日本の出生数大幅減少、総人口減少が加速-人口動態統計速報より

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厚生労働省は5月24日、令和6年3月の人口動態統計速報を発表した。この統計は、日本国内での出生、死亡、婚姻、離婚および死産の各事象について、市区町村で作成された人口動態調査票をもとに集計されたものである。

令和6年3月の出生数は55,198人であり、前年同月の61,495人から6,297人減少した。これは10.2%の減少に相当する。一方、死亡数は144,451人であり、前年同月の134,156人から10,295人増加し、7.7%の増加となった。また、婚姻件数は56,864件で前年同月比3.3%減少、離婚件数は20,230件で4.8%減少した。

また、今回の速報では令和6年1月から令和6年3月までのデータが昨年度と比較されており、これらのデータから、出生数の減少が続く一方で、死亡数が増加しており、人口減少傾向が続いていることが明らかになった。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2024/03.html