より質の高い、効率的な介護サービス提供のために – 介護情報利活用ワーキングで議論

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14日、厚生労働省老健局主催で「健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ」第9回会議が開催された。

本会議では、介護情報基盤による情報共有の現状と今後の方向性に関する中間とりまとめ案が提示され、介護情報の共有範囲の整理、利用者同意の取得と個人情報保護の必要対応、情報セキュリティの確保、技術的課題、および二次利用に向けた情報共有のあり方について議論された。

情報共有に係る技術的な課題としては、自治体や医療機関間で情報を連携するPublic Medical Hub (PMH)の活用とその拡張、介護情報の保存期間の標準化、およびデータの二次利用に向けた管理方法の整合性の確保が挙げられた。

今後については、介護情報基盤により共有される情報の活用方法や、法的な同意の取得が困難な場合の対応策、医療と介護の情報連携のニーズや技術的課題の整理、さらには情報セキュリティを担保するための具体策の策定が検討課題として指摘されている。

https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/001224820.pdf