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13日に開催された介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会において、厚生労働省は介護保険の対象となる福祉用具を選定する判断基準の改訂案を示した。
この改訂案の提出は、介護保険制度における福祉用具の選定基準の見直しが進行中であることを背景にしている。平成17年以来、基準は更新されておらず、現代の要介護者のニーズに応えるための見直しが求められていた。
この改訂案は、介護保険制度下での福祉用具が要介護者に適正に利用されるよう、介護支援専門員が居宅サービス計画に位置づける場合の標準的な目安となることを目的としている。
令和6年4月には、改訂案に関するパブリックコメントを実施し、幅広い意見を集める予定である。これらのフィードバックを基に、最終的な改訂案が令和6年6月に策定される見込みだ。