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公益財団法人社会福祉振興・試験センターは25日、第36回介護福祉士国家試験の合格者を発表した。今回の試験は、筆記試験が1月28日、実技試験が3月3日にそれぞれ実施され、合格発表は同センターのホームページにて行われた。
本試験には全体で74,595人が受験し、そのうち61,747人が合格を果たし、合格率は82.8%となった。これは、第35回試験の受験者数79,151人、合格率84.3%から比較すると、受験者数は減少し、合格率も若干の低下を見せている。
受験資格別合格率を見ると、障害者福祉施設の介護職員等91.8%、保護施設、児童福祉施設の介護職員等91.6%、福祉系高等学校(専攻科を含む)91.4%と高い合格率を示している。一方で、介護福祉士養成施設卒業予定者の合格率は71.5%と全体の平均を下回っている。
公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページでは、合格基準点及び正答についても併せて公表されている。