きを行うことが案内されている。